カテゴリー「芝居・一般」の192件の記事

宇田川心中

劇団1980・新宿梁山泊 合同企画公演
『宇田川心中』

青山公園南地区広場特設テント

作:小林恭二 演出:金守珍

開演7時で、終わったら10時半くらいでした。
長丁場です。特に桟敷席の方は覚悟が必要な観劇。

いやー、長くても、めちゃめちゃ面白かった!
カットされた部分を合わせると5時間超えるとのことですが、5時間超えでもぜひ観たい。
とはいえ体力の無い自分は、今度は桟敷では無い所で見たいが。
歌舞伎好きなら、かなり楽しめます。
現代版桜姫も、このくらいのクオリティだったらなぁ…。

以下ネタバレ有り。

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ファンタスマゴリア

座・高円寺 秋の劇場09 演劇村フェスティバル参加
少年社中第22回公演『ファンタスマゴリア』

作・演出:毛利亘宏
出演:
堀池直毅、井俣太良、大竹えり、岩田有民、廿浦裕介、加藤良子、
長谷川太郎、杉山未央、山川ありそ、谷口礼子、早坂理恵
石原善暢、西内裕美

ここのところ、PCの前で気が付くと寝ているという日々で、すっかり感想UPが遅くなってしまいました。
大好きな劇場の「座・高円寺」で、洒落たお芝居を見ました。
10月の観劇なので、記憶がやや薄くなってしまいましたが、簡単に。

失礼ながら、劇場の規模、チケット代を考えると、かなりお金の掛かっている芝居で驚いた。
衣装とヘアメイクがとにかくセンスが良くて可愛い。
ちらしも目茶目茶凝っている。

こちら参照→ http://www.shachu.com/pm/

脚本も伏線がきいていて、おもしろかった。
だけどすぐに感想を書く気になれなかったのは、何となく初見の人間に与えるインパクトみたいなものが薄かったからです。
うーん、悪くないのだけど、いまひとつ全体的に印象に残らない。
単に私の趣味に合わなかったのかも。

役者さんではダントツに大竹えりさんが良かった。

とはいえ次回のラインナップもおもしろそう…。

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赤と黒

『赤と黒』
2009年10月6日(火) 19:00 赤坂レッドシアター

原作:スタンダール
脚色・演出:赤澤ムック
出演:木村 了、上野なつひ、富田麻帆、本間ひとし、池下重大、眞藤ヒロシ、
佐藤晴彦、上山竜司(RUN&GUN)、坂東亀三郎

赤坂レッドシアターはお気に入りの劇場。
ここで見る舞台は、好き嫌いはあれども、ほぼ外れ無し。

19世紀のフランスが舞台。
ナポレオンの時代が過ぎ去り、貴族社会が戻ってきた頃の物語。
貧しくとも野心に満ちた“ジュリアン・ソレル”は、司祭として出世を目指していたが、
美貌と才知に溢れたジュリアンが、身分を乗り越え成り上がっていくが…という物語。

今回も興味深い舞台でした。
現代風な演出で、過去の時代の舞台を見るおもしろさがあった。
ファッションショーのような洋服の取替えは、身分・立場の違いを示しているのでしょうか。

主人公の影のような存在、鏡の中のジュリアンであり、憧れのナポレオンでもある存在が、舞台にいることが面白かった。

ただちょっと演出の手法の方が目立つ舞台になってしまったかな。
私は世界史はいい加減な知識しかなく、「赤と黒」もかなり昔に読んだきりで、記憶が薄いのだが、当時の時代(革命が起こるが、また消えて王政に戻って…という感じかな?)ならではの物語という面が取り払われていたのは、違和感があった。
ナポレオンに憧れている訳だし。

身分による格差も、それ程感じなかっし。
時代も国も違うけど、「ブラッド・ブラザーズ」は「格差社会」が良く表現されていたなぁ。

とはいえ間近で見た木村了くんは、ホントに美形。眼福でした。
レミゼ以来の富田麻帆ちゃんが、ハジけっぷりと、しっかりした演技でよかったです。
麻帆ちゃんのコゼット、大好きでした。

この日はトークショウ有りで、せっかくだから聞いて帰りました。
芝居の話以外が中心で、出演者のオタで無い自分は、余り楽めなくて残念。
演出家さんが出ている日にすれば良かったです。
まぁ私も好きな役者さんが出てれば、何話してもキャーキャーなのですがね。

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水木英昭プロデュース『虹色唱歌~眠れぬ夜のオールドメロディー~』

水木英昭プロデュース『虹色唱歌~眠れぬ夜のオールドメロディー~』
2009年9月24日(木)19:00  紀伊国屋ホール

作・演出:水木英昭 
演出補:佐藤浩之 
音楽:高木茂治
出演:宮本大誠、水木英昭、土居裕子、入絵加奈子、曾我泰久、山本崇史(Pani Crew)、他

初の水木英昭プロデュース!
土居さん出演ということで、とても楽しみでした。

面白かったです。
私好みのノスタルジックな、笑えて、ほんのり心が暖かなる筋立て。
役者さんもみな達者!
土居さんの二役や、三姉妹の軽妙なやり取りとか、おかしかった!

でも全体的にちょっと物足りないのだよな…。
町興しの戦隊ヒーロー「ニジレレンジャー」とか、楽しかったけれど。

脚本がやや薄いのかなとも思ったり。
歌える役者さんがいたのに、歌が少なくて、それが物足りなさの原因かも。
土居さん、曾我さんの歌が聞きたいという目的の、お客さんがこの舞台は多いと思うのだが。
それと無駄に増やした?というような役が目についた。

とはいえ土居さんと曾我さんの歌は素敵だった!
ああ、もっと聞きたかった。

土居さんのコンサート、またやらないかなぁ…。

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『静かじゃない大地』

G2プロデュース『静かじゃない大地』
2009年9月12日(土)19:00  本多劇場

作:演出 G2
佐藤アツヒロ 田中美里 久ヶ沢徹 福田転球 辻修 内田慈 浜田信也 諏訪雅 池谷のぶえ 久保酎吉

オオヌサの実験栽培、PTSD等、かなり重いテーマであるにも関わらず、笑いを交えつつ、さらっと進んでいく。
その軽さが持ち味だが、もう少し掘り下げて欲しいという意見もありそう。

オオヌサ栽培の為に集まった人たちは、それぞれ心に葛藤や傷を持っている。
それが一気に噴出し、全てが"無"となる。

ひと部屋の中だけで舞台は進んでいくけれど、窓の外には広い畑と太陽が存在するのが見えるようだった。
軽妙な会話と個性的な登場人物がおもしろい。

しかしあの広告代理店…。無茶苦茶イヤな奴だった。記者の人も。
現実にああいう人種と接しているのでしょうね、G2さん。

佐藤アツヒロくん演じる坂崎の心のトラウマは、予想出来るものではあるけれど、これは私の想像なのだが、妹の危険すぎる愛情に、応えてしまいそうな自分が、恐怖だったのかなとも思った。
だから恋人の存在も自分の記憶から抹消したのかな、とか。

ラストの皮肉すぎるどんでん返しは、かなり好きかも。
結局恋人・美潮の一人勝ち?

アツヒロくん、また新感線出ないかな。
私の夢キャスト、アツヒロくんの邪空が見たいのだ。
(当然出門は染五郎さん、古田さんは清明でお願いします。)

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『コースト・オブ・ユートピア』 三部

『コースト・オブ・ユートピア』 三部

ようやくラスト~!
自由、革命、そしてユートピア。
三部は切なかった。

老いて、疲れていったり、変わっていく人の中で、ツルゲーネフは相変わらず。
そういえば、他の登場人物を思い浮かべると、怒りや絶望の顔を思い出すが、べっしーは笑顔の印象だな。
老け演技はさすが。
三部も池内くんとの絡みが面白い。ここは池内くんがあの役に変わるからこそだ。

カーテンコールでは客席にも拍手。
3日間、脳をフル回転しての観劇。楽しかったです。
別所さん、勝村さんのお腹をポンポンしてました。

次はぶっ通しで見ます!

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『コースト・オブ・ユートピア』第二部

『コースト・オブ・ユートピア』第二部

昨日に引き続きコクーンへ。
別所さん演じるツルゲーネフは、二部はめちゃめちゃ出番多し。
二部一幕はほぼ出ずっぱりです。

別所さんの出番が多いということもあるけれど、二部おもしろいです。
阿部寛さんのゲルツェンが中心ですが、ゲルツェンの家族、取り巻く人々が、それぞれ印象的。
特に女性陣がみな魅力的。

一部の四姉妹はお人形さんみたいで、まぁそういう意図の役の作り方なのかな?とも思うけど。
おもしろいのは、四姉妹の女優さんを全然知らないで観劇した方二人が、「顔も似てて、遠くで見ると区別がつかない」と言ったこと。

ツルゲーネフは一歩引いて、仲間を見ているところもあるけれど、池内さん演じるべリンスキーには、強い感情を表すのがおもしろい。
あの甲高い声での笑い方。役作りなのですね。妙にツボです。

別所さんもっとストレートプレイに出ないかなぁ…。

さあ、あとラスト一日!

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『コースト・オブ・ユートピア』第一部

『コースト・オブ・ユートピア』第一部

今日から3日間、コクーンに通います。
べっしーに萌えた!

人の名前を覚えるのが、確かにややこしかったけど、本編はそんなに難解とは思わなかったし、二部に向けて、興味を引かれる内容だった。

一部は何といっても池内くんが圧巻。

しかし一部だけでも、集中力を高めていると結構疲れる。
通しで見る予定も、もちろんありますが、体力・気力が持つか…。

明日もあるので、本日はここまでで。

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ザ・ダイバー/THE DIVER

『ザ・ダイバー/THE DIVER』
2009年9月1日(火)  東京芸術劇場

作・演出 野田秀樹
出 演 大竹しのぶ、渡辺いっけい、北村有起哉、野田秀樹
スタッフ 美術/堀尾幸男 照明/小川幾雄 作調/田中傳左衛門 音響/高都幸男

重い芝居だった。
この舞台のモデルになった事件について、ネットで確認したら、もっともっと嫌な気分になった。
そんなに野田さんの舞台を見ている訳では無いけど、アプローチの仕方が直接的になっている気がする。
妻のあの台詞が、現実に発せられたものと知り、ちょっと、いやかなり気分が悪くなった。

この芝居も補助席がたくさん出ていた。
よくチケットを確保出来たものだ。

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怪談 牡丹燈籠

『怪談 牡丹燈籠』
2009年8月26日(水) 6:30pm シアターコクーン 1階後方

作:大西信行 演出:いのうえひでのり
出演:段田安則・伊藤蘭・秋山菜津子・千葉哲也・柴本幸・瑛太
   梅沢昌代・大河内浩・松澤一之・市川しんペー・西尾まり・保坂エマ・粕谷吉洋・森本健介

感想のUPがすっかり遅くなりました。
うーん…面白くなかったわけでは無いけれど、何となくいまひとつ。
いのうえさんの演出に期待しすぎたかなぁ。
その後に見た舞台に、すっかり上書きされてしまった。

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7 Days Judgement―死神の精度

『7 Days Judgement―死神の精度』
2009年8月28日(金) 19:00開演 シアタートラム 2列目センター

原作:伊坂幸太郎
脚本・演出:和田憲明
出演:香川照之、中川晃教、鈴木省吾、ラサール石井

8月はちょっとヤバい。
今年の前半を振り返って、魂持ってかれて、むやみに人に薦めたくなる芝居を見てないと思っていたが、この8月は『ブラッド・ブラザーズ』に続き、大当たり二本目!
チケットは千秋楽まで完売の模様。この日も立ち見がたくさん出ていました。

STORY(公式HPより)
死神たちはみんな人間界のミュージックを気に入っている.“彼”も同様、仕事の合間にCDショップによく足を運ぶ。“彼”が仕事のために人間界へ赴くと必ず雨が降っている。“彼”は青空を見たことがない。今回“彼=千葉”が担当するのは、藤田という中年の男だった。事前に渡された情報によれば、やくざ、ということらしい。馬鹿正直なくらいの任侠の男、藤田。その藤田に心底惚れ込んでいる若いやくざ阿久津。命をはさんで向かい合う千葉と藤田。7日後の藤田の命は、千葉のジャッジにまかされている…。

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テンペスト

りゅーとぴあ能楽堂 シェイクスピアシリーズ『テンペスト』
2009年7月18日(土)   銕仙会能楽研修所

作:ウィリアム・シェイクスピア
翻訳:松岡 和子
構成・演出:栗田 芳宏
衣裳デザイン:時広 真吾

楽しみにしていたりゅーとぴあ能楽堂 シェイクスピアシリーズ。
「テンペスト」は以前KURITAカンパニーでも観劇。
ただその時「この話、苦手かも」と思ったのだが、やはり演出が変わっても苦手意識は払拭されず…。
私的に今回はいまひとつでした。(同行した友人達は大絶賛。)

プロスぺロー(栗田芳宏)と、娘ミランダ(山賀晴代)の冒頭の件は、台詞の応酬だが、飽きることもないし、舞台の背景も、台詞だけできちんと伝わってくる。
栗田さんが、今回役者さんとして、出番も見せ場も多かったのは、嬉しかった!

