カテゴリー「芝居・歌舞伎、古典等」の16件の記事

七月大歌舞伎 昼の部

七月大歌舞伎 昼の部  1階前方より

義経千本桜 
 鳥居前
 吉野山
 川連法眼館

久し振りの歌舞伎座。
今月は朝が11:30開始。終演は3:15。休憩は35分×2回というスケジュール。
これだけ時間に余裕があるなら、花矢倉まで上演して欲しかったなぁ。

海老蔵さんが忠信編を通す奮闘公演ですが、まぁ力の入り方が半端では無い。
見ている客もぐったりです。
『四の切』は、ちょっと失笑してしまったのですが、あの頑張りで許せてしまうというか。
とはいえ海老蔵さんは、猿之助歌舞伎お好きなら、もっと違うものを上演して欲しいなぁ。
(そして亀治郎さんにいつか『黒塚』を…。)

「鳥居前」
これが一番おもしろかった。
海老蔵の第一声が、父團十郎にそっくり!
それにしても元気すぎる海老蔵…。

「吉野山」
博多座で見たなぁ、と僅かな記憶を探る。
舞台下手に川が流れ、舞台上から静御前登場。
博多の時は赤姫では無かった記憶が…?筋書きが見つからなく確認出来ない。

何がどうピンと来ないのか、上手く説明できないのだが、博多座で見た時はワクワクしたのだが、今回はどうもダメだった。

狐を操る裃後見は弘太郎さん?あの演出は好きなのですが。

「川連法眼館」
改めて澤瀉屋型の『四の切』は難しいと痛感。海老蔵さんは大健闘なのですが。
散々ミニ猿之助と言われた、右近さんの忠信が、今や見たくて見たくて仕方が無い。
2005年7月は国立の歌舞伎鑑賞教室で、右近さんが忠信を演じた。また上演しないかなぁ…。

狐に早替りする場面も、準備しているが判ってしまうし、僧兵との立ち廻りは吹き替えの方の顔がバッチリ見えるし。

それでも意気込みは本当に素晴らしい。
宙乗りでは、あんなに元気な狐ははじめて見た(笑)
千秋楽まで頑張ってください。

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いのうえひでのりさんのお話

今回の『ヤマトタケル』の筋書きに、劇団☆新感線の演出家、いのうえひでのりさんのお話が2P載っています。
そういえば『アテルイ』のパンフに対談が載ってたたなぁ。

その中でも上手いな~と思ったのは「猿之助さんはビジュアリスト」という言葉。
さすがです。猿之助さんの演出の美しさを、見事一言で表しています。

セットと衣装の対比が綺麗なのです。
例えば第一幕第一場、聖宮の帝・皇后はじめて、登場人物の衣装は、豪華で派手。
その背景は黒一色。そこに白い衣装の主役・小碓命の登場。
第二幕、伊勢の場面の印象的な赤の色使い。
三幕の雹と雪の中のタケルの衣装は真紅。
最後の白。

いのうえさんのページには、朧やIZOの話、歌舞伎からの影響等も書かれていて、非常に興味深いです。

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本日のヤマトタケル

タケルカテコに猿さま登場!梅原さんも。もう大号泣しました。
最後は笑顔で手振ってくれました。
初見の猿紫ヘタルベ、大健闘でした。

写真入りの記事を見つけました!スポニチ Sponichi Annex ニュース

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スーパー歌舞伎『ヤマトタケル』

スーパー歌舞伎『ヤマトタケル』
3/6(木)夜の部 新橋演舞場
タケル・右近さん版(ヘタルベ・弘太郎くん、帝・猿弥さん)

@ぴあに美しい舞台写真が!

前回上演時にかなり見倒したので、今回は東京でタケルを2パターン見ればいいかくらいの、かるーい気持ちでおりました。

号泣、リピート及び遠征決定!

まず一幕右近さんのタケルが素晴らしくて泣き、他役者さんのグレードアップした芝居に泣き、そして何より猿之助さんの演出の凄まじさを改めて思い知り、感動で身震いした!(昔から見ているというのに。)

初演は1986年。今より20年以上も昔の演出というのに(マイナーチェンジはありますが、基本ラインは変わってません。)、全く古くなく、今でもこれだけのスペクタクル溢れた演出を超えられた作品はあるのでしょうか?いや、ありません。

本当に日本の演劇界の宝というべき作品です。「ミス・サイゴン」のセットが凄い凄いというけれど、演出効果・視覚効果からいったら、絶対スーパー歌舞伎の方が上だと思います。
はじめて熊襲の館の屋台崩しを見た時の驚愕、火の見せ方、走水の船と入水、その効果的でまた美しいこと!何十回見てもその手法の凄さに舌を巻きます。これ考えた猿之助さんは天才!

