カテゴリー「芝居・歌舞伎、古典等」の130件の記事

御園座 新作歌舞伎『NARUTO -ナルト-』全公演中止

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御園座 新作歌舞伎『NARUTO -ナルト-』
4月4日(土)~26日(日)全公演を中止

チケット取っていましたが、さすがに行くのを止める予定でした。
御園座行って、名古屋に泊まって、大浮世絵展見て、温泉でもう一泊と計画してましたが、ホテル等、少し前に全てキャンセルしてました。チケットはこんな時期なので諦めるつもりで。

それでも全公演中止という事実がショックでショックで…。

役者さんのSNS見ると、どんなに無念だろうと。
両花道作っていたスタッフさん、関係者の方、どれだけ辛いだろうか。

そして去年の台風でも公演していた御園座さんが、すでに4月全公演中止を決めったって、どれだけ今が不味い状況なのかと思い知った次第です。

自分もマスク手洗い等、出来る限りの自衛はしてたとはいえ、三連休に芝居行っちゃったし。
改めて気を引き締めて、日々過ごさねば。

4月下旬くらいには少しは落ち着かないですかね…。
芝居中止にしても、マスクしない人たちが電車でわいわい話してたり、パチンコ屋はやってたり、立ち飲み屋が繁盛してたりしてますからね。

写真は散歩に行ったご近所の桜。

新作歌舞伎『風の谷のナウシカ』ディレイビューイング 前編

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新作歌舞伎『風の谷のナウシカ』
ディレイビューイング 前編

序幕 青き衣の者、金色の野に立つ
二幕目 悪魔の法の復活
三幕目 白き魔女、血の道を征く

演舞場上演時は夜の部しか見られなかったので、ようやく昼の部を見られて嬉しい。(順番逆だけど)
王蟲の中車さんの声も聞けた。

途中20分の休憩有り。

耳馴染みのあるあの音楽(邦楽に格好良くアレンジ)、完璧に世界観を再現した舞台美術。
冒頭から強く引き込まれる。

舞台美術をはじめ、世界観の再現が凄い。
なるべく歌舞伎の手法で表現しようとするのも好印象。
(それが全て成功しているというのはまた別問題)

幕開けすぐ、風の谷の場面が、完全に筋の説明になっていて、退屈なのが一番の難点。

だがその後は見せ場の連続だ。

マニ族僧正の中村又五郎さんの熱演に釘付け。
後編の歌六さんもだが、ペテラン陣の芝居が、この物語に奥行きと説得力を持たしている。
そして右近くん、上手いし溌剌。

あの膨大なストーリーを纏め上げるのは本当に大変だったと思う。

せっかく作り上げたこの芝居、今後はどうなるのだろうか。
再演するのか、見せ場だけを残していくのか。

新宿、満員でした。

『初春歌舞伎公演 夜の部』

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『初春歌舞伎公演 夜の部』 新橋演舞場

神明恵和合取組 め組の喧嘩

新歌舞伎十八番の内 雪月花三景 仲国

25日の追加公演を三階席から鑑賞。
昼は太田記念美術館の浮世絵講座に行き、そのまま演舞場だったので、体力が心配でしたが、案外大丈夫でした。

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壽 初春大歌舞伎 夜の部 

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壽 初春大歌舞伎 夜の部 
歌舞伎座

一、義経腰越状 五斗三番叟
二、澤瀉十種の内 連獅子
三、鰯賣戀曳網

発表になった時から澤瀉屋ファンがめちゃめちゃ楽しみにしていたであろう『連獅子』他、1月歌舞伎座夜の部、見てきました。

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『蝙蝠の安さん』

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Chaplin KABUKI NIGHT 『蝙蝠の安さん』
国立劇場

チャールズ・チャップリン生誕130年
チャールズ・チャップリン=原作『街の灯』より
脚色  木村錦花
演出  和田文雄

今年も様々な新作歌舞伎で賑わいましたが、年の瀬に心暖まる素敵な作品に出合えました。

チャップリンの名作映画「街の灯」がベース。正確には新作ではなく1931年が初演。
幸四郎さんが88年振りに上演に漕ぎ付けました。

幸四郎さん演じる安さんが、駄目男だけどキュートで魅力的。
彼が恋す盲目のお花は新悟さん。不幸な境遇でも必死に生きる姿が美しく大好演。オグリの照手姫も良かったし、新悟さん、躍進の令和元年です。
大店の主人新兵衛は猿弥さん。楽しく酔っぱらい、安さんとの息の合ったやり取りがおかしい。

駕篭で去る音を聞いて、お花が安さんをお金持ちと勘違いしたり、泥棒との丁々発止はだんまりだったり、歌舞伎へのアレンジが実にうまい。
どこまでが初演の時のものか判らないのだが、芝居の創りが本当に素晴らしい。

何より最後の場面の舞台の絵の美しさ!
秋の場面、銀杏や紅葉の色づく中、店先の色とりどりの菊。
その色のある世界に立つ、光を取り戻したお花と、それを見守る安さんの光景の素敵だったこと!