ただエアリエルや、妖精たち、キャリバンの造詣が合わなかった。いまひとつ判りにくい。
KURITAカンパニーで上演した時は、河内大和さんがエアリエルだったけど、そっちの方が好きでした。
妖精たちのビジュアルは素敵でした。
エアリエルを能楽師の方が演じるのは、非常におもしろい試みではありましたが。

そうそう、ファーディナンドが面を付けていたのは何故?
芝居の中に隠された、演出家からの意図やメッセージを、受け止められなかった自分が残念。
音楽は今回めちゃめちゃ好きです。

銕仙会能楽研修所は桟敷席なので、さすがに130分ノンストップは疲れました。
客席は超満員、外国の方もちらほらと…。
次回はもう少し大きな場所でも良いかもしれませんね。

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『ヘッダ・ガブラー』のパンフレット

Dsc03117_2 何とデジタルパンフレットです。
お値段は100円。
おもしろいから買ってみた。

パンフ、高いお金出してスカスカだったり、
収納場所に困ったりと、最近すっかり買わなくなった。
データ形式のパンフというのも、一興かも。

さて、どんなものか、今からダウンロードしてみます。

『ヘッダ・ガブラー』、戯曲が凄く面白かった。
感想はパンフを読んだ後にでも…。

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東京ギンガ堂 『新宿パラダイス-光は新宿より』

東京ギンガ堂 『新宿パラダイス-光は新宿より』
6月19日(金)19:00 歌舞伎町「大久保公園」内 特設会場  新宿 大久保公園シアターパーク
脚本・演出:品川能正/音楽:上田 亨/舞台美術:加藤ちか

せっかくテントの写真を撮影したのに、間違って消してしまったよー。
かつてのコクーン歌舞伎みたいに、舞台の後ろから待機する役者さんや、走り回るスタッフさんを眺めてみたいです。
そんなワクワクさせてくれる空間。

昨年の「サムライ高峰譲吉」に続いて2度目のギンガ堂公演。
芝居として纏まっているのは「サムライ高峰譲吉」だけど、ワクワクするのは今回の「新宿パラダイス」です。
初日の観劇ということもあり、入場に時間が若干かかったり(でもスタッフさんの対応は好感が持てます)、間延びする部分もあったりしたけれど、新宿で、テントで、ごった煮のような新宿が舞台の芝居を上演しているというだけで、ポイント高い。

今回は特に舞台の転換、セット、テントの背景の効果的な開け方が素晴らしい!
ラストシーンの舞台美術が、特に印象的。これは見る方、楽しみにして欲しいです。

力道山役、丸山厚人さんが実に良かった。唐組にいた役者さんなのね。
体格も立派で、格好良い。プロレスシーンもなかなか。
他の舞台でもぜひ見てみたい役者さん。

ちょっと全体的に長いかなぁとも思ったが、脚本の品川さんの描く世界が、基本的に私は好きみたいです。

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夏の夜の夢

『夏の夜の夢』  
6月11日(木)14:00 新国立劇場・中劇場 2階Z席

はじめてZ席に挑戦。
朝早いのも、並ぶのもキライな軟弱者ですが、たまたま新宿に午前中行く用事があったので、伊勢丹のぴあに並んでみました。
平日ということもあり、あっさりゲット。席も見やすかったし、これで1500円はオイシイです。

評判の良かった舞台の再演ということもあり、よく出来た芝居でした。
ここの所、『夏の夜の夢』はAUN版やらG2版やら、変化球の演出が多かったので、安心して見ていられる正統派。

おもしろいなぁと思ったのは、『夏の夜の夢』って何処に中心を持ってくるかで、全然印象が変わるのだなぁ。
今回はキャストを見ても判る通り、妖精の王オーベロン、女王タイターニア、そして妖精たちが中心。
彼らからみた人間社会のドタバタ劇という風に見えました。

AUN版は4人の恋人達がメインだった印象。(4人のドタバタのおもしろさは、AUN版は素晴らしかった)
色々な話が同時進行していくから、逆に中心を絞ったほうが判りやすいのかも。

ただ『夏の夜の夢』 を見ていつも思うのだが、職人の件がどうも退屈なのだよなぁ。
これはどの演出を見てもなのだが。今回もここで睡魔に…。済みません。

廻り舞台を使ったセット、特に森のセットがとても綺麗。
妖精たちの羽根も可愛い。オケの人達も背中に羽根を付けてて洒落ていた。
妖精チーム、チームワークも良くて、本当に良かったなぁ。

それにしても平日の昼間とはいえ、空席の目立ち方が悲しい。

作:ウィリアム・シェイクスピア
翻訳:松岡和子
演出:ジョン・ケアード

出演:
村井国夫 麻実れい
チョウソンハ 細見大輔 石母田史朗 小山萌子  宮菜穂子
青山達三 大島宇三郎 吉村直 大滝寛 小嶋尚樹 酒向芳 水野栄治
神田沙也加 JuNGLE 倉田亜味 清家悠圭 森川次朗 浅井信好 柴一平 西田健二

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桜姫

Bunkamura20周年記念企画『桜姫』
6月13日(土)14:00 シアターコクーン 一階後方

原 作 四世 鶴屋南北
脚 本 長塚圭史
演 出 串田和美
出 演 秋山菜津子、大竹しのぶ、笹野高史、白井晃、中村勘三郎、古田新太 他

自分は普通の席でしたが、可動式の客席ってナニ?CATSみたいなもの?と疑問を抱きつつ劇場へ。
舞台は三方を囲む形。問題の可動式客席は、中村座の桜席のような、上手と下手の高い位置にある。
この客席が冒頭の場面のあと動き、舞台後方へ移動。四方囲みという形状に変化する。
なるほど、と思った次第。

今回6月が現代版、7月が歌舞伎版だが、上演は逆の方が良かったかも。
長塚さん苦手な私にしては、楽しく観劇出来ましたが。

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女信長

『女信長』
青山劇場 一階後方

原作 佐藤賢一 「女信長」(毎日新聞社刊)
構成・演出 岡村 俊一

出演 黒木メイサ、中川晃教、河合龍之介
山崎銀之丞、有森也実、石田純一 他

余り期待しないで行ったら、結構おもしろかったです。もう一回見たいくらい。
とはいえ脚本は酷い。メイサ、アッキー、銀之丞さんが良かったので持っている芝居。
自分は信長辺りの史実には思い入れ無いから良いけど、好きな人は「そりゃないよ」の連続だろうなぁ。幾らなんでもお市の方の描き方とか酷くないですか?
史実がベースなら、「そう解釈したか!」みたいな驚きがあると嬉しいのだが、その手の楽しみは得られません。

メイサさん、良いね。綺麗だし、格好良いし、魅力的。
それだけに脚本の稚拙さが残念。やたら女を武器にしたり(なら男装している意味ないじゃない)、二幕では「女としての幸せ」だのしつこく言い出して、見ててウザい。
その他女性には不快な表現が多い芝居。原作もそのままらしいが、日本の演劇の観客層が圧倒的に女性が多いことを考えると、商業演劇としては(女性客を不愉快にさせるという点で)駄目ではなかろうか。若いイケメン揃えているから、それで満足しとけということか?
メイサさんの役としては、4月の「赤い城、黒い砂」の方が全然良かったです。
「赤い城、黒い砂」比較するには、脚本・芝居のレベルが違いすぎますが。(まぁ、「赤い城、黒い砂」もちょっとモニョる部分はあったけど。でもメチャメチャ面白かったですよ。)

難しいですね。「赤い城、黒い砂」では馬淵英俚可さん演じたカイナが、女の嫌らしさ全開のキャラクターでしたが、全然不快では無かったし。
「××は実は女だった」というと、「新・三国志」を思い出すが、実は女性の劉備の行動は一貫してて、気持ちよかったなぁ。
オスカル様と共通する女性ウケする男装の麗人。
今回は女の自分と男の自分が破綻していく→破滅に向かうという構図はおもしろいが、消化しきれていない印象。

銀之丞さんはさすが。
予想外に良かったのはアッキー。二幕で展開がウザくなったが、アッキーの光秀で救われた。凄く一直線な感情に打たれる。

あ、やはりこの芝居って、ベルバラの逆を行こうとして失敗したのかな?
光秀はアンドレポジションですよね。
あのビジュアルはどういう意図が。トートみたい。

「SAMURAI7」の時もだが、脇の役者陣がいまひとつ。全員叫んでばかりで、見ていて疲れます。

アレ?面白かったと言っていたのに、何故こんな感想?楽しかったのになぁ。
結局岡村演出が、私の好みでは無いのでしょう。
誤解されそうなので改めて書きますが、別に芝居は女性ウケしなくても全然良いのですよ。主義主張を貫いてください。
ただ「商業演劇」という括りで上演するなら、そこは考えないとヒットはしないと思います。

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きらめく星座

五月初頭に観劇して、感想を書くのをすっかり忘れてました。
記憶が薄いけど、少しだけ。

『きらめく星座 ~昭和オデオン堂物語~』 天王洲銀河劇場

作:井上ひさし
演出:栗山民也
音楽:宇野誠一郎
出演者:久保酎吉、愛華みれ、阿部力、前田亜季、相島一之、木場勝巳、後藤浩明、八十田勇一

何度も上演された作品だけあって、非常に脚本がしっかりしているなぁ。
オデオン堂という町と小さなレコード屋。家ではいつも音楽があって、家族が笑ってて…。
そんな日常がどんどん破壊されていくのが切ない。

意外に(失礼)愛華さんが良かった。周囲が芸達者な人ばかりなのだが、愛華さん、明るいお母さんにぴったりでした。

長崎に疎開したり、満州へ行ったりと、あの物語のあとの人達は、どうなってしまったのか…。

前半ややテンポが悪いのが残念。

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東京芸術劇場 小ホール2に行く

池袋の東京芸術劇場へ行く。中ホールは何度か行ったことがあるが、小ホールははじめて。
座ったのはE列。開演前から少し嫌な予感はしていた。
幕が開き、予感が当たったことを知る。

前列の人達の頭が邪魔で、舞台見切れまくり!

いや、本当ににまいりました。
舞台が不自然に高いのですが、前列の段差がほとんど無い事への対策でしょうか。
それでも舞台で座ったり、ましてや寝転んだりしたら、視界から役者が消えます。
そして舞台が高いので、首が痛くなるという…。

今時こんな酷い設計の劇場があるんだなー。
芸術監督が、野田さんになったのでしたっけ?
演目の充実の前に、劇場の作りを何とかして下さい。
(ロビーは綺麗♪やはり消毒液があった)

肝心の芝居は劇団岸野組『万(よろず)お仕事承ります』というもの。
もちろん初めての劇団。
時代劇で、ちょっと身内受けが鼻につくなぁ、なんて思っているうちに、舞台に座る場面が多くなり、視界を塞がれ集中力を欠いてしまい、睡魔に襲われてしまった。

劇場に対する不満で終わってしまった観劇でした。
何しに行ったのだろう…。

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雨の夏、三十人のジュリエットが還ってきた

『雨の夏、三十人のジュリエットが還ってきた』
5月11日(月)19:00 シアターコクーン 一階BR席

作:清水邦夫
演出:蜷川幸雄

出演・
鳳蘭、三田和代
真琴つばさ、中川安奈、毬谷友子
ウエンツ瑛士、古谷一行、石井愃一、磯部勉、山本龍二、横田栄司 他

この芝居は、時間の止まった風吹景子に三田和代さん、景子が待ち続ける男役スター弥生俊に鳳蘭さん、というキャスティグをした時点で、大成功といえるだろう。
観劇を迷っている方、お勧めです。三田さん見るだけでも、価値のある芝居。

(以下、ネタバレ有り)

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『赤い城 黒い砂』2回目

『赤い城 黒い砂』 2回目
4月25日(土)17:00 日生劇場 一階K列上手

原作 「二人の貴公子」ウィリアム・シェイクスピア・ジョン・フレッチャー
脚本 蓬菜竜太
演出 栗山民也

出演 
黒の国の騎士ジンク:片岡愛之助
黒の国の騎士カタリ:中村獅童
赤の国の王女ナジャ:黒木メイサ
牢番の娘ココ:南沢奈央
赤の国の王クジャ:中山仁
クジャの側室の子カイナ:馬淵英俚可
武器商人モト:中嶋しゅう

最近見た大劇場での新作では、脚本・演出がピカ一であり、非常に意欲的な芝居と感じた。
なので二回目を観劇。初日近辺一回目を見てたら、もう一回くらい見ていたろう。
これだけ良い作品なのだから、もっとたくさんの人に見て欲しかったし、ぜひ再演もして欲しい。
色々ともったいない…。

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劇団BOOGIE★WOOGIE 「The Joker」

劇団BOOGIE★WOOGIE ACT.22 
『「The Joker」 ~騙されるより騙した方が、人生面白いんじゃないか~』

4月22日(水)14:00 d-倉庫
090422_16180001

脚本 沢崎麻也
演出 小川信太郎
公式HP

初の日暮里d-倉庫。どんな劇場がワクワク。
繊維街を歩いて、住宅街の中に、駐車場のようなスペースが!
ありました!d-倉庫!いかにも倉庫な外観で良い感じ。

ロビーも広い。ロビーはアトリエっぽい。
劇場も客席の段差がかなりあるので、とても見やすい。これは良い劇場!
マチネだったので、帰りはゆっくりと繊維街で買い物も出来た。
芝居もおもしろかったし、充実した一日でした。

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アクサル第10回公演「BANANA FISH」

アクサル第10回公演「BANANA FISH」
2009年4月19日(日)17:00~
新国立中劇場

原作 吉田秋生「BANANA FISH」
脚本・演出 吉谷光太郎

新聞の招待券に当選したので行って来ました。
原作はもちろん読破。それどころかドラマCDまで持っています。
(古田さんのブランカ目当て)
漫画原作の舞台化って、結構イタイのではないかと、ドキドキしつつ…。

脚本と演出は頑張ってました。
原作が膨大なので、下手すると「名場面ダイジェスト」になりかねないのを、よくまとめてました。
場面がどんどん変わっていくのを、スピーディーに作っているし。
キャストもイケメン揃いで、なかなかイメージに合っている。
特にユーシスはぶっとんだ。綺麗だわ、所作も良い。
まぁ登場人物多いし、展開が早いから、原作知らないと一幕はついていくのやっとになりそうですが。

ただあの無意味なお笑い&内輪受けは、本当にいただけない。
くだらないし、おもしろくもおかしくもない。あれで芝居が台無し。
この日は千秋楽ということで、最後に挨拶がありましたが、「もっと上を目指したい」(だったかな?)といった発言がありましたが、あんなくだらないコントやっているうちは、絶対無理だよと突っ込みたかった。
新感線とか、昔からめちゃめちゃおもしろかったものな。

過去の公演をみたら、もう少し小さい劇場で上演していたようで。
音響の関係か台詞が聞き取れなかったりと、劇場のサイズに舞台全体がまだ慣れていない印象。

…と文句を書きましたが、楽しめたお芝居ですよ。
アッシュ役の柄谷吾史さん、格好良いね!
英二がいまひとつだったのと、アッシュと英二のエピソードがもっとあればなぁ、とも思った。
病院の場面もあっさりだったし。(私が原作で一番泣いた所だ)

今夜は久し振りに原作を再読しよう!

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取り急ぎ『赤い城黒い砂』

スケジュール調整に失敗し、連日の観劇となってしまった。
体力、気力が下がるから、なるべく避けたいのだが。
そんな中での日生劇場行き。
栗山演出にもそれ程惹かれないし、楽しみだったのは松井るみさんのセットくらい。
とてもテンション下がったままの観劇となった。

いや、予想外といったら大変失礼なのですが、かなりおもしろかった!