個人的に好きなのは、三幕のめでたいダンス(笑)の終盤に、バックに浮かび上がる鬼達のシルエットです。
これからのタケル一行の運命を暗示している不安と不気味さを、ただあの背景の鬼達の姿だけで表している。ああ、凄い。

踊りといえば、前回リピートしていたファンの間で話題だった、揃わないステップを踏む某さんがあの場面に出なくなってしまったのですが、今回はもう罰ゲームのようなレベルバラバラな、タケルの家来達4人のダンスが見所(笑)。いや、ごめんなさい。でも猿四郎さんをあの場面に出してのは大失敗だよ~。一人だけ踊りが上手すぎて他の三人が…(汗)

次回は段ちゃんタケル、楽しみだ!
取り急ぎ簡易報告です。とにかく迷ってる人はすぐに演舞場へGO!
日本の演劇を愛する人なら、これは絶対見なければいけない、世界に誇れる舞台です!

それにしても猿弥さん、三役お疲れ様です。四ヶ月間、ホント頑張ってください。博多も名古屋もいっちゃうぞ。

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「鳴神不動北山櫻」

花形歌舞伎公演『通し狂言 雷神不動北山桜』
新橋演舞場 19日夜の部 1等席前方花道近くより観劇

鳴神上人
粂寺弾正
早雲王子   市川海老蔵
安倍清行
不動明王

雲の絶間姫   中村芝雀
関白基経   市川門之助
文屋豊秀   市川段治郎
腰元絹巻   市川笑三郎
秦秀太郎   市川春猿
小野春風   沢村宗之助
山上官蔵   市川猿弥

八剣玄蕃   片岡市蔵
黒雲坊
秦民部    市川右之助
白雲坊
小野春道   大谷友右衛門

花道近くの席だった為か、海老蔵くんの頑張りがリアルに伝わってきて、それだけで満足してしまった。
自分が昨年余り歌舞伎を見ていないこともあり、大詰めの派手な立ち回りがとても懐かしくて。
何か猿之助さんを思い出して、涙が出てきたよ。冒頭の口上は「伊達の十役」だし、澤瀉の三階さんも出てるしで。余計にデジャブ感が強かったのかも。

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『獨道五十三驛』

私は猿之助十八番が大好きです。全部は見てないけれど、復活狂言としては、他の追従を許さない、脚本・構成力だと思います。
たがらこそ、もっと上演して欲しいし、澤瀉だけでは無く、歌舞伎界全体として取り上げて欲しいと思っているのですが、所詮は叶わぬ望みなのだろうな…。

『獨道五十三驛』はぜひとも再演して欲しい作品だった。弥次・喜多が狂言回しのように出てくるのもおもしろいし、何といっても化け猫の件。大詰めはこれでもか!と言わんばかりの早替わり。本当に楽しくて、大好きな演目です。

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蓮絲恋慕曼荼羅

国立小劇場にて観劇。
「国立劇場開場四十周年記念歌舞伎脚本募集」入選作の舞台化で、「中将姫伝説」に材を取った新作歌舞伎。坂東玉三郎演出。

予備知識無しに観劇したので、いきなり蜷川さんの『身毒丸』のようなはじまり方をしたのに、訳もなく驚いた。
美しい人が、下層な人々の間を流離う。貴種流離の話なのかと思った。(が違った。)

公募の新作でありながら、かなりレベルが高く、良く出来た作品だったと思います。
当初は演出だけの玉三郎さんが、初瀬を演じたくなったのも良くわかるし、もしかしたら最初から玉三郎さんを想定して描かれたのかも?とさえ思った。かなりの難役でもあるし。
門之助さんの初瀬の父が貫禄があって、とても良い。継母の右近さんは、こういう役も出来るのか!と驚いた。

とはいえ私はかなり苦手な芝居。一度だけしかチケットを取らなくて正解。
正直この手の芝居だったら、普通にストレートプレイで見る方が好き。ワクワクする。
こういう歌舞伎があっても良いと思うが、私は別に見なくても良い。私の芝居好き魂が、全く動かない。

装置がほとんどなく、背景に照明が当たっているのだが、この照明の色がはじまった時から苦手でした。はっきり言って安っぽいと感じた。
セットが無いことによる、イマジネーションが自分には沸かない。二幕になり暗幕が引かれてからの方が、視覚的には良かった。