本当に良い芝居を見せて貰った。幸四郎さん他、この芝居に関わった方々、ありがとうございます。素敵な時間を過ごしました。

終演後は男性客も含め、目頭をおさえている人が自分の周囲にも多数いた。
また上演して欲しい芝居だった。

「風の谷のナウシカ」夜の部

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新作歌舞伎「風の谷のナウシカ」
夜の部 新橋演舞場

「四幕目  大海嘯」
「五幕目  浄化の森」
「六幕目  巨神兵の覚醒」
「大詰  シュワの墓所の秘密」

ナウシカ歌舞伎みてきました。夜の部のみ。
昼のチケットを持っていなかったが、2月に映像にもなるし、まぁ無理して探さなくてもいいかと、当初持っていた夜のみになりました。

全体的には、良かったけど、良かったけど、いろいろ惜しい感じ。

以下、ネタバレ有。

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猿之助スーパー歌舞伎の楽しみ

Img_20191011_072452 VHSビデオ「猿之助スーパー歌舞伎の楽しみ 」

ビデオを持っていたのですが、デッキが壊れ長年見ていなくて。
ようやくDVDに変換してみることが出来ました。

市販のものなので内容は既出と思いますが。

プロローグ
対談(市川猿之助・梅原猛)
オグリハイライト
対談(市川猿之助・梅原猛)
ヤマトタケルハイライト

興奮したのは、「ヤマトタケル」の初期の映像が見られた事。
帝:實川延若、皇后:市川門之助(7代目)、倭姫:澤村宗十郎(9代目)などなど。

七代目門之助さん、迫力がある。
当時は児太郎さんが兄橘姫弟橘姫と二役だった
楽しみだった段四郎さんヤイラムはあまり映らず。
信二郎さんの熊襲弟、国芳の浮世絵から抜け出してきたよう。
右近さんのヘタルベが可愛い。

DVDになっているのは1995年のものなので、ホント貴重。
演出等、今見ても格好良い。
タケルの赤とタケヒコの青がとても綺麗。

オグリについては、映像みて色々と甦って来た。

鏡を使った演出の格好良さ、笑也さんの超絶可愛らしさなどなど。
段四郎さんの台詞の上手さよ!

判官が暴れ馬を乗りこなす場面も、そうそう昔はこうだった!凄かった!と思い出す。

ラストの踊りは圧倒的に三代目版が良い。
リストバンドを振るのは楽しかったけど、セカンドのラストは衣装とか下世話すぎて…。

ワンピースの時はおもちゃ箱をひっくり返したような、雑多な部分が魅力的だったけれど、オグリではどうなのだろう。
セカンド版オグリは特に二幕が単にアクションを見せるためだけの幕になっているのが残念。(宙乗りもちょっとがっがり感が)

判官の女性遍歴のカット等、脚本の変更点は時代に合わせてよいと思う。
何より小栗党の若手たちの頑張りが気持ちよかった。それぞれ個性的で、特に福之助くんの四郎がお気に入り。

なんといっても心に残ったのは、新悟くんの照手姫。とてもとても良かった。

11月歌舞伎座夜の部

11 『吉例顔見世大歌舞伎』夜の部 
歌舞伎座

「菊畑」

梅丸くんではなく莟玉くん。美しい姿で立派な舞台。
お姫様に恋される美少年、ぴったり。
鬼三太役の梅玉さんとのやり取りに力がこもる。

正直「菊畑」だけ見ても、(ある程度筋を把握しても)前後の関係が掴みにくくいまひとつ興味がわかないと思っていたが、二人が良くて後半は見入った。

劇中な口上有り。みなさん「かわいい」の連発で笑った。

「連獅子」

幸四郎さん染五郎くん親子。
染五郎くん必死の子獅子。不安定な部分も見えるが、とにかく一生懸命で気持ちが良い。
観客も息をつめて見守る印象。
1月はおもだか連獅子。こちらも楽しみ。

「市松小僧の女」

夜の部は何といってもこの一幕。
さすが池波脚本という芝居。世間的に見たらちょっと変わった、でも幸せになろうとする男女の物語。

裕福な商家の娘だが、武芸に秀で、家ではもてあまし気味のお千代。
掏摸を生業としていたが、ひょんな事からお千代と恋仲になり、真っ当な道を歩もうとする又吉。

この二人のカップルが実に可愛い。
江戸の片隅で真面目に生きようとする夫婦。だが指に覚えこませた技は忘れられずに…。

お千代の時蔵さんが良いのはもちろんだが、同心であり、お千代の道場の同門であり、2人の理解者でもある芝翫さんが実に良かった。(先月の天竺徳兵衛はいまひとつだったので余計に)

長らく上演されなかったのがもったいない芝居。
おそらく大柄な女性と小柄な男性の組み合わせ(池波小説にはよく出てくるカップル)なのだろうが、何故か「じゃじゃ馬ならし」のキャタリーナを思い出したので、猿之助さんのお千代で見たくなった。

『新版オグリ』

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スーパー歌舞伎II(セカンド) 『新版オグリ』
新橋演舞場

梅原 猛 原作
横内謙介 脚本
市川猿之助 演出
杉原邦生 演出

「スーパー歌舞伎Ⅱ オグリ」観劇。まずは隼人くんオグリで。
再観劇予定なので簡単に。

三代目の「オグリ」もかろうじて見てますが、もう記憶にほとんど残っていない。ただ当時と随分変わった印象。(以下、感想。少しネタバレ)

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東海道四谷怪談

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「九月花形歌舞伎 通し狂言 東海道四谷怪談」
南座

民谷伊右衛門 愛之助
お岩/佐藤与茂七/小仏小平 七之助
直助権兵衛 中車 
お岩妹お袖/小平女房お花 壱太郎
乳母おまき 歌女之丞
お梅 鶴松
按摩宅悦 千次郎
舞台番/伊藤喜兵衛 片岡亀蔵
後家お弓 萬次郎

南座で「四谷怪談」が上演されると知った時、見たいとは思ったが、遠征してまだ見るかどうかはまた別問題。
試案の末、京都で見たい展覧会もあるしと、遠征を決めました。
とても良かったので、見に行って良かったです。

残念なのは三角屋敷が無かった事。壱太郎くんのお袖が良かっただけにもったいない。

東京で三角屋敷も加えた形の上演を期待します。

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