突っ込み所はあれども、勢いのある脚本が気持ち良い。
シェイクスピアの原作を、かなり書き換えたとことだが、原作も読んでみたい。

はっきり言って『蜉蝣峠』より、全然おもしろかったわ。
なのに新感線ブランドで客は入るのだよな~。
新感線好きなだけに、腹たつのだった。

完成度って点では、『赤い城黒い砂』は正直いまひとつだし、主役三人の演技力ももう一歩なのだけど、それでも、私にとってはおもしろかった!もう一回みたい!と思わせるものがあった舞台。

セットは想像以上に格好良かったぞ!それとパーカッション!素敵だ!
馬渕英俚可さんは、本当に素晴らしいわ。

取り急ぎ、簡易感想です。

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中也が愛した女

『中也が愛した女』
2009年4月15日(水)
赤坂RED/THEATER

作・演出: 古城十忍
出演:山田キヌヲ、池上リョヲマ、溝渕隆之介

公式HP→http://www.chuyagaaishitaonna.com/

ちらしを見て惹かれて観劇。初日の客席は満員でした。
赤坂RED THEATER、今年も何度か行ってるが、何か落ち着く劇場だ。

舞台はシンプル。出演者は三人。
演劇というより、朗読劇。と思ったら、元々朗読劇だったのね。
その際の出演は、秋山菜津子(長谷川泰子)、高橋和也(中原中也)、瀬戸口郁(小林秀雄) とのこと。
うわー、めちゃめちゃ見たかった。

脚本が凄い。ひちすら三人の台詞、台詞、台詞。
ただの朗読になりかねない構成なのに、圧倒的なパワーで、その場の情景が生々しく浮かぶ。
三人の複雑に絡み合った関係がおもしろすぎる。

どう見ても泰子は中也と一緒にいた方が幸せになれそうなのだが、そうもいかないのが男女の不思議。
そして愛した小林の元にいながら、神経を病んでいく不幸。
どうにも切れない中也と泰子。ののしりあい、つかみ合いの喧嘩をしながら、離れられない。でも男女の関係には戻れない。
これも一種の共依存?

休憩なし。息をつかせない怒涛の展開。
中也役の池上リョヲマさんの、ちょっとエキセントリックな演技が印象的。

役者陣はいっぱいいっぱいの感じですが、良かったですよ。
セットは余り好きではなかった。(あの色がちょっと…)

唯一残念なのは、隣のおばさまが、寝ていた挙句、私に凭れかかってきたことだ!
寝るのは良いけど、周囲に迷惑掛けないで~。
しかも反対側は旦那さん。奥さん、どうにかしてよ(怒)!
もちろん肘でつついて、押しやりました。

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ひかりごけ

劇団四季『ひかりごけ』
2008年4月5日(日)14:00開演
自由劇場 前方センター

原作:竹田泰淳 
演出:浅利慶太
キャスト:日下武史 中村匠 神保幸由 高橋征郎 他、声の出演者

今日は再び赤坂へ芝居観劇。これから連続観劇です。今日の感想の前に、4月初頭に見た『ひかりごけ』の感想。
大分記憶が薄くなってきてしまった。
初日に観劇。ロビーで浅利慶太さんにぶつかりそうになった。とても元気なお姿。

以前から見たかった演目。有名なひかりごけ事件が題材。
二幕もので、一幕は難破して追い詰められていく場面。二幕は船長一人のみの裁判。
上演時間が短くて驚いた。

正直、めちゃめちゃ期待していた割には、私の心はそれほど揺さぶられなかった。
良い芝居だとは思うのですが。特に二幕。(でも声を加工しすぎ)
あのシンプルな三方を囲んだ、白い壁のセット。不気味な仮面。
その中に一人立つ船長。応酬される台詞のやり取り。

罪とは、裁判とはと、考えさせられた。

ただ一幕がどうにも私の好みに合わなかった。
あのビニールを貼り付けたような衣装も、チープだし。

以前、THE・ガジラの鐘下辰男版『ひかりごけ』を見たが、原作と四季版を、非常にリスペクトしてる、素晴らしい芝居だったと再認識。
難破して、追い詰められている怖さは、ガジラ版の方が見ていて痛いくらい、伝わってきた。
まぁこれは劇場がスズナリだったというのも大きいけれど。

現在、原作を読み始めました。
芝居が蘇えってくる。

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淫乱斎英泉

『淫乱斎英泉』
2008年4月3日(金)14:00開演
あうるすぽっと

作:矢代静一
演出:鈴木裕美
出演:浅野和之 田中美里 木下政治 高橋由美子 山路和弘

ちらしを見た時から期待していたのですが、これはもう期待以上!
めちゃめちゃおもしろかったー!
ただ残念なことに、平日マチネということもあり、お客さんの入りがいまひとつ。
濃厚な芝居が見たい方、ぜひぜひあうるすぽっとへ!

しっかりした戯曲を、的確に演出すれば、これだけ見応えのある芝居が完成するという、素晴らしい見本。
演出と舞台美術が凄い!舞台全体は三角形のような、座敷なのだが、奥に襖(だったかな?)があり、その後ろが恐らくスクリーン。
場面、時間の移り変わりが多いのだが、セットを生かし、後ろのスクリーンの映像で、背景・季節・時には浮世絵、春画を映し出す。
この映像が最近の新感線のように「いかにも映像使ってます」感が全く無い。自然なのだ。
舞台中央で行われている、役者さんの激しい芝居を、十分に引き立てている。

美しい舞台美術の芝居は、何度もみたけど、一歩間違うと、舞台美術を見に来たになりかねない。
そういった意味でも、最近自分がみた芝居の中では、間違いなく最高の舞台美術、舞台効果だったと思う。

そして役者さんの力を、最大限に引き出しているのは、演出家の力だろう。
出演者全員の演技の応酬にも唸らされる。

英泉役の山路さん、高野長英役の浅野さん、共に怪演。人間の業を見せ付けられ、怖いくらい。
お峯役の田中美里さんも凄い。兄・英泉との共依存のような関係。思慕を寄せる長英との関係の変化。
どろどろの人間模様の中、自然体のお半役の高橋由美子さん、越後屋の木下政治さんの存在も実に良い。

見応えのある芝居でした。
時間があれば、もう一度みたいくらいです。

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『イリノイのリンカン』その後

3/19の記事に載せた劇場内の不手際の件で、製作の方から、丁重なメールを頂きました。

通常クレームとかって、面倒なので滅多に出さないのですが、今回はふたつ続いたので、出してみた次第です。
いまひとつ納得はいかないのですが、スタッフ間の連携・連絡が悪いのかなぁ…。
一応チケット代5000円と、それなりの価格のお芝居です。

ひとつめのアクシデントについては、まぁ気の毒な部分もあるので、ここでは書きません。
ふたつめについてはなぁ…。スタッフは誰も舞台を見ていなかったのかしら?
あわやお客さん負傷ということになりかねかなかった事態が、観客から指摘されるまで全く伝わっていなかったというのは、驚きです。

もちろんきちんとアンケートに目を通して、お返事を頂いたことに関しては、とても感謝しています。

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『イリノイのリンカン』で余計に不愉快に

『イリノイのリンカン』
ハーフムーン・シアター・カンパニー公演
2008年3月18日(水)19:00開演 俳優座劇場

昼のWBCが余りに不愉快な試合でイライラしたので、芝居を見て気分を変えよう♪と六本木へ。
だが芝居の内容以前に、スタッフの対応の悪さ、お客をないがしろにする態度に、余計にストレスを溜める。
劇場内であんな騒動や、こんなアクンシデントが起こっているのに、何やってるのやら。
初日だし、恐らくこのカンパニーの責任のある立場の方も、劇場内にいて、開演前の騒動や、芝居中のアクシデントも見ていただろうに。
関係者、ご招待らしき方々も多数いらっしゃっていたようなので、そちらの対応にお急がしかったのでしょうね。(もちろん嫌味)

アンケートにクレームとして書きましたので、詳細は省きますが、普通に演劇を楽しみたいお客は、行ってはいけない場所だったのでしょう。観客として行った私が馬鹿でした。

芝居については、申し訳ないけど、相当印象悪くなってるので…。
初日とはいえ、台詞はカミカミ、装置は倒れそう、更に袖でどったんばったんの音がまる聞こえ。
「上演することに意義がある」で完結してる内容です。繰返しますが、行った私が馬鹿でした。
まともな感想など、書ける状態ではありません、ということで。

下手したら、今頃私、怪我して病院だったわ…。無責任すぎ。

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ストーン夫人のローマの春

『ストーン夫人のローマの春』
2008年3月2日(月)19:00開演 パルコ劇場

原案・原作:テネシー・ウィリアムズ
劇作・脚本:マーティン・シャーマン
演出:ロバート・アラン・アッカーマン
出演:麻実れい / 江波杏子 / 団時朗 / 今井朋彦 / パク・ソヒ / 鈴木信二 他

アッカーマン演出、麻実れいさん主演ということで、ちらしを見た時から楽しみでした。
ところが初日の延期という不測の事態、若干の不安を抱えながらパルコ劇場へ。
うーーーーーーん、不安的中といった感じ?

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ピランデッロのヘンリー四世

「ピランデッロのヘンリー四世」
2008年2月27日(木)19:00開演
シアタートラム

作:ルイージ・ピランデッロ
英新訳:トム・ストッパード
翻訳:小宮山智津子
上演台本・演出・出演・ベルクレディ:白井晃
美術:松井るみ
衣装:太田雅公
照明:齋藤茂男

出演:ヘンリー四世・串田和美/マティルダ・秋山菜津子/医者・千葉哲也/フリーダ・長谷部瞳/ディ・ノッリ・中山夢歩/ランドルフ・櫻井章喜/ベルトルド・反田孝幸/オルダルフ・大林洋平/ハロルド・佐藤卓/ジョバンニ・池田六之助

串田+白井コラボ企画第三弾。一度見てみたかったし、今回は千葉さんが参加♪
まず最初にタイトルを聞いた時、当然シェイクスピアが書いたイギリスのヘンリー四世を思い浮かべました。
でもこの芝居は神聖ローマ帝国のドイツ人皇帝のヘンリー四世。

感心したのは、最初にその点をきっちり観客に説明していたこと。
それも芝居の中で全く不自然なく。これは元の戯曲通りなのかな?確認してみたい。
事前に簡単な説明の紙も配布されていたので、すんなりと物語に入っていかれた。

以下、ネタバレ有り。

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ちっちゃなエイヨルフ

ちっちゃなエイヨルフ
2008年2月11日(水)13:00
あうるすぽっと

作:ヘンリック・イプセン
演出タニノクロウ(庭劇団ペニノ)
美術:朝倉摂
上演台本・プロデューサー:笹部博司
出演:勝村政信、とよた真帆、野間口徹、馬渕英俚可、マメ山田 他
主催:メジャーリーグ

あらすじ(公式HPより)
ノルウェーの片田舎。この町の有力者の娘リタ(とよた)と学校の教員でもあり、作家でもあるアルメルス(勝村)には、足がビッコの9歳の息子エイヨルフがいる。2人は、息子の家庭教師を、アルメルスの腹違いの妹アスタに頼んでいる。また、このアスタの事を好きな近所の土木技師ボルクハイムは、アスタに会うため、よくこの家に顔を出す。

ある日、鼠ばあさんなる、ネズミ駆除を請け負う老婆が、「厄介ものはいないか、厄介ものは、あたしが駆除してさしあげよう。」と、この一家を訪れる。一家は気味悪がるが、エイヨルフは、まるでハーメルンの笛吹きのように、この老婆について行き、海でおぼれ死んでしまう。

かくして、このドラマは、ベールがはがされ、一気にそれぞれの内面が露出していく。

いやー、イプセンという人は、ほんっとにいやらしい戯曲を書くなぁ。
登場人物それぞれに抱える、澱のような心が、見ていて痛い。

中心になっているリタとアルメルスの夫婦。
歪んだ夫婦関係だ。女王様のような妻とまるでヒモのような夫。
そんな夫婦の、エイヨルフ。足が悪いが、とても純粋で頭の良い子供。

筋を全然知らなかったのですが、あっという間にその子供が事故死してしまうので、驚いた。
その死を切っ掛けに、危ういパランスで成り立っていた夫婦の関係は、一気に亀裂が走ってしまうのだけど…。

妹アスタを演じた馬渕英俚可さんが、凛とした存在感で素敵。
兄と妹にも、一線を越えかねない危うい関係がそこにある。

勝村さんは妻に対する時、愛する子供に対する時、そして唯一心を許せる妹に対する時。
それぞれ素晴らしい。

もつれにもつれて、ぶつかり合う姿が、悲しく迫ってきた。

各幕ごとに少しづつ変化するセットも良かったし、役者さんの演技力にも大満足。
とはいえ2時間ノンストップ、結構集中力を持たせるのが大変だった。私が病み上がりというのも大きいけど。

今回は私は割引チケットで観劇したが、祭日ということもあり、お客の入りもなかなか。
だがとにかく途中入場が多すぎる!30分以上遅れている人も数人いた。静かな芝居だから、その度に集中力が削がれる。
しかも前方にでかい鼾をたててる人が…。客席最悪だった。

良い芝居だと思うけど、そういった環境での観劇だったからか、いまひとつ心が沸き立たず。残念。

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劇団鹿殺し第19回公演『ベルゼブブ兄弟』

劇団鹿殺し第19回公演『ベルゼブブ兄弟』
2008年2月10日(火)19:30
赤坂RED THEATER →詳細はこちら

脚本:丸尾丸一郎
演出:菜月チョビ
出演: オレノグラフィティ、菜月チョビ、丸尾丸一郎、山岸門人、橘輝、円山チカ、坂本こ美、傳田うに、高橋戦車、菅野家獏、木村セキュ(以上、劇団鹿殺し)
今奈良孝行(エッヘ)、小林健一(動物電気)、森下亮(クロムモリブデン)

強く推薦する方が身近にいたので、試しに行ってみる。
久々のRED THEATER。RED THEATERさんは好きな劇場です。
RED THEATERの目の前のパプでビールが飲みたくなるが、禁酒中につき我慢我慢…。