去年7月の泉鏡花祭りの時にも思ったが、私は玉三郎さんのやりたい世界が、決定的に合わないらしい。澤瀉ファンとしては辛い所です。
とりあえず6月の中日劇場が楽しみ、かな。

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第21回 歌舞伎フォーラム公演

江戸東京博物館に第21回「歌舞伎フォーラム公演」を見に行ってきました♪
協賛企業のサントリーさんより、黒烏龍茶のお土産有。

意欲的な企画で、毎回楽しませてくれます。が、しかし私のコンディションが絶不調で、記憶が薄い…。
親知らずを抜いたのですよ。抜いたら痛くて、痛くて、6時間ごとに痛み止めを飲んでるのですが、痛み止めのせいで頭がぼーっとしてしまう…。
明日も観劇なのですが、大丈夫か?自分。

第一部 歌舞伎に親しむ「歌舞伎の美」
解説 勘之丞さん、実演 左字郎さん

ツケ打ちの実演と立ち回り。ちょっと仕切りが悪かったかな?
でも実演していた子供たちは凄く楽しそうでした。

第二部 歌舞伎舞踊「俄獅子」

スミマセン、記憶失いました。

第三部 歌舞伎舞踊「釣女」

左字郎さんの太郎冠者がイイ!左字郎さん、今回全演目に出演ですが、どの役も大健闘してて、凄く好印象でした。

第四部 歌舞伎「大石妻子別れ」

瀧之さん出演!いや~良かったですよ。「山科閑居」みたいな話かな?と思ったのですが、切腹もあり、勘平っぽいくだりも。
この幕だけでも会社帰りに幕見可能ですので、ぜひぜひ♪

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通し狂言『梅初春五十三驛』

感想を書く前に二月になってしまった…。猿之助さんの『独道中五十三驛』が大好きだった人間としては、コレは外せないでしょう。
菊五郎劇団による五十三驛。猿之助さん版は弥次さん喜多さんがご案内してたが、こちらは鎌倉時代、大姫や清水冠者義高が出てくる。

菊五郎劇団の通し狂言は、おもしろいとは思う。でも私の見たいものとは、ちょっと違うんだよな~。お笑いよお遊びがあるのは全然構わないのだけど、芝居全体を通した時のカタルシスのようなものが薄い。
私はこのカタルシス芝居大好きなので、猿之助さんの復活狂言や、劇団☆新感線が大好きなようだ。

序幕~二幕目までの流れは好き。登場人物が出揃い、わかり易く話が進められていく。
そこで岡崎の化け猫の話。これは私は猿之助版の演出の方が、盛り上がりがあって好き。あとおくらちゃんが、昔の亡き猿十郎さん、その後は猿四郎くんと、

アクロバットをこなせる役者さんなのも、多分猿之助さんのこだわりと思います。(中日では誰が演じるのか?)

その後がね~。場面だけ見ればおもしろくないことでは無いのだけど、ひとつひとつの場面が独立しすぎてしまっている印象。
メインディッシュを次々に見られる感じがして、余り私は感心出来なかった。
それでも大道具等、幕が開いた途端、ハッとする程綺麗で(タイタニックの演出家に見せたい・しつこいって)、久々に見て、歌舞伎って良いな~と思いました。

観劇後、時間がたち記憶が…。すみません!

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江戸東京博物館:第20回歌舞伎フォーラム公演

感想が遅くなってしまいましたが、歌舞伎フォーラム公演に行って来ました。

第一部:歌舞伎の美「江戸の美 上方の美」
実演「お祭り」
第二部:息子
第三部:応挙の幽霊

出演:片岡松之助・中村京妙・片岡松三郎・市川瀧之

何と出演者4人、その他裏方さんもメチャ少ないらしい〜。けどその分手作り感があり、とてもおもしろかった!
特に第三部「応挙の幽霊」がおもしろく、幕見もあるということで、会社の帰りに第三部だけ再観劇。数日で演出が(少しですが)変わってた!その心意気にまた感心。

ちなみに幕見料金は、一部1000円、二部1500円、三部2000円。+バクッステージツアーが1000円。
17日(日)までなので、お時間あるかたはふらりと足を運んでみてください。楽しいですよ〜!

