カテゴリー「芝居・歌舞伎、古典等」の94件の記事

2017年12月 1日 (金)

『スーパー歌舞伎 ワンピース』千穐楽

新橋演舞場の千穐楽に行ってきました。
凄く楽しかった!
満員のお客さんの歓声が、こんなに心地よく感じる舞台は他に無い。

一生懸命見すぎたのか、楽しみまくったのか、帰宅後9時間くらい爆睡。自分ただの観客なのに…。

大好きなお芝居の楽の日は、寂しかったり、切なかったりするのだけど、『ワンピース』に関しては何だか晴れ晴れとした気持ちになった。

また会おう!『ワンピース歌舞伎』!

以下、長文ですので、気力のある方のみお読みください。

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2017年11月23日 (木)

『スーパー歌舞伎 ワンピース』4回目

『スーパー歌舞伎 ワンピース』
新橋演舞場 一階前方花道近く

先週観劇。感想が進まないうちに演舞場公演も残り僅かになってしまった。

『ワンピース歌舞伎』、本当に迷いの無い舞台。

舞台から発せるとんでもないパワー。
細かい事はどうでも良い。
面白くて格好良くて、ただただ楽しい。

先日花道近くで見て、衣装の細かさに改めて驚かされた。
「偉大なる世界」を読んだが、色々な試行錯誤があったのですね。
インタビュー等余り読んでなかったので、はじめての話ばかりで興味深い。

サンジの鬘、もう少し髪質がふわふわしている方が綺麗なのにと思ってたら、あの重い前髪にはちゃんと意図があった。

各キャラクターの役者さんの役への作り込みと、衣装が見事にマッチしている。

衣装は劇団☆新感線の竹田団吾さん。
矢絣のメイドちゃんとか、看守の着物とスーツを合わせたような衣装とか、新感線の舞台でも見た造形。

甲冑の上に原作でもおなじみの正義のマントとか、アイデアが面白い。

ルフィの登場場面の衣装、襟元に何色も入っているのは、麦わら一味のイメージカラーとは。
仲間と別れてその色が無くなった衣装のルフィを見ると、改めてこの一味は「疑似家族」だと思う。
初演から、今回の上演時までに原作でサンジくんの出生の話が書かれている事を思うと余計に。

原作を受けてか、サンジくんの名乗りの台詞も変わった。

「美女に弱いが玉に瑕」が無くなったのは残念だが、今の「大恩受けしジジイから教え込まれた足技と 夢を受け継ぐMr.プリンス」は凄くサンジくんらしい。(台詞は間違っていたらごめんなさい)

演出もさらに進化。
基本となる歌舞伎の技法や、猿翁さんがスーパー歌舞伎で作り上げた手法を元に、もっとパワフルで、更にアニメっぽい感も強くなっている。

舞台の使い方が立体的。
シンプルにセリが上がったり、廻り舞台を使ったりするのが、視覚に訴え、とても効果的。

平さんのシャンクスの登場場面とか、ただ廻り舞台に乗って出てくるだけなのに、腰が抜けるほど格好良い。

平さん、体の使い方がとても上手くなった。(上から目線で済みません)
隼人くんも、初演の時より殺陣がキレキレ。

脚本、演出、役者、スタッフ。たくさんの人の知恵と技術と思いが、このとんでもないエンターティメントな舞台を創り上げたのだろう。

観劇が好きという方に、ぜひぜひ見て欲しい舞台だ。

難しい事はどうでも良い。ただ楽しむ!

2017年10月23日 (月)

『霊験亀山鉾』

国立劇場十月歌舞伎公演『霊験亀山鉾
国立劇場 大劇場

作:四世鶴屋南北
監修:奈河彰輔
補綴:国立劇場文芸研究会

出演:片岡仁左衛門、中村歌六、中村又五郎、中村錦之助
片岡孝太郎、中村歌昇、中村橋之助、中村梅花、片岡松之助
上村吉弥、坂東彌十郎、中村雀右衛門、片岡秀太郎 ほか

台風の中、国立劇場へ。
仁左衛門さん出て来た時の客席の沸き方が凄い。

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2017年10月16日 (月)

スーパー歌舞伎『ワンピース』

スーパー歌舞伎II(セカンド) 『ワンピース 』
新橋演舞場

原作 尾田栄一郎
脚本・演出 横内謙介
演出 市川猿之助
スーパーバイザー 市川猿翁

出演:
尾上右近 市川右團次 坂東巳之助 中村隼人
坂東新悟 市川寿猿 市川右近
市川弘太郎 坂東竹三郎 市川笑三郎 市川猿弥
市川笑也 市川男女蔵 市川門之助
平岳大 嘉島典俊 浅野和之

大変な事になってしまった『ワンピース』ですが、本当に本当に面白かった!
猿之助さん不在でも、変わらぬ感動を与えてくれる。
若手からベテランまで、みなが芝居をしっかり担っている。

素敵な時間が過ごせました。ありがとうスーパー歌舞伎!