それにしても病後復活第一発目がこの芝居って、刺激が強すぎるぞ。
ある意味チャレンジャーな自分。

開演前からずっとXのカバーが流れているので、どういう意味かと思ったら、本編にちゃんと絡んでた。なるほど。
そういった仕掛けを含め、細かい所まで凄く凝っている。
喪服を借りて着るという場面があるのだが、ちゃんと喪服のサイズが合ってないのに感心

はじめて観た劇団だが、非常におもしろかった。
内容は暴力あり、血あり、残虐描写あり、なのだが、不思議と不快感が無いのは何故?
古田さん辛みの、某芝居とか、某芝居とかは、グロくてかなり苦手だったのに。
その辺りが菜月チョビさんの演出の魅力なのだろうか。
音楽もツボだった。
役者さんも上手い。安心して見てられる。

自分たちの創っている芝居に、愛情と自信を感じる。良い劇団だわ。
役名等の書かれたペーパーも、ちゃんと配布。
休憩なしだったので、さすがに体力不足の自分は、終演後結構ふらふらでした。

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第16回読売演劇大賞

今朝読売新聞を開いたら、でかでかと「第16回読売演劇大賞」の記事。
ネット検索したら、昨日には発表されていたようですね。

何故かasahi.comに記事あり。

大賞はやはり「焼肉ドラゴン」です。今年はこの作品がぶっちぎりですね。
それだけの価値のある、素晴らしい作品でした。私は特にお父さん役の俳優さんがお気に入り。

それに大納得の宮沢りえさん。ノラの演技は文句の付けようが無かったし、千葉さん、段田さんと脇を固める役者さんも凄かった。
堤さんは正直、りえちゃんに押されていた感が…。

他の受賞者は以下のとおり。

大賞・最優秀作品賞 新国立劇場「焼肉ドラゴン」
最優秀男優賞 平幹二朗(「リア王」「山の巨人たち」)
最優秀女優賞 宮沢りえ(「人形の家」)
最優秀演出家賞 サイモン・マクバーニー(「春琴」)
最優秀スタッフ賞 謝珠栄(「AKURO」の振り付け)
杉村春子賞 中村勘太郎(「仮名手本忠臣蔵」の演技)
芸術栄誉賞 TPT
選考委員特別賞 中村吉右衛門(「逆櫓」「大老」の演技)

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劇団AUN 「マクベス」

劇団AUN 「マクベス」
2008年12月26日(金)19:00
恵比寿 エコー劇場

作:W.シェイクスピア 翻訳:小田島雄志 演出:吉田鋼太郎
吉田鋼太郎 安寿ミラ 松木良方 大塚明夫 星和利
中井出健 谷田歩 坂田周子 千賀由紀子 林蘭 他

感想UPがすっかり遅くなってしまいました。記憶も薄くなってきたので簡単に…。

すっかり人気劇団になったAUN。
恵比寿エコー劇場では、すでにキャパが狭すぎるようで、今回もあっという間にチケット完売していました。
とはいえ劇団HPで追加券を受け付けたり、当日券のアナウンスもあり、その辺りの対応の良さも、観客の多さに繋がっていると思います。

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あれから

KERA・MAP#005『あれから』
2008年 12月18日(木) 14:00 世田谷パブリックシアター   一階後方

作・演出/ケラリーノ・サンドロヴィッチ
出演:
余貴美子 高橋ひとみ 萩原聖人 岩佐真悠子 柄本佑 金井勇太
赤堀雅秋(THE SHAMPOO HAT) 村上大樹(拙者ムニエル)
三上真史(D-BOYS) 植木夏十(ナイロン100℃)
山西惇 渡辺いっけい 高橋克実

家庭の話といえば、こちらの作品も。
高校時代に仲の良かった女性二人。現在の家庭とすれ違い、過去の話と家庭のずれが少しづつ元に戻る話。

脚本も演出も良かったし、役者もみな良かった。
でも『空ソラの定義』とは対照的に、こちらはどうにも私には「合わなかった」。

何でだろう?凄く生々しい部分もあるのに、私には凄く遠い世界に思えたのは。
セットや演出とか、良かったのになぁ。

以下、ネタバレ有り。

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空ソラの定義

俳優座劇場プロデュースNo.79
『空ソラの定義』

2008年 12月21日(日) 14:00開演 俳優座劇場 最前列上手

作:青木 豪
演出:黒岩 亮
出演:松永玲子、名取幸政、中嶋しゅう
浅野雅博、杉山文雄、津田真澄、塩屋洋子

『IZO』で魂を鷲掴みされた青木豪さんの作。
いや、もう凄く良かった。もう一回観たいと思ったら、本日千秋楽だった。
何がこんなに私の心を、揺さぶったのだろう。
上演時間は約1時間45分、休憩なし。一瞬たりともダレる場面が無かった。

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Love Letters ラブ・レターズ

『Love Letters ラブ・レターズ 』
別所哲也heart古村比呂
2008年 12月14日(日) 14:00開演  ル・テアトル銀座

とてもとても見たかった、別所さんの『ラブレターズ』。
もちろん別所さんのファンだというのも大きいけれど、はじめて『ラブレターズ』を見て、その世界に魅了されて過去の上演記録を見た時に、「別所哲也 古村比呂」ペアの上演回数が非常に多かったからだ。

何通りものペアで過去上演されてきた『ラブレターズ』。評判が良くなければ、こんなに繰り返すことは無い。
おそらく上演回数最多ペア?の1999/7/16以来、何と20演目の『ラブレターズ』。
前日は19演目の加藤健一、久野綾希子ペアも上演された。まさにクリスマス・スペシャル。

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ドブネズミたちの眠り

☆流山児★事務所08Space早稲田スペシャル☆
『ドブネズミたちの眠り』


  作:坂口瑞穂
  演出:流山児祥
  出演:塩野谷正幸・千葉哲也・さとうこうじ・木野本啓
  西條義将・阿川竜一・藤村一成

ついうっかりと水曜から日曜まで連続観劇になってしまった。
体力低下しているので、集中力が続くか心配。
いや世間にはもっともっと芝居を見ている人もいるが、自分は絶対無理だ。
その前にそんな必死に芝居見るなよ、自分。

だか本日はそんな心配も全く不要の濃い劇空間だった。

出演者は男性7人のみ。
ある人間を暗殺する為、アイマスクをしてどこかの地下に連れて来られる。
本名も携帯も禁止。ターゲットも不明。いつか指令が来る日を、ただ待つ日々…。

良いストレートプレイを見た時にいつも思うのだが、本当にきちんと創りこんでいるよなぁ。
ひとつひとつの台詞が、ダイレクトに飛び込んでくる。
つまらない芝居だと、台詞が自分の横をすり抜けてしまうのだ。

ゴールが見えない空間で、苛立ちがつのる。
少ない台詞で、きちんと登場人物の普段の生活背景を、感じ取ることが出来る。

一体この話に決着はつくのだろうか思いながら、あっという間に一時間半が経過。
思わぬ形の結末。ちょっとしたどんでん返し。
弱者が強者に、強者が弱者に。
所詮弱者は搾取されるのが今の世の中なのかなぁ。

しかしあの最後は深読みできるな。ふふふ。

三方舞台なので、正直に正面の座席にしてみた。
横から見たら、また違った物語が見えそう。
舞台の下がどうなっているか、覗きたくて仕方が無かったぞ。

クリスマス特別公演『楽塾歌劇☆十二夜』もみたいが、すでに予定がありマチソワになるので思案中。
来年の『ユーリンタウン』がめちゃめちゃ楽しみだ。

そういえば隣りの席がカッブルだったが、女性はかなりお気に召さなかった模様。
男性が誘ったようだが、デート向きの芝居じゃないと思いますよ。

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こまつ座「太鼓たたいて笛ふいて」

こまつ座「太鼓たたいて笛ふいて」
2008年12月10日(水)18:30  紀伊国屋サザンシアター

作:井上ひさし
演出:栗山民也
出演:大竹しのぶ(林芙美子)、木場勝己(三木孝)、梅沢昌代(林キク)、山崎一(加賀四郎)、阿南健治(土沢時男)、神野三鈴(島崎こま子)
ピアノ演奏・朴勝哲

凄く評判の良い作品なので、楽しみにしていた。
なんたって大竹しのぶだ。誰もが認める凄い女優だ。

観劇してみて、満足度の高い芝居だった。役者もみな上手いし、破綻が無い。
でもどうにも自分の気持ちが入り込まなかったのは何故?

 

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青年座『MOTHER』

青年座『MOTHER~君わらひたまふことなかれ』
2008年11月30日(日)13:30

作 マキノノゾミ
演出 宮田慶子
出演 
キムラ緑子、山路和弘
綱島郷太郎、奥田達士、川上英四郎、田島俊弥、
遠藤好、那須佐代子、大家仁志、田中耕二、永滝元太郎

与謝野晶子&鉄幹夫婦を中心に、北原白秋、石川啄木ら明治の歌人たちの物語。

青年座のマキノノゾミ 三部作のラスト。
本日千秋楽ということで、カーテンコールではマキノノゾミ氏、演出の宮田慶子さんも登場。

いやー、やはりマキノノゾミ作品はいいわ~。

有り余るほど才能とある妻と、その才能を見出しながらも、才能が枯渇していく夫。
ぶつかり合いながらも、それでも上手くいってしまう夫婦。
途中夫が疎ましくなってしまう晶子がリアル。その苦悩があるから、ラストが生きる。

白秋・啄木の詩への想い、苦悩。アナーキストたちの戦い。
これらは案外さらっと描かれているが、私が好きだったのは、梅雨の与謝野家にひょこっと現れる、菅野須賀子の亡霊。
女性アナーキストで、晶子の詩を深く愛し、明治末期の大逆事件で処刑されて女性。
亡霊になって、晶子と楽しそうに会話しているのが、おもしろい。演じている那須佐代子さんも、軽妙で良かったなぁ。

それと日本の舞台らしく、季節の描写が美しかった。
真冬、真夏。何といっても前述の梅雨。舞台が明るくなった途端、部屋の中に干されている洗濯物の山!一瞬で梅雨と判る。
日本の四季は良い。情緒がある。

そして何といっても、晶子役のキムラ緑子さんが素晴らしい。
本当に上手い女優さんだなぁと、改めて痛感。嫌味がないし、とても魅力的な晶子だった。

四季折々の事件やエビソードが描かれる中、この芝居はどうやって終わるのだろうと、ふと思った。
それがあんな洒落たなラストが待っているとは!

マキノノゾミ脚本、凄いです!

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燐光群『戦争と市民』

燐光群『戦争と市民』
2008年11月28日(金)19:00
下北沢 ザ・スズナリ

作・演出 坂手洋二
出演 渡辺美佐子
田岡美也子、児玉泰次、吉村 直、河野しずか
佐古真弓、中山マリ、鴨川てんし、川中健次郎 他

想像以上にヘビーな作品だった。
2時間40分休憩なし。しかも場所はスズナリ。それでも全く飽きることが無かった。

捕鯨禁止と防空壕が舞台。
空襲、北の国、捕鯨問題等、色々と詰め込まれている。(ちょっと欲張りすぎたかな、とも思うけど。)でも無理矢理の押し付けを感じない。凄く直球で迫ってきた。

ただ今回は感想はこれ以上書けない。
何故かというと、半端無く劇場が寒かったから。
途中でコートを着込んだが、多分終了一時間くらい前から、寒さに耐えられなくなって、大変申し訳ないけど「早く終わってくれ~」と思い続けたから。
芝居そのものはおもしろかったのだが、私自信がとんでもなく集中力を欠いてしまった。

以前2月頃にスズナリに行ったことがあるが、その時は全く平気だったのに。
この日に限って空調が故障していたのか?私の席が悪かったのか?
とても残念。

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SAMURAI 7

『SAMURAI 7』
2008年11月19日(水)19:00
新宿コマ劇場 12列やや下手より

原作:黒澤 明 監督作品「七人の侍」より
演出:岡村俊一
出演:加藤雅也 載寧龍二 中河内雅貴 きだつよし 高橋広樹
篠谷 聖 住谷正樹(レイザーラモン) /
水野絵梨奈 宮武美桜・宮武祭(ダブルキャスト) /
山崎銀之丞 他

この芝居の製作者のターゲットは、どういった層だったのだろうと、まず思った。
あの広いコマ劇場で、チケット代は一律6,500円。前方も後方も同じ。劇場のキャパを一桁間違えていないか?
アニメのお客さんがターゲット?普通の演劇好きのお客は、まるで相手にしていないのだろうな。

以下、激辛につき、この芝居が好きな方は、スルーして下さい。

 

続きを読む "SAMURAI 7 "

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赤シャツ

青年座「赤シャツ」
2008年11月18日(火)13:30
紀伊国屋ホール 一階席後方

作:マキノノゾミ
演出:宮田慶子

夏目漱石の「坊っちゃん」。誰もが知っている名作。
その中の登場人物、最も嫌な奴である赤シャツ。
赤シャツから見た、「坊ちゃん」の世界。

おもしろかったー。
マキノノゾミ氏の書く世界が、私のツボにとても合っているのかもしれない。

単に「坊ちゃん」という物語の逆説パロデイだけで終わらないのが素晴らしい。
もちろん逆説・坊ちゃんとしても十分おもしろいが。

うらなりとマドンナの婚約にしても、よく考えれば、元々冴えない英語教師とマドンナではどうにも釣り合いが悪いのだ。
土地の名士の娘であり、進歩的なマドンナが、あっさりと赤シャツに乗り換え、赤シャツの意思を無視し、外堀をどんどん埋めていくのが何ともおかしい。

そして本編では正義の味方である、山嵐と坊っちゃん。
彼らはバカがつく程正直な故に、逆に赤シャツは傷付いていくことになる。

そういえば私も子供心に「坊ちゃん」を読んで思った。
最後は暴力振るって、鬱憤晴らしかよ!って。

赤シャツが徴兵を逃れたことによるコンプレックスを、心の奥底に抱えているのも興味深い。
最後暴行を受けた、被害者である筈の赤チャツが、正直な人間は生き辛くなり、私のような人間しかいなくなると言う。
正直に生きることの難しさ、またそれ故の脆さ。いつの時代にも通じる。

昔読んだ時は全く気にしてしなかった点。
坊ちゃん=幕臣、山嵐=会津。台詞の中で山嵐が、会津出身であるとこが強調されていた。深い!
タカジアスターゼが出てきたのも、ツボでした。

次の「MOTHER-君わらひたまふことなかれ」も、ぜひ観たい。

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テキサス芝刈機

演劇村フェスティバル
クロムモリブデン「テキサス芝刈機」
2008年11月7日(金)19:30 青山円形劇場

作・演出:青木 秀樹 

痴漢と乗り合わせた人の無関心。
それを切っ掛けに起きた電車事故。

RENTに夢中で観劇の感想が滞り中…。
RENTの感想がまた長文になりそうなので、簡単に観劇した芝居の感想をUPしていきます。

名前だけは知っていた劇団。今回初見。
いやー、非常におもしろかったです。
脚本・舞台の使い方・美術等、円形の特性を非常に生かしている。
そして役者も上手い。よく訓練されている。ブレが無い。

チケット代は3200円。お得。
3200円のお芝居でも、これだけ格好良い演出見られるのに、何でRENTはエリカ・シュミットなんてセンス皆無の演出家をわざわざ呼んで来たのか…。(しつこい私。でも日本の才能をもっと発掘して欲しい。)

ただ自分に合う、合わないと言ったらこれは別問題。
まず笑い所が私はダメ。もう若くないと思い知る。
刺激の強い舞台は、そろそろ難しくなってきた今日この頃。

いや、おもしろかったのは確かですよ。

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広い世界のほとりに

TPT69『広い世界のほとりに』
2008年11月3日(月)14:00
ベニサン・ピット

作 サイモン・スティーヴンズ 演出 千葉哲也
出演 安奈淳 真那胡敬二 山崎雄介 小林夏子 奥山滋樹 小谷真一 植野葉子 岸田研二 大沼百合子 千葉哲也

家族の崩壊と再生の物語

とても良かったです。今週いっぱいなので、迷っている人は見に行った方が絶対良いです。
2006年ローレンス・オリヴィエ賞ベストニュープレイ章を取った作品だそう。
とても納得。とにかく脚本が良い。ここのところストレートプレイを立て続けに見ているが、一番内容にひきつられた作品だった。
海外の戯曲ですが、日本のどこの家庭でも起こりえるストーリー。

 

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サムライ 高峰譲吉

東京ギンガ堂公演『サムライ 高峰譲吉』
2008年11月1日(土)14:00
紀伊國屋サザンシアター 後方より

タカヂアスターゼとアドレナリンで世に知られた化学者 高峰譲吉。
長崎で坂本龍馬と出会い、ニッポンから世界を夢見た。

脚本・演出:品川能正
出演/溝口舜亮, 大谷朗(円), 要田禎子(昴), 米倉紀之子(昴)他

ちらしを見て、何となく気になっていた公演。
不勉強で大変申し訳ありませんが、高峰譲吉さんという方を私は全く知りませんでした。
こんな凄い日本人が、明治にいたんだ!
帰宅してネットで調べまくる。教科書に載っていてもおかしくないし、ドラマになっても良いくらいの人生。
数々の研究の成果も凄いけど、何といっても「志の高さ」に打たれる。

この芝居に関しては、芝居の内容云々よりも、このテーマを取り上げたということに拍手喝采!(なので甘口)

脚本もドマテチックな生涯を、テンポよくまとめているし、おそらく場が大変多い舞台の筈だが、そのめまぐるしさを感じさせない。
ラストにもう少し盛り上げるものが欲しかったが、これは私の好みの問題かな。
アメリカ人が不自然なのには、そういうものとして目を瞑ります(笑)
日本初と思われる、アメリカ人の奥様との夫婦愛は、ぐっとくるものがある。

この後全国で公演を行うようだけど、多くの人に見て欲しいなぁ。
だがこの舞台でも空席が目立ち悲しい。

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1945

The Company『1945』
2008年10月29日(水)19:30
世田谷パブリックシアター 一階後方より

前回公演が見られなかったので、『1945』は凄く見たかった。
しかし役者の名前だけ見ていると見事にtpt。脚本が変わったのは何故?

原作:芥川龍之介「藪の中」
脚本・演出:ロバート・アラン・アッカーマン
脚本・演出補:薛 珠麗

出演
中村ゆり 山本 亨 パク・ソヒ 瀬川 亮 松浦佐知子 高橋和也
有希九美 深貝大輔 斉藤直樹 矢内文章 宮光真理子 倉本朋幸 呂美 ほか

戦後の闇市でひとりの紳士が殺されるが、食い違う証言。真相は?

 

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極付 森の石松

『極付 森の石松』
2008年10月21日(火)
北千住・シアター1010 一階後方より

岡本さとる:作・演出

出演:
森の石松:市川右近
都鳥梅吉:貴水博之
おさわ:尾上紫
小せん:市川笑也 他

この舞台は何を目指したかったのだろう???
申し訳ないですが、かなり辛口です。

 

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から騒ぎ

彩の国シェイクスピア・シリーズ第20弾「から騒ぎ」

劇作・脚本:シェイクスピア
演出:蜷川幸雄
翻訳:松岡和子

配役:
ベネディック(貴族の若者) 小出恵介    
ビアトリス(レオナートの姪) 高橋一生       
クローディオ(貴族の若者) 長谷川博己
ヒアロー(レオナートの娘) 月川悠貴
ドン・ペテロ(アラゴンの領主) 吉田鋼太郎
レオナート(メッシナの知事) 瑳川哲郎 他。

蜷川シェイクスピアのオールメールシリーズ。
シェイクスピアの生きていた時代に戻り、男性のみで上演するシリーズ。

以前見た「恋の骨折り損」が、余りおもしろいと思えず、男性のみで上演する意義を自分の中で見出すことが出来なかった。
でも何となく見てみたくて、ギリギリでチケット確保。鋼太郎さんが見たかったのだ。

大当たり!おもしろかった!!!!!
そしてシェイクスピアはやはり偉大だ。

 

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『-アパッチ砦の攻防より- 戸惑いの日曜日』

-アパッチ砦の攻防より- 戸惑いの日曜日
2008年9月8日(月)ソワレ
サンシャイン劇場

脚本:三谷幸喜
演出:佐藤B作

出演:
鏑木研四郎/升 毅
鴨田巌/西郷 輝彦
鴨田まち子/石野 真子
若宮サダ/あめく みちこ
鏑木ちよみ/中澤 裕子
堤君/小林 十市
電気屋さん/小島 慶四郎  他

佐藤B作演出・三谷幸喜脚本の舞台。
鏑木役はB作さんが演じる予定だったが、手術の影響で降板、升毅さんが務めることになりました。
2006年上演時に非常に評判が良かったので、今回の観劇が楽しみでした。

いやー、期待を裏切らぬおもしろさ!

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人形の家

『人形の家』
2008年9月6日(土)ソワレ
Bunkamuraシアターコクーン

作:ヘンリック・イプセン
演出:デヴィッド・ルヴォー
出演:宮沢りえ、堤 真一、山崎 一、千葉哲也、神野三鈴、松浦佐知子、明星真由美 ほか

余りにも有名なイプセンの戯曲。
それが生き生きとした、今の観客に訴えかける、魅力ある内容として蘇った。

終演後、同行者と登場人物たちの、その後の生き方について、真剣に論じ合った。
そんな風に観客の心を揺さぶる芝居。

ルヴォー、さすがです。

宮沢りえさんの、女優としての可能性が、無限に感じられた舞台でした。

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りゅーとぴあ能楽堂シェイクスピアシリーズ『冬物語』  ポストトーク

りゅーとぴあ能楽堂シェイクスピアシリーズ「冬物語」日本凱旋公演 Win
2008年8月30日(土) あうるすぽっと F列より


作:ウィリアム・シェイクスピア
翻訳:松岡和子
演出:栗田芳宏
衣裳デザイン:時広真吾
出演:谷田歩、河内大和、山賀晴代、荒井和真、栗田芳宏ほか

前回はサイドブロックから。今回はセンターから。
いやーセンターからだと、ここまで受ける印象が違うと思わなかった!
人の配置の意味、美しさは、センターで見ないと意味が無いのね。

役者さんの演技も、初日に比べて良かったー!

本日はポストトーク有り。
以下、思い出した部分のみ、ランダムに書き連ねます。
出席:松岡和子・栗田芳宏・谷田歩・河内大和・山賀晴代

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りゅーとぴあ能楽堂シェイクスピアシリーズ『冬物語』 東京初日

りゅーとぴあ能楽堂シェイクスピアシリーズ「冬物語」日本凱旋公演
2008年8月28日(木) あうるすぽっと F列より


作:ウィリアム・シェイクスピア
翻訳:松岡和子
演出:栗田芳宏
衣裳デザイン:時広 真吾
出演:谷田歩、河内大和、山賀晴代、荒井和真、栗田芳宏ほか

上演時間は19:00-21:25(15分休憩有)
チケットはこちら。【ゴーチ・ブラザーズ】
http://www.gorch-brothers.jp(03-5465-1656) 4,000円
※前2列潰しているので、C列が最前列です。

凄い綺麗な舞台だったー!
今、前回上演時のDVDを見ているのですが、セット等イメージはほぼ同じですが、背景が能楽堂と、今回のように黒の背景では、随分と受ける印象が違うのね。

シンプルな美術は、センスが無ければ、「予算無いの?」と受け止められかねない。
場面によって、降る方を調節している雪をバックに、海外上演そのままに舞台上部に出る英字の字幕。
単なる電光掲示板に止まらす、字幕すら舞台美術のひとつだった。

ロビーに飾っている、海外公演の写真も良い。
(机の上には、何故か地球の歩き方まで。)

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「新・水滸伝」 

「新・水滸伝」 
2008年8月20日(水) ル・テアトル銀座 

脚本・演出 横内謙介
音楽 加藤和彦
出演 市川右近、市川笑也、市川猿弥、市川笑三郎、市川春猿、金田龍之介(友情出演)ほか

いい加減観劇生活復活します。

観劇中に地震が来た。ちょっと怖かった…。
内容はかなり微妙かも。
おもしろく無い訳では無いけれど、何か微妙というか。

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ウーマン・イン・ブラック

ウーマン・イン・ブラック ―黒い服の女―
2008年8月10日(日)マチネ 渋谷PARCO劇場 2列目上手

【原作】スーザン・ヒル 
【脚色】スティーヴン・マラトレット 
【演出】ロビン・ハーフォード
【出演】上川隆也/斎藤晴彦

【あらすじ】
とある劇場の舞台上。老弁護士キップスが、若い俳優相手につたない口調で自らの経験を語っている。キップスは若い頃、誰にも語ることのできない恐怖の体験をし、それ故に悪夢に悩まされる日々を送っていた。彼は家族らにすべてを語ることで、そんな記憶から解放されようと決意する。その練習を行うため、若い俳優を雇ったのだが、話のあまりの長さとキップスの語りのつたなさに、俳優はある提案をする。俳優が若き日のキップス(ヤング・キップス)を演じ、その時にキップスが出会った人々をキップスが演じるという舞台の形で、この話を語ろうというのだ。かくしてキップスの恐怖の体験が上演されることになった……。

いやー、緊張で息するのを忘れそうだったよー!
終わったら、体が強張っているし、寒いしで、PARCOの中のベトナム料理屋でフォーを食べました。
おもしろかったー!

以下、ネタバレあり。

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宝塚BOYS

宝塚BOYS
2008年8月5日(火)ソワレ

戦後の宝塚歌劇団に存在した「男子部」を描いた青春グラフィティ。
私、こういう芝居、めちゃめちゃ弱いのです…。凄く良かった…。

配役:
竹内重雄:葛山信吾
星野丈治:吉野圭吾
上原金蔵:柳家花緑
太田川剛:山内圭哉
山田浩二:猪野学
長谷川好弥:瀬川亮
竹田幹夫:森本亮治

君原良枝:初風諄
池田和也:山路和弘

公式ブログの特別カーテンコールに、また泣いてしまった…。

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LOVE LETTERS

『LOVE LETTERS』
18th ANNIVERSARY GINZA SPECIAL


A.R.ガーニー著,青井陽治訳/演出
2008年 7月29日(火) 19:00開演 
中川晃教&神田沙也加

舞台にはテーブルと二脚の椅子。並んで座った男優と女優が、手にした台本を読み上げるだけの2時間。
日本では1990年に初演。以来多くの俳優によって上演。上演期間は大抵一日。
以上、パルコ劇場HPより

聞けば完売というこの日の組み合わせ。かなり前方で見られました。
チケット確保してくれた、友人に感謝!

それにしても沙也加、可愛いよ。沙也加ちゃんに萌えっ!

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ウドンゲ

『ウドンゲ』
2008年7月14日(月)19時 ベニサン・ピット

作 赤堀雅秋  
演出 G2&3軒茶屋婦人会
出演 篠井英介 深沢敦 大谷亮介

【あらすじ】(公式サイト参考)
『ウドンゲ』とは、3000年に一度咲くと言われている幻の花。
約三十年も会っていなかった高校時代の同級生3人。
三十年前は親友だったはずの絵美(篠井英介)と澄子(大谷亮介)の間には気まずい空気が流れている。
その空気を知ってか知らずか、薫(深沢敦)ひとりがはしゃいでいる。
五十歳を越えた女三人再会の夜。その不思議な一夜は「奇跡の夜」となる。

感想を書かないまま、時間がたってしまった。
初・3軒茶屋婦人会。3人とも上手いぃぃぃ。

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道元の冒険

「道元の冒険」
シアターコクーン 二階席より観劇。

作  井上ひさし
演出 蜷川幸雄
音楽 伊藤ヨタロウ
出演 阿部寛、栗山千明、北村有起哉、横山めぐみ
高橋洋、大石継太、片岡サチ、池谷のぶえ、神保共子、木場勝己

えっと、私はこの芝居のどこがおもしろいのか、さっぱり理解出来ませんでした。
周囲のお客さんも、ノリノリで笑っている人と、爆睡している人と真っ二つ。
私には合わないという結論。
頭ぼこぼこ殴っても、笑えない。大昔のコントみたい。

有起哉くんが、「トゥーランドット」の時より、生き生きしていたのが良かった。
歌も良かった。

蜷川さんの音楽劇は、脚本・題材違えども、自分には合わないと毎回観劇後に思うのに、又しても失敗してしまった。

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A MIDSUMMER NIGHT'S DREAM

A MIDSUMMER NIGHT’S DREAM
~THEじゃなくてAなのが素敵~

2008年6月28日(土)池袋・東京芸術劇場・中ホール

原作:ウイリアム・シェイクスピア
翻訳・演出:G2

出演:山内圭哉 竹下宏太郎 神田沙也加 樹里咲穂
菜月チョビ 藤田記子 小松利昌
出口結美子 権藤昌弘 新谷真弓
植本潤 コング桑田 陰山泰

言わずと知れた「夏の夜の夢」です。
おもしろかったけど、おもしろかったけど、ちょっと消化不良。
かなり期待値が高かったせいか?G2演出ならもっとやってくれるという期待か?

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かもめ

『かもめ』
2008年6月26日(木)赤坂ACTシアター N列より

作:アントン・チェーホフ
演出:栗山民也
出演:藤原竜也、鹿賀丈史、美波、小島聖、中嶋しゅう、藤木孝、藤田弓子、たかお鷹、勝部演之、麻実れい

開演前に軽く食べようと思っても、ロビーに居場所が無くて困る。ならばクリエみたいに客席飲食OKにしてくれ。Bizタワーで食事すればよかった。
なので開演前にすでにテンション下がりまくり。劇場として間違っているぞ。

『かもめ』の詳細が発表された時、演劇ファン的にはかなり興味のある顔合わせの役者陣で、それはもちろん楽しみだったのだが、演目がチェーホフの『かもめ』というのに引っかかった。
学生の時にチェーホフの戯曲のどれかを読んで(すでに記憶にない)、全然ついていけなった覚えが…。

とはいえさすがに上手い役者陣が揃っているだけあり、台詞がきちんと客に伝わってくる。
ここ一週間で「ジュリアス・シーザー」「かもめ」「A MIDSUMMER NIGHT'S DREAM」と続けて観劇したので、「かもめ」出演陣のレベルの高さが改めてよく判った。

ただ何度も書いているが、劇場が大きすぎる!
何でACTシアターにこの演目を選んだのか意味不明。
ならば蜷川さんのように、あざとくても良いから、客を引き付ける工夫をすれば良いのに、演出は何もしていない。
しかもラストのあのわざとらしい光…。

女優陣はみな良かった。麻実さんは出てきただけで、光が射すよう。冒頭退屈でどうしようかと思ったが、麻実さんの登場で一気に舞台に引き込まれた。
美波さん、小島聖さんも良かった。

一応ちらし等では目玉扱いされている、鹿賀さん、藤原くんはいまひとつ。
特に藤原くんは、どんどん変な癖がついている。藤原くんの演技に納得がいかなくて、思わず「新選組!」の最後の方のDVDを見返したが、死を前にした沖田の芝居は、淡々とした中に凄みがあって、ほんっとに凄い。TVという違いはあるけど、今の藤原くんは残念です。

しかしストレートプレイ、あの装置、衣装でチケット代10000円って、ぼったくりすぎ。
来年のRENTが幾らになるのか、今から頭が痛い。

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ジュリアス・シーザー

劇団昴公演 『ジュリアス・シーザー』
2008年6月20日(金)あうるすぽっと 後列より

作 W.シェイクスピア 
訳 福田恆存 
演出 ニコラス・バーター

初のあうるすぽっと。凄く見やすいし、キャパも手ごろ。
コンビニが一階にあるのもありがたい。

劇場に入ると、まずその異様なセットが目につく。
中央に大きな石膏像。左右に何本もの柱。
背景には場面によって色を変える空。
非常にセンスの良いセットでした。

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『鹿鳴館』の日替わりゲスト

6月新橋演舞場 新派公演の『鹿鳴館』に日替わりゲストが出るのが話題となっています。
開幕して早々のチケットを取っていたので早速観劇しましたが、ゲストは何のことはない、カーテンコールに登場して、挨拶をするだけでした…。

肝心の芝居は、う…ん…、まぁまぁかな。
一幕のセットはとても良かったのに、二幕は何であんなに安っぽいのだろう。
初日あけてすぐなので、台詞の噛み方が酷かった。

カーテンコールはちょっとぐだぐだで、飽きました。

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真実のゆくえ

俳優座劇場プロデュースNo.77『真実のゆくえ』
2008年6月10日 俳優座劇場 11列センター

作:ジェフリー・アーチャー 翻訳:小田島恒志 演出:西川信廣
出演:金内喜久夫、稲野和子、立花一男、
石川恵彩、関 輝雄、加藤土代子、荘司 肇、児玉謙次、瀬戸口 郁、齋藤隆介、小田伸泰、小林優太

何となく気になったので観劇しましたが、自分の勘は正しかった。

めちゃめちゃおもしろかったっっっっ!
呼吸するのも忘れる程の緊迫した展開。そしてラストは涙がぼろぼろ。
6/15まで上演。お時間ある方はぜひぜひ!

ミステリーの要素も含む為、ネタバレ嫌いな方は、以下を避けて頂けるよう、お願い致します。

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飛び降りたらトランポリン

『飛び降りたらトランポリン』
2008年6月5日 ベニサン・ピット

作・演出 なるせゆうせい
出演:白川侑二朗 弓削智久 堀田ゆい夏 佐久間麻由 他

久し振りにベニサンに行ったら、道を曲がる目印にしていた弁当屋さんが無くなっており、セブン・イレブンに変わってた!
ここで曲がって正解だよね?と考えてしまった。

今回は東宝版RENTのベニー役、白川さんを観てみたくて軽い気持ちで観劇。
でも芝居そのものが、意外に掘り出し物でヒット。
白川さんの印象は、でかい!対決する役の弓削さんもでかい!そして格好良い!
ベニサンの空間が非常に狭く感じました。

時代劇。平賀源内がモデルと思われる平賀伴内という発明家が主人公。
コロリの発生に頭ょ悩ます幕府と、コロリに感染した忌むべき存在のヒロインが絡む。

脚本は時代劇の手法を使いながらも、単純明快。見ている時は勢いでおもしろいけど、後から思い返すと突っ込み所満載(笑)
でもあの破天荒さは良いな~。ラストの余韻も良かったし。
演出が良いので、勢いで最後まで見せてくれた。そして舞台美術が良い。
ベニサンの空間を、出演者が所狭しと駆け回る。

役者陣では何といっても、 ヒロイン・紅ばち役の佐久間麻由さんが素晴らしかった!
小さい方なのですが、火の玉みたいに勢いがあって、目がキラキラしてて、惹きつけられた。
申し訳ないけど、彼女が全部持っていってしまった感が…。

2時間休憩なし、全く飽きずに観劇。楽しかったです。

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劇団AUN 「リチャード三世」

劇団AUN 第15回公演「リチャード三世」
恵比寿・エコー劇場 前方センター

翻訳:小田島雄志
演出:吉田鋼太郎

今回良かったのは、AUNの劇団員の方々の実力がかなりUPしていたこと。
いつも女優さんが物足りない印象ですが、今回は健闘。
それにしても、何故男優陣は派手な方が多くて、女優陣は地味な方が多いのか。謎の劇団だ。

リチャード三世は、自分の薔薇戦争の知識の足りなさが、みていて辛い所。
ヨーク家とランカスター家の争いなのだが、途中で混乱してしまう。
今回は白薔薇をバックに、衣装も白で統一、ランカスター家は赤で統一と、とてもわかり易かったです。

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王女メディア

『王女メディア』
2008年5月15日(木) 19:30開演
シアター1010 2階席より

作:エウリピデス 上演台本:笹部博司 演出:栗田芳宏
美術:朝倉摂 照明:沢田祐二 音響:高橋厳 衣裳:時広真吾
出演:松井誠  山崎銀之丞  菅生隆之  赤坂泰彦

BW観劇記の途中ですがちょっと中断。本日帰国第一発目の観劇は、大好きな栗田さんの演出作品。
開演も19:30と遅めで、ゆったりした気分で北千住へ。
久し振りのシアター1010綺麗で見やすいわー。(BWのマジェスティック劇場が、案外ショボくて衝撃だったので。)

栗田さんの演出作品は、マクベス07、ハムレットなどは「内に向う」方向性だ。
栗田演出作品では、私はこの「内に向う」傾向の作品の方が好き。今回はシンプルな作りで、私好みの方向性の作品なのに消化不良。
舞台美術、照明の美しさは、さすがと唸ったが。どうも自分の中で納得いかず、以前見たメディアのパンフを探してたら、1983年2月上演坂東玉三郎主演のパンフが出てきちゃったよー。

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風林火山

『風林火山』
2008年4月26日(土) 16:30開演
日生劇場 1階D列より

石川耕二:脚本・演出
出演:市川亀治郎 橋本じゅん 高橋和也 嘉島典俊 尾上紫 守田菜生
    大和田美帆 笹原 章 仁科亜希子 JJサニー千葉

おもしろかったです。もっと早く観劇すれば良かったー。
いや、突っ込み所も多々あれど、正しい大衆演劇という感じで。

まずオープニングで「新感線キタ━━━!!! 」
旗持った兵士達の隊列で「三国志キタ━━━!!!」
花道から板垣登場で「サニー千葉キタ━━━!!!」

心の中でこんな叫びを挙げていました。ははは。

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『49日後・・・』

『49日後・・・』
2008年4月23日(水) 19時開演
PARCO劇場 1階A列センター辺り

脚本:竹内佑
演出:池田成志
原案:池田成志&古田新太
出演:古田新太、池田成志、八嶋智人、松重豊、小田茜

死亡現場となった家を、葬儀会社の依頼で片付ける会社の社員4人と、葬儀会社のやり手の美人社員。
自殺した一人暮らしのおばあさんの、ぐちゃぐちゃの家が舞台の物語。

ようやく仕事も落ち着き、博多から帰ってすぐに観劇しました。
A列のチケットが手に入り、かなりビビりながら観劇。
やはりグロくて気持ち悪かったです。おもしろかったのだけどね。【追記しました】

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トゥーランドット

祝祭音楽劇「トゥーランドット」
4/9(水) ソワレ 赤坂ACTシアター 一階後方

【スタッフ】
演出 :宮本亜門
音楽 :久石 譲 衣装 :ワダエミ 脚本 :鈴木勝秀 作詞 :森雪之丞
振付 :ダレン・リー 岡 千絵 美術 :松井るみ 照明 :中川隆一

【キャスト】
トゥーランドット姫 :アーメイ(張惠妹) 皇太子カラフ :岸谷五朗
ミン :早乙女太一 リュー :安倍なつみ 物売 :北村有起哉
ティムール :小林勝也 ワン将軍 :中村獅童

公式HP

まず劇場の杮落としなんだから、もっと演劇ファンが喰い付くような企画を考えて欲しい。
企画も配役も、行ってみたら劇場も微妙でした。
自分の周囲だけで申し訳ないが、私がよく訪れる演劇系のブロガーさん達は、誰も観劇予定に入っていないし。(追記:麗さんが観劇予定に入れてました!ごめんなさい!)
新劇場の、初の演劇公演で、演劇ファンを呼び込めないのは、企画として失敗だと思う。
(良い悪いは別として、クリエは三谷で、キャストも揃えて、チケットあっという間にソルドアウト。)

しかもACTシアターの会員、入会金1000円、会費4000円って。
四季の会は、入会金1575円、年会費2100円。東宝とホリフロも無料。
見たい役者さんがいるなら、FCで取るよ、演劇ファンは。スタートから外しているよな…。
今回私もかなり安くチケット入手。招待券で来たと思われるお客さんが、私の周囲は多かったです。
("追い出し"の音楽、聴いてるのは前方の方ばかり…)

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赤坂ACTシアター

話題の赤坂サカスに完成した、赤坂ACTシアターに行ってきました。080409_act
「トゥーランドット」の感想はまた別途。まずは劇場の印象。

日比谷のシアタークリエがオープンした時も、駄目劇場っぷりが話題だったが、クリエに匹敵する駄目っぷり!
クリエと違い、火災で蒸し焼きになる心配は無いが、劇場スタッフの使えなさが際立っている分(頑張ってる人と態度悪い人の差がありすぎ)、ACTシアターの方が評価低いです。
何で東京に新しく出来る劇場は、揃いも揃って駄目なんだろう…。博多座にでも行って、勉強してから劇場作ろうよ。

赤坂駅から案内版に沿って行くと、延々と階段を登る羽目に陥ります。
 しかも劇場入り口は二階で、客席に行く為に、更に一階まで階段を下らなければならない。
 バリアフリーと逆行。劇場HP見ると、B1から2Fまでエレベーターがあるらしいが、どこにあったんだ?
  これから行く人は、赤坂駅降りたら、Bizタワーへ入り、エスカレーターで二階に上がり、そこから劇場へ行くことをお勧めします。
 (Bizタワーの二階はゆったりしてて、良い設計なのに。)

ロビー狭いです。そりゃクリエよりは広いけど、パルコくらいかなぁ?
  1,324席の割には狭い印象。トイレも少くて休憩で大混乱。
 外に休憩スペースがあるのは良いけど(入り口でドリンクも売ってるし)、冬は寒くて出られないよね。

ロッカーまたはクロークはどこにあったのかしら?