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八月納涼歌舞伎 第三部 「南総里見八犬伝」

「八犬伝」好きなんですよー。そんなにメチャ詳しい訳ではないけど、やはり好き。原点は小さい頃見た人形劇?
前述だけど一番好きなのは犬阪毛野。次が犬川荘助。(小さい頃はやはり信乃とか現八が好きだった。)
「南総里見八犬伝」について、詳しく知りたい方は、何といってもココ!「白龍亭」(リンクフリーです)さん。
(正月のTBS版「八犬伝」への違和感も、スッキリと解説してくれています。)

舞台化されると毛野の活躍は後半だし、荘助も派手な見せ場が無いから、出番は大抵短いのだが、その辺りは諦めてます。
なので、今回の納涼での上演では、毛野がちゃんと女田楽だったり、「あさけの」と呼ばれたり、荘助が捕らえられてしまう話があったりというのは、実はかなり嬉しかった!
(澤瀉版でも歌舞伎座上演版にだけあった、信乃・浜路・荘助の3ショットに狂喜したものな〜。)

とはいえ原作に忠実に、まとまりのある筋立てだった分、ダイナミックさに欠け、案外八犬士それぞれの印象が薄かった気が。
浜路が実は道節の妹だったなんてエピソード、省いても支障無いのになぁ、と思いながら見ていました。
あと前半の話の中心になるべく、信乃の活躍が全然無いのも拍子抜け。見せ場が芳流閣だけというのも…。

澤瀉版で感心したのは、信乃を女姿で登場させた所(原作の上手いアレンジ)。男姿になる所がいかにも歌舞伎っぽく、ここで「孝」の玉もバーンと出し、さすがの演出でした。
毛野もですが、実写にしたら「女装する男」ってやはり難しいし(おかけで毛野はいつも女優さん…ぶーぶー。)、女→男は歌舞伎ならではでしょう!

村雨のエピソードや網乾左母二郎、小文吾との出会いの辺りは原作をコンパクトにまとめていて感心。
でもその前に信乃が「これぞ八犬士」というエピソードが無いのが、どうしても八犬士の印象を薄めてしまうんだなぁ…。
逆に現八の頬の痣は、ビジュアルとしてとてもインパクトがあって、格好良かった!

とはいえ澤瀉版もやたら化け猫が活躍したり(敵の強さを表すには良いか?それに大角の印象ってこのエピソード以外余り無い気が。)、原作だと実直そのものの小文吾が、敵に取り込まれていたり、道節は葛篭背負って宙乗りしたりと、無茶苦茶な展開だったり、とんでもなく荒唐無稽なのだけど、それが不思議とまとまっておもしろいのは、猿之助さんの手法ならではでしょうね。
サービス精神旺盛な見せ場の連続、そこが苦手という人もいるのだろうけど、私は「八犬伝」は派手にやってくれる方が好みかな。

とはいえ納涼の「八犬伝」も、配役もキャラクターに合っていたし、良かったですよ!

全然納涼の感想になってないな。ああ、そのうち毛野編とか、歌舞伎でやらないかな〜。
澤瀉版でも実は一番みたいのは、大昔猿之助さんと孝夫さんが何役も演じたバージョンだったりします。

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7月歌舞伎座・昼の部 簡易感想

とりあえず昼の部、「夜叉ケ池」「海神別荘」を見てきました。
マジで疲れました。おもしろいとか、良かったとか以前に、泉鏡花は立て続けに二本見る芝居なのでしょうか?私は無理。シェイクスピアも二本続けては、見られないと思うのですが。

鏡花月間にしたいのなら、せめて8月みたいに三部制でお願いします。集中力が持ちません。

昨日の『アンデルセン・プロジェクト』『ダンス オブ ヴァンパイア』二本立ては全然大丈夫だったのだけどな〜。昨日のマチソワで疲労していたのか?

帰りに食べたあさりの釜飯と小あじの唐揚げで美味でした。(もう思考力が死んでいるようだ。今日は早く寝ます。)

※再観劇の予定があるので、感想はその時に改めて…。脳が死んだ感じです。

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6月の歌舞伎〜三越劇場『女殺油地獄』

ここ数日、テレビ見ながら寝てたりとか、PCの前で寝てたりとか、眠くなるとちゃんとベットに行く人間の私にしては、珍しい現象が起こってます。よってメモ状態の観劇の感想が滞ってます。

女殺油地獄(おんなごろしあぶらのじごく)
河内屋与兵衛・・・・中村獅童
豊嶋屋女房お吉・・市川笑三郎
芸者小菊・・・・・・・・市川春猿
豊嶋屋七左衛門・・市川段治郎
小栗八弥・・・・・・・・坂東薪車
兄 太兵衛・・・・・・・市川猿弥
父 徳兵衛・・・・・・・市川寿猿
母 おさわ・・・・・・・坂東竹三郎