スーパー歌舞伎といえば、宙乗りや本水のイメージが強いが、私にとっては旗と大ゼリ。
昔『ヤマトタケル』を観て、震える程格好良かった演出に、今も変わらず魂撃ち抜かれてます。

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2017年10月 9日 (月)

頑張れ、ワンピース歌舞伎

連休で温泉行って帰ってきたら、衝撃的なニュース。

市川猿之助が左腕骨折で歌舞伎「ワンピース」降板、代役に尾上右近

私はまだ今回のスーパー歌舞伎『ワンピース』は見ていないのですが、
漏れ聞こえてくる感想を見ると、本当に良いものを創ろう、お客さんをとことん楽しませようというのが感じられて、自分が見に行く日が凄く楽しみでした。

猿之助さん、あせらずじっくり怪我を治して下さい。

お客である私は、ワンピース歌舞伎を変わらず見に行きます。
そしてとことん楽しむぞ!

しかしスッポン怖い…。
2003年の阿修羅城の時、染五郎さんの履物が挟まれかけたの見たのよ…。
その後裸足で立ち廻りしてました。

どの舞台も事故や怪我、アクシデントが無い事を祈ります。

2017年9月12日 (火)

秀山祭九月大歌舞伎 夜の部

秀山祭九月大歌舞伎 夜の部

一、ひらかな盛衰記 逆櫓
二、再桜遇清水 桜にまよふ破戒清玄

歌舞伎座夜の部。
吉右衛門さんの手堅い「逆櫓」と、染五郎さんの魅力満載の「再桜遇清水」。

「再桜遇清水」は清玄桜姫もの。かの鶴屋南北作「桜姫東文章」より、昔に書かれた作品が元らしい。

しかし桜姫周囲が、身勝手すぎるぞ…。

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2017年8月31日 (木)

『八月納涼歌舞伎 二部』

『八月納涼歌舞伎 二部』0826_0_2

歌舞伎座 1階前方

一、修禅寺物語
二、東海道中膝栗毛 歌舞伎座捕物帖

良い席だったので、暑い中張り切って着物で行ったら、疲労困憊になりました。
密度の濃い、第二部でした。

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2017年8月24日 (木)

『桜の森の満開の下』再観劇 

八月納涼歌舞伎 第三部 
野田版 桜の森の満開の下 
歌舞伎座 3階席より

もの凄く心臓を抉れてしまった。
再観劇して本当に良かった。
終演後、ちょっと気持ちを落ち着かせるため、銀座をふらふらしたよ。
だって涙止まらないのだもの。
そのまま電車乗ったら怪しい人だよ。

前回の感想で「歌舞伎かどうか」などと書いてごめんなさい。
冒頭の勘九郎さんの台詞、姿から、すでに芝居の中に入り込んでしまった。

本当に恐ろしくも美しい舞台。
耳男と夜長姫の、狂おしい関係に魅せられた。

ちょっとまだ平静では無い…。

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2017年8月22日 (火)

八月納涼歌舞伎 第一部

八月納涼歌舞伎 第一部
一、刺青奇偶 
二、上 玉兎 
  下 団子売
歌舞伎座 3階前方より

「刺青奇偶」は長谷川伸作の新歌舞伎。
中車さんの新歌舞伎における充実が素晴しい。

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2017年8月18日 (金)

八月納涼歌舞伎 第三部

八月納涼歌舞伎 第三部 
野田版 桜の森の満開の下 
歌舞伎座 1階席より

夢の遊眠社版は未見。
2001年に新国立劇場で上演された版(堤さん&深津さん)は見ています。 

自分は実際野田さんの演じた耳男は見ていないけど、勘九郎さんの耳男は何故だか野田秀樹さんの色を強く感じた。
勘三郎さんが以前から歌舞伎にしたいと演目で、長男である勘九郎さんが、野田さんの演じた耳男を蘇らせる。
それだけでもう胸がいっぱい。

本日は客席に多数のカメラ有り。チケット難の公演なので、映像化されるのは嬉しい。

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