座席、前との感覚がやや狭いです。

客席からの視界はかなり良好。

舞台は高さがある。「トゥーランドット」の演出は、その高さを生かしてた。
 ただ音響がいまいち。

それにしてもどうして無駄にスウィーツやワインに力を入れているのだろう?
クリエよりは回転は良かったけど、飲食物に力入れている為か、ロビーで持ち込みのお弁当等食べている人が、スタッフに邪険にされていたよ。

これからのラインナップを見る限り、客席は若いコより年齢行った方が中心になると思うけど、なのにあの階段だらけの設計は、外しているとしか思えない。
こけら落としの演目も、演劇ファン的には外しているよなぁ…。

劇場は綺麗でお洒落で、劇場スタッフも芝居にちなんだ扮装で、ワクワク感は煽ってくれるのだけどね。

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身毒丸

『身毒丸』 復活
さいたま芸術劇場

まなざしの
おちゆく彼方ひらひらと
蝶になりゆく
母のまぼろし

この舞台が見たいなと思ったのし、テレビでの特集がきっかけ。
もう一度あの番組が見たいなと思ったら、YouTubeに映像が残っていた。

演劇の神様が天才俳優を送り出した舞台を見られたことは、自分にとって大変幸福なことだった。
今回改めて思ったのは、(私の見た蜷川作品の中で)蜷川演出の最高峰はやはり『身毒丸』だということでした。

スタッフ
作:寺山修司/岸田理生
演出:蜷川幸雄
作曲:宮川彬良
美術:小竹信節
照明:吉井澄雄
衣裳:小峰リリー
振付:前田清実/花柳錦之輔
ヘア&メイク:高橋巧亘
音響:井上正弘
舞台監督:明石伸一

キャスト
身毒丸:藤原竜也
撫子:白石加代子
父親:品川徹
小間使い:蘭妖子
仮面売り:石井愃一 他

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横田栄司さん 降板

横田栄司さんが劇団AUN 第15回公演「リチャード三世」を降板するらしい。
ご本人のブログによります。

蜷川さんの芝居に引き抜かれてしまったのですが、一体何の舞台?
6月に予定されている芝居ってナニ?どんな重要な役なのか。興味深々です。
横田さん出るなら、見たいなぁ。

AUNスタッフも大変そうだな…。
ほぼ完売している公演だけど、チケットどうなるのでしょう。
谷田さんスキー、鋼太郎さんには萌えー、の私は、むしろチケット追加したい。

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MIDSUMMER CAROL ~ガマ王子VSザリガニ魔人~

『MIDSUMMER CAROL ~ガマ王子VSザリガニ魔人~』
3/30(日) マチネ PARCO劇場 前方上手

【作】後藤ひろひと
【演出】G2
【出演】吉田鋼太郎/志村玲那/笠原浩夫/新妻聖子/山内圭哉/中山祐一朗/戸次重幸(TEAM NACS)/月船さらら/楠見薫/春風亭昇太/岡田浩暉

前回上演時の評判がとても良かったし、今回は鋼太郎さんに、浩暉さんだし、と張り切って行きました。
結果、笑ったり、泣いたり、大忙しの挙句、鋼太郎さんに萌え萌え~!

公式サイト

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歌わせたい男たち

二兎社公演「歌わせたい男たち」080317_18530001
紀伊國屋ホール 3月17日(月)ソワレ E列より
作・演出:永井愛
出演:戸田恵子、大谷亮介、小山萌子、近藤芳正、中上雅巳

風邪で絶不調の中見に行ったので、かなり記憶が曖昧で申し訳ない。
初演の評判が凄く良かったので、きちんと発売日にチケットを購入。会場は超満員でした。

よくまとまってたし、役者さんも達者な方ばかりで、とてもレベルの高い芝居だったと思います。
でもテーマがホント苦手で…。→あらすじ
辛いテーマのお芝居も多々見てますが、こういう思想が絡むテーマは、自分は苦手というのがよく判りました。
世界での辛いニュースと、自分の体調不良が重なって、暫く気分が浮上しなくて困りました。

影響受けやすいな、自分。

いや、よく出来た芝居だとは思いますよ。私はわりと感動屋なのですが、ここまでとことん合わない芝居というのも滅多に無いので、驚きました。
客席は凄く受けてましたけど、私は辛くて笑えなかったな…。

写真は福助さんからのお花。

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覇王別姫・追記

早速原作本読破。
映画の印象がかなり甦った。特に子供の頃の二人のエピソードとか。

あの無茶苦茶な時代を、舞台で描くのは、ホントに難しい…。

蝶衣が小楼に化粧の仕上げをする場面は、舞台では難しいと思うけど、やはり欲しかった。

それと覇王別姫を見ていて、非常に気になったことが。
確かこの舞台でも子役さんが、カーテンコールに出なかったと思うのですが…。

何でも子役さんはPM9:00までに劇場を出るようにと、厳しいお達しがあるそうで。
おかげでヤマトタケルでも、夜の部ではカーテンコールで子役さんの姿が見られなかった。
ミュージカルは以前より厳しくて、その為開演時間が早くて、勤め人は会社帰りに劇場に行かれないという、厳しい環境である。

何とかならないのでしょうか?

蜷川さん演出の『タイタス・アンドロニカス』は、確か上演時間長いし、最後子役の芝居で終わるしで、今後上演したら平日の開演時間、何時にすれば良いんだ?
子役さんが最後まで出演している舞台は、開演時間を早くしないと上演出来ないってことですから、会社勤めの人間は、土・日しかチケット選択の余地が無くなりますね。

こうして日本の演劇はまた衰退するのか…。

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さらばわが愛~覇王別姫

さらばわが愛~覇王別姫
3月14日(金)ソワレ 1階後方より

原作:李碧華
脚本:岸田理生
演出:蜷川幸雄
音楽:宮川彬良

出演
程蝶衣(チョン・ティエイー):東山紀之
段小楼(トァン・シャオロウ):遠藤憲一
菊仙(チューシェン):木村佳乃
袁世凱:西岡徳馬

1994年にカンヌ映画祭でパルムドールを受賞した映画「さらばわが愛 覇王別姫」。
余りに有名な作品、それにレスリー・チャンの印象が強すぎて、何故これを舞台化?と思いながら、見に行きました。
パンフレットを読むと、岸田理生さんの脚本はかなり前に書かれたようで、恐らく過去に頓挫した企画だったのだろうと予想。

脚本、音楽、演出はとても良かったです。
冒頭数分は圧巻。とにかく宮川さんの音楽が凄い。耳に残って離れない。
まさに音楽劇。よくいのうえひでのり氏が、「音楽で物語が進むのがミュージカル」と言っているが、宮川さんのダイナミックかつ繊細な調べで物語が進んでいくのは見事!

宮川さんの音楽、以前からいいな~と思っていたので、今後はぜひ、日本オリジナルのミュージカルを!
蜷川さんもぜひぜひ音楽劇といわず、本格的なミュージカルを!

そんな訳で予想以上におもしろかったのですが、演じている役者陣がねぇ…残念…。

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『恋はコメディー』

『恋はコメディー』
ル・テアトル銀座 2/13(水)18:30~ 一階後方より観劇

作:マリア・パーコム
翻訳:芳野まい
脚本:岡本さとる
演出:加納幸和
出演:浅丘ルリ子、渡辺えり、石井一孝、風間俊介、秋吉久美子 

こちらも余り期待しないで行ったら、楽しかったよー♪
カズさんがアテ書き?というくらい、役がハマってました。

確かにやや古臭い感はありますが、ストレートに作ってあって、好感のもてる舞台でした。
ただ秋吉さんがなぁ…。出番少ないから、まぁ良いけど。
渡辺えりさんの演技力には脱帽。衣装が可愛かった。

再観劇しますので、今回はこの辺りで。
あ、会場に「Musical Duet」のちらしがありました!

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『新・雨月物語』

THE・ガジラ公演『新・雨月物語』
演劇企画集団 THE・ガジラ20周年記念公演『新・雨月物語』
世田谷パブリックシアター 
2/1(金) ソワレ。前方下手より観劇

脚本・演出・・・鐘下辰男
山本亨 月影瞳 北村有起哉 森山栄治 若松武史 石村みか 他

観劇したのは一週間前。金曜日に重い芝居を見るのは、体力的にしんどいなぁ。
「ヘル」が自分的にいまいちだったので、観劇を躊躇うが、有起哉くんも出るし観劇。
会場着いたら、席が前方で驚いた。客席をかなり潰している。
舞台美術がかっちょいいー!「山の民」というキーワード、夢と現実のいったりきたり等、私好み。
でもどこか消化不良。重なり合う空間が多すぎる気が。
ああ、シチエーションは良いけど、もう少しじっくり料理して欲しいんだな。

月影瞳さんが凄く綺麗だった。男ばかりのムサ苦しさの中の、鮮烈な赤が印象的。
有起哉くんの褌にはドキドキでした。

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2008年2月の観劇予定

月曜日の5時間半にも及ぶ打ち合わせの余波で今だ疲労困憊…。
今月はかなり観劇予定減らしてます。年明けの誓いは守りますよ!

2月の予定

「新・雨月物語」世田谷パブリックシアター
鐘下演出作品。すでに観劇済。

「妊娠させて!」 東京芸術劇場・中ホール
こちらもすでに観劇済。

「ウェディング・シンガー」 日生劇場
綜馬さんと新納くんチェック!

「恋はコメディ」 ル テアトル銀座
石井さん目当て。一応複数回確保してます。

ね、少ないでしょ?
あとは今チケット探し中が「ファントム」です。
「星屑の町」、「春琴」、「屋上庭園/動員挿話」あたりも予定が合えば…。
春先の観劇予定がかなり入ってきたので、今月は抑え目です。

今月はもし休みが取れたら、プチ旅行もしたいのであった。

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「リア王」

彩の国シェイクスピア・シリーズ第19弾「リア王」
2008.1.26 彩の国さいたま芸術劇場 大ホール 1階RB列

演出:蜷川幸雄 作:W.シェイクスピア 翻訳:松岡和子
リア王:平 幹二朗 
コーディリア:内山理名 リーガン:とよた真帆 ゴネリル:銀粉蝶
エドモンド:池内博之 エドガー:高橋 洋 オールバニー公爵:渕野俊太
道化:山崎 一 グロスター伯爵:吉田鋼太郎 ケント伯爵:瑳川哲朗

ぐわー、これだから蜷川さんは侮れません。
「リア王」、大変な力作でした。おもしろかったよー!
ちなみに本日カメラがはいっていました。

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ジンギスカン

日モ親善特別公演
「ジンギスカン〜わが剣熱砂を染めよ」 

ル・テアトル銀座 前方センター席より観劇

総合演出:市川猿之助
原  作:牧 逸馬
脚  本:窪田 篤人
演  出:山田 孝行
出演:平岳大 榎木孝明 他 →公式HP

かなり微妙な芝居で、途中で帰ろうと思ったのを、かろうじて出演者の頑張りで留まる。
実際休憩で帰る人、見かけたし。

相田翔子ちゃんの楽でもあり、出演者はみな涙を流し大熱演。私も微妙と言いつつ、最後はほろり。
脚本もとてもしっかりしているし、出演者も良かった。なのにあの居たたまれなさは何?

今回の出演者だったら、ストプレにして、あの大袈裟なBGMの数々を無くして、骨太な作りにしたらまだ見られた気が。

製作した責任者は誰?

責任者ってここで良いの?→  お問い合わせ ドラマ・ステーション JAPAN

以下、かなりお見苦しい感想なので、気分を害したくない方は、読まないで下さい。

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演劇生活復帰

週末までお休みしてようかと思いましたが、旅行疲れも取れてきたので、今年の初・芝居に行ってきました!
最初に見たのはコレです。

『夢のひと』 
サンシャイン劇場 1F7列下手(実質5列目)

公式ブログ

Yumenohito_2 いやー、良かった!良かった!良かったよー!
もう後半泣きまくり。若い神田沙也加ちゃん、安倍麻美ちゃんが、とても素敵だった。
もちろん升さん、いっけいさんはじめ、皆さん素晴らしかった。
初・芝居が『夢のひと』で、本当に幸せでした。

東京公演は14日(月)まで。チケットホン松竹 03-5565-6000で、前日までチケット予約出来るそうなので、お時間ある方はぜひぜひ。
取り急ぎ報告~。写真は会場に飾られていた、玲奈ちゃんからのお花。

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『座頭市』

『座頭市』
新宿コマ劇場 22列より観劇

演出:三池崇史
出演:哀川翔、阿部サダヲ、麻路さき、長門裕之、遠藤憲一、田中隆三、
   松浦佐知子、RIKIYA、いとうあいこ、中田博久、永澤俊矢、他

事前の評判がボロボロだったので、余り期待せず行ったら、案外楽しかった(苦笑)
少なくとも、某テイクなんちゃらよりは楽しめました。(←最近の判断基準)

照明が格好良いーと思ったら原田保さんで、演出も劣化型いのうえ歌舞伎風。
新感線が当たってから、チャンパラ&ギャグ&照明ハデーな舞台増えた気がする。

哀川さんを主役にキャスティングした意味が判らず。脳内で古田新太に変換してみてました。
それと麻路さきさんが酷かった。この二人が別キャストで、もう少しまともな舞台演出が出来る人なら、もっとおもしろかったのになぁ。

この企画・このキャストで、何故2000人のコマ劇場?企画段階で客席埋まると思ったのかな?かなりスカスカの客席で寒かったよ。その寒い客席を、一気に盛り上げた、阿部サダヲさんは凄い。喝采も一番多かった。

アイデアや舞台の方向性は、良かったと思う。重要な役どころに、サダヲ、エンケン(格好良かったー!コクーンのチケットも取っちゃったよ。)、長門裕之をもってきたのも良かったし。
ただ舞台演出しては、参考にとりあえず新感線みましたレベルだし、本気で時代もの舞台の演出やる気なら歌舞伎とかもっと見ないと。あれだけ転換多いなら、廻り舞台使えば良いのに。
それでも楽しめる要素もあり、ちょっと惜しい舞台だったな。

まぁ、古田座頭市だったら通うな。朱太夫は秋山菜津子さんで。あ、まんま朧…。

一年ぶりくらいにコマ劇場に行ったけど、トイレは少ないし古いし、何故か途中退場不可の劇場だし、来年の新感線が今から頭痛い環境です。

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タイプスプレゼンツ『マクベス』

タイプスプレゼンツ『マクベス』
作:W・シェイクスピア 演出:ぱく ぱんいる
2007年12月15日(土) 光が丘IMAホール
詳細→http://www.types.jp/topics/index.html

AUNの谷田さんと中井出さん出演と聞き、見に行きました。
演出はオーソドックスでしたが、照明と音楽の使い方がおもしろかった。

こうやってシェイクスピアを上演している劇団を幾つか見る機会があると、AUNは役者さんが上手いな~と。
やはりAUNからの二人の上手さが突出した感じでした。

ちょっと自分が疲労していたのもあり、良い意味でも悪い意味でもなく、引っかかることがなく残念。

しかしチケット代が能楽堂シリーズと一緒か…。能楽堂シリーズ、レベル高すぎだ。

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『ハムレット』 二回目

りゅーとぴあ能楽堂シェイクスピアシリーズ第五弾「ハムレット」
2007年12月9日(日) 銕仙会能楽研修所にて

本日も大盛況。前回の反省を踏まえ、開場5分前に着いたが、すでに開場しており30人くらいのお客さんが中に入っていた。
それでも段差のある所の正面席がゲット出来て、ホッ。
初めてりゅーとぴあ能楽堂シェイクスピアシリーズに接した時に、こんな素晴らしい演劇があったのか!と以来熱烈にファンでありますが、どんどんお客さんが増えており、本当に嬉しい限りです。東京三日間なのがもったいないです。

芝居については、やはり7日より150%くらい内容が濃く感じた。

ハムレットは河内大和さん。ここの所、出演してると目を引く芝居をする。
ハムレットは終始舞台に座りっぱなし。
オフィーリアとの対峙も、ボローニアス殺害も、最後の決闘も座ってます。
初見ではその意図が判りにくかったのですが、二度目の観劇で「ハムレットは孤独の中、戦い続けたのか」と思った。

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『ハムレット』初日

りゅーとぴあ能楽堂シェイクスピアシリーズ第五弾「ハムレット」
東京公演:2007年12月7日(金)~9日(日) 銕仙会能楽研修所

071207_omote 本日より『ハムレット』公演がはじまりました。
詳細感想はネタバレになるので避けますが、「ハムレットVSクローディアス」という図式で、密度の濃い二時間でした。
異色のハムレットという感じ。
河内さん、谷田さんはさすが。ホレイショーを演じた南さんが、すっきりした佇まいで素敵だったなぁ。

会場は表参道からすぐ。ブランドショップが立ち並ぶ中に、写真のような入り口があります。

これから行く方に注意事項です。

上演時間は2時間、休憩なし

チケット、ほぼ完売
千秋楽は売切。本日は当日券出てますが、全席自由の為、開演5分前まで会場に入れませんでした。

座席は桟敷
階段になっている所に座れたら良いですが、完全な平場席になる場合もあります。
スカート厳禁。

靴と大きな荷物は預けます
入り口で靴を脱ぎますので(下駄箱有り)、ブーツは避けた方が無難。
また座席が平場ですので、大きな荷物は預かって貰うことになります。
なお劇場内は一切飲食禁止です。食事は済ませて会場へ行きましょう。

銕仙会能楽研修所はこじんまりして、とても見やすいです。
ただ二時間休憩なしで、座布団あるとはいえ、座っているのはかなりキツいです。
あと女性はなるべくスカート、特にミニ丈は避けましょう。ロングブーツも面倒なので避けましょう。

チケットの販売状況とか、座席が靴脱いで桟敷状態とか、お願いだから公式ブログに載せてください!
WIWの公式ブログも、公演始まったら全然更新してくれないし(楽の当日券状況は載せてくれたけど)、観客が知りたい情報をもっと載せてくれないかな~。
たまたま自分は今日パンツだったから良かったけど、ミニスカートで開演ギリギリに来たお嬢さんとか、可哀そうだったよ。足の悪い人だって来るだろうし。

とはいえスタッフさんはみなてきぱきしてて、帰りもスムーズに靴を受け取り外へ出られました。
盛況なのは素晴らしいことです。

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異人の唄

WIW祭中ですが、他の芝居も行きました。ただ先週の観劇と間があいた上に、WIWが強烈で、印象が吹っ飛んだかも。

新国立劇場開場10周年記念フェスティバル公演
「三つの悲劇」―ギリシャからVol.3
『異人の唄』 
作=土田世紀、脚色・演出=鐘下辰男
ギリシャ悲劇である「アンチィゴネ」と「オイディプス王」がベース。

鐘下演出に期待して行きました。あとグイドのラジオにクラウディアが出て宣伝してたので(笑)
でも何となく嫌な予感がして一番安い席にしました。
大正解。つまらなかったです。

まず脚本が駄目。アイデアはおもしろいが、演劇の脚本としては、だらだらしすぎて魅力が無い。
もっと短くして一幕ものにすれば、まだ見られたかも。休憩を挟む意味が無かった。
アンサンブルもバラバラ。鐘下演出もたまにはハズレるのね。(ガジラはおもしろいよ。)
結局何がしたかったんだろう…この芝居は。

良かったのは、あの広大な美術と最後の純名りささんと土居裕子さんの唄のみ。
それにしても土居さんは素敵だった。古典的な表現ですが、「鈴をころがすような声」ってこういう声を言うんだなと感動。
解散前の音楽座で「マドモアゼル・モーツァルト」を見たことを思い出した。

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欲望という名の電車

「欲望という名の電車」 東京グロープ座  →公式HP

作/テネシー・ウィリアムズ
翻訳/小田島恒志
演出/鈴木勝秀

篠井英介、北村有起哉、小島聖、伊達暁
明星真由美、菅原永二、押田健史、Takuya、永島克、鈴木慶一

もしブランチが、かつて美貌の持ち主ではなかったら
没落した名家の生まれではなかったら
頭の良い女性ではなかったら

平凡な幸せが掴めたかもしれないのに。
そして平凡な幸せを掴もうとしたのに、過去に追われてそれを失う。

ミッチが赤い薔薇の花をブランチに渡し、腕を差し出す。
その腕に己の腕を絡め、幸せそうに微笑むブランチに、その後の悲劇を思うと、涙が止まらなかった。

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『恐れを知らぬ川上音二郎一座』速報

071108_01 “シアタークリエ”オープニング・シリーズ第一弾
「恐れを知らぬ川上音二郎一座」のプレヴュー公演二日目に行って来ました。→公式HP

劇場の入り口には当日券を求めるのでろうか、人の列…。チケットを引き換えていなかったので、早めに会場に行ったのですが、チケット売り場は思ったより空いてましたし、窓口のお姉さんがとても感じが良かった♪

初日を観劇した真あささんのブログで、ロビーが狭いと書いてありましたが、確かに狭い…。「放浪記」等を上演することを前提としているなら、あの狭いロビーは年配者には優しくないなぁ。
私は休憩中は、さっさと外へ出て、スタバでコーヒー飲んでました。
でもトイレへのスタッフの誘導もてきぱきしているし、スタッフさんは頑張ってました。

071108_02 ちなみに芝居は長いです!タイムテーブル見てびっくり!でも全然飽きませんし、まだプレなので、時間も含めて、これから変わっていくと思います。

肝心の芝居について。幕開けすぐですし、簡単に。ややネタバレ注意。

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鹿鳴館

鹿鳴館   劇団四季 自由劇場にて

作 :三島由紀夫 
演出:浅利慶太、装置 土屋茂昭、照明 吉井澄雄、衣裳 森英恵、音楽 林光

キャスト:
影山悠敏伯爵         日下武史
同夫人 朝子         野村玲子
大徳寺公爵夫人 季子    中野今日子
その娘 顕子         岡本結花
清原永之輔          山口嘉三
その息 久雄         田邊真也
飛田天骨            志村 要
女中頭 草乃         坂本里咲
宮村陸軍大将夫人 則子  木村不時子
坂崎男爵夫人 定子     佐藤夏木
宮村陸軍大将         鈴木 周
坂崎男爵・写真師       高草量平

三島由紀夫の有名作品なので、一度は見ようと思って観劇。そして日下さんの舞台はなるべく見ておきたい今日この頃。

名作だけあって脚本がすばらしい!台詞のひとつ、ひとつが美しく、心地よく耳に入る。この快感は翻訳劇では味わえない。
予備知識全く無く観劇したが、話の筋も、人物関係も、時代背景も、戸惑うことなく頭に入ってた。

やはり良い作品は違う!とはいえ不満も多々…。

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彩の国シェイクスピア・シリーズ第18弾『オセロー』

彩の国シェイクスピア・シリーズ第18弾『オセロー』 彩の国さいたま芸術劇場

オセロー 吉田鋼太郎、デズデモーナ 蒼井優、イヤーゴー 高橋洋
エミリア 馬渕英俚可、キャシオー 山口馬木也、ブラバンショー 壌晴彦

1FLB席より。この日はカメラが入っていました。

とてもおもしろかったです。そこを前提に気になった部分を。

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彩の国シェイクスピア・シリーズ第18弾『オセロー』簡易感想

オセロー観劇。
さい芸は週末しかチケット確保しないでおこうと決めて正解。終演は11時回った。
長い芝居は構わないのだけど、さい芸という交通の便の悪い場所でやるのは、やはり観客に優しくないよな~。

芝居は普通に面白かった。特に二幕は。照明と美術も美しい。

だが贔屓目あるかもだが、自分はりゅーとぴあ能楽堂シリーズの「オセロー」の方が面白かったです。
栗田さんの演出ってテンポが良いし、音楽の使い方が絶妙だから、長い芝居もとんとんと進んでいく。(進みすぎて、わかり難くなったりする芝居もあったが。)

比較してみると、新潟組の河内さんや山賀さんって、ほんっと若いのに上手い役者さんなんだな、と実感。

以下、りゅーとぴあ能楽堂シェイクスピアシリーズ 第四弾「オセロー」の感想

新潟公演 感想
東京公演 感想その1
東京公演 感想その2

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「演じる女たち<3部作>」

引き続き、一日12時間PCに向かう日々。右手痛くて、PCを操作するのが辛くて、ブログ放置…。ああ…。
ちょっとHDDの整理をして、古い録画をかなり消去。でもべっしー関係は消せないわ!
昔のべっしーの映画を、CSで放送したのを発見。うーん、今のべっしーのが素敵だ。

…と書いている途中で、PCの前で沈没。毎日こんな感じで更新不可状態です。
ブログ巡りもろくに出来てません。ごめんなさい。

とりあえず「演じる女たち<3部作>」の感想。

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『シラノ・ド・ベルジュラック』

『シラノ・ド・ベルジュラック』
青山円形劇場 Gブロック前方で9/8(土)観劇

一回目の感想→

戯曲を読んでから、と思いましたが、図書館で貸し出し中でまだ借りられてません。ちら見だけはしたけれど。
なので、ちゃんと確認していないのですが、これだけは声を大にしたい!

シラノが頭に撒いていた包帯ってロクサアヌのハンカチーフだよね?(戯曲指定は無いと思うのだが、どうなんでしょう?)

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『憑神(つきがみ)』

前日の『ヴェニスの商人』の観劇に疲労しきって、本日マッサージに行ったあと1時間ほど昼寝。頭をスッキリさせて東銀座へ行きました。 

『憑神(つきがみ)』 新橋演舞場 三階1列目で観劇

原作 浅田次郎(新潮社刊)
脚本・演出 G2

配役
別所彦四郎/中村橋之助  
榎本釜次郎/葛山信吾、つや/鈴木杏、母/野川由美子
伊勢屋/升毅、別所庄兵衛/デビット伊東、他

いやー、おもしろかった。肩の凝らない、老若男女、皆楽しめる、ちょっと気の効いた時代劇で。(民放でもこういう時代劇放送して欲しいよな~。)

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『ヴェニスの商人』

『ヴェニスの商人』 天王洲銀河劇場 C列下手で観劇

作  :ウィリアム・シェイクスピア
演出:グレゴリー・ドーラン
翻訳:河合祥一郎
美術:マイケル・ヴェイル

出演:市村正親、藤原竜也、寺島しのぶ、京野ことみ
廣田高志、大川浩樹、小林正寛、横田栄司、樋浦 勉、加門 良、椿 真由美、鈴村近雄
遠藤 好、今奈良孝行、菅原さおり、樋口浩二、佐川和正、藤沼 剛、豊田 茂
佐藤仁美、団 時朗、西岡徳馬

何かもう、むかついて、むかついて仕方の無い芝居でした。先週見た『じゃじゃ馬ならし』も、ムカつく戯曲なのだが。

同じ人間に対して、唾吐いたり、犬呼ばわりしたりさぁ。これ見ると、キリスト教徒が大嫌いになるわ。
特にシャイロックの娘ー!&その旦那!(横田さんは素敵だったけど)駆け落ちするのは勝手だが、だからといって親の財産持ってくなよ!しかもそれで豪遊してやがる。ふざけるなー!君達にはモラルが無いのかと問い詰めたい。財産欲しいなら、親に孝行尽くせ!それが人としての正しい道だ。親が嫌いで尊敬出来ないなら、親の財産など一切アテにするな!

全然芝居の感想になってない…。

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『シラノ・ド・ベルジュラック』 ひとことだけ

『シラノ・ド・ベルジュラック』再観劇。酔っ払ってるが、ひとことだけ叫びたい。

「右近@シラノ」最高ーーーーーーーっっっっ!!!

明日で千秋楽なのですよね。あと一週間上演していたら通ったかも。やはり栗田演出素晴らしい!
激ねむにつき、コメントは明日返します。スミマセン…。

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『シラノ・ド・ベルジュラック』

シラノ・ド・ベルジュラック 青山円形劇場 Bブロック後方

作:エドモン・ロスタン
演出:栗田芳宏、音楽:宮川彬良

《キャスト》
恋と冒険に生きる道化師、シラノ 市川右近
辛辣な舌で男を翻弄する美女、ロクサアヌ 安寿ミラ
嫌味で気障なド・ギッシュ伯爵から浮気女まで、 加納幸和
シラノの親友から侍女まで、 坂部文昭
酔っ払いの詩人から腕白坊主まで、 たかお鷹
二枚目クリスチャンからミーハー娘まで、 桂憲一
寝取られ男から修道女まで、 市川猿弥

演奏
アコーディオン 大田智美
バイオリン 廣川抄子

話が進むにつれ、どんどん惹きつけられ、気が付くと涙ぐんでました。

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エレンディラ

『エレンディラ』 彩の国さいたま芸術劇場
8/29 ソワレ 1階B列 にて観劇。

【STORY】
砂漠に風が吹くとき、その娼婦のテントは突然あらわれる。
伝説の美しい少女娼婦エレンディラを求め、今日も男たちの行列は続く。

翼の生えた老人が語り始める、彼が生涯愛し続けて女性の思い出・・・。
彼の名はウリセス(中川晃教)。そしてその女性とはエレンディラ(美波)。
美少女エレンディラは、冷酷な祖母(瑳川哲朗)に召使のように酷使されていた。ある日、彼女の過失から祖母の家が全焼する。祖母はその“借り”を返させようと、エレンディラを娼婦に仕立てて一日に何人もの客をとらせる。彼女はたちまち砂漠中の評判となり、そのテントの前には男たちが長蛇の列をなす。ある日、彼女はウリセスと出会い、恋に落ちる。駆け落ちするも、祖母に追いつかれて遠く引き離される二人。恋するウリセスは不思議な力を身につけ、彼女を探し当てる。結ばれるために、二人は祖母を殺そうと企てるのだが・・・。
祖母の運命と恋人たちのその後の物語をマルケスと思しき作家(國村隼)が、語りついでいく・・・。

原作: ガルシア・マルケス
脚本: 坂手洋二
演出: 蜷川幸雄
音楽: マイケル・ナイマン

<キャスト>
ウリセス:中川晃教
エレンディラ:美波
老紳士実は作家:國村隼
エレンディラの祖母:