三越は今月のかなり早い時期に行きました。二列目だったのですが、ビニールシート配られてびっくりした…。三国志かと思っいましたよ。

ここの所澤瀉と共演する機会が多いので、よく見ている獅童くん。どの舞台もなかなか健闘していると思います。今回も痣だらけの足とか目の当たりにしたし。

ただ、健闘だけじゃダメなんですよね。「女殺油地獄」でいえば、ダメダメ男で、追い詰められた挙句お吉を殺すに至る与兵衛は、確かに現代に通じる物語ではあるのだけど、でも現代ではないわけで。
獅童くんが演じると、モロ現代人になってしまう…。

今回豊嶋屋夫妻の段治郎&笑三郎が、実に良い雰囲気若夫婦だったので、あの陰惨な殺人のあと、真っ先に思ったのは、この現場を見つけるのは段治郎さん演じる旦那さんなんだよね、ということ。
そしてダメダメ与兵衛の親の寿猿さん、竹三郎さんも良かったので、この両親の絶望を思うと切ない、ということ。

珍しく与兵衛の今後に思いがいかなかった。

でも芝居としてはおもしろかったですよ。三越の狭い劇場サイズにぴったりと合っていて。狭い舞台だからこそ、隅々までよく見ることが出来たし。
ビニールは広げるタイミングが難しかったです。三国志の時は激しい水音と共に広げられるのだけど、静かな舞台の中でがさがささせてしまった…。確かに二列目でもビニール必要でした。

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「江戸の夕映え」・・・團菊祭五月大歌舞伎

今更だが感想。今月は演舞場と歌舞伎座となかなか充実した歌舞伎月でした。私は生憎両方とも昼しか見ていないが、後日観劇した人の感想を聞くと、やはり見たかったなぁ〜と思う。

歌舞伎座は何といっても団十郎さんの復帰!で賑わっていました。

「江戸の夕映え」
歌舞伎座昼の部序幕の演目。
三之助メインの演目。前日ちょっと飲みすぎたこともあり、淡々とした演目だし、寝てしまうかも?でしたが、これが寝ている場合では無いほど、興味をひいた演目だった。
多分5月に観た歌舞伎の中で、私的には一番印象に残っている。

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三越歌舞伎の記事

少し頭を歌舞伎に戻そう。三越歌舞伎について、朝日新聞に記事が出てました。 
→ asahi.com
「女殺油地獄」(片岡仁左衛門・監修)について、獅童さん、笑三郎さんのコメント有り。
笑三郎さんの女房がかなり楽しみです。

実はこれから一週間で、「石井一孝さんライブ」「メタルマクベス」「三越歌舞伎」「Me & My Girl」のチケットが手元にある。

さらにチケット無いけど、以下の観劇を企み中。でも全部は多分無理。体力的に挫折しそうです。
「スラブボーイズ」(これは絶対再観劇します。)
「マクベス」(から騒ぎも観たいが、日程的に無理っぽい。)
「In to the Woods」(チケット未入手なので、挫折しそう…。)

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21世紀歌舞伎組公演『雪之丞変化2006』

何故か岡崎司『ワークス』やらメタルマクベスCDやらを聞きながら、『雪之丞変化2006』初日の感想を書いてみます。
初日の記事は以下の通り。

現代の夢物語「雪之丞変化2006」初日(中日スポーツ)

中日劇場で「雪之丞」初日 奇想天外な舞台で魅了(中日新聞) (雪之丞@段治郎の格好良い写真有)

この上演を聞いたとき、「何で今更雪之丞?」と素直に再演を喜ぶより、戸惑いの方が大きかった。
実際に初日を見ての感想は、もちろん一本のお芝居としてはよく出来ており、現代の部分も上手く処理していた。上出来です。
大劇場のメインの客層である、団体さん向けにはとても良いお芝居だろう。実際拍手も大きかったし、自分も楽しんだ。

でも澤瀉ファンとしては、やはり、何故、今この芝居を上演するのか、本当に判らない。観劇後も今更なんで「雪之丞」?になってしまった。
5/2に蜷川演出の「タイタス」、前日にいのうえ演出の「メタルマクベス」と見てからの観劇だっただけに、余計古さが目につき、ちょっと辛かった。
3月の国立「小栗判官」や、昨年の「ヤマトタケル」など、時間がたっても色あせない素晴らしい演目が多々あるに関わらず、何故「雪之丞」なんだろう。
以下、かなり辛口です。澤瀉ファンや、「雪之丞」を楽しんだ方は、読まないほうが良いかと。
(しかしあんな離島でユキヒコはどうやってネットに繋いでるんだ?無線LANとも思えないし。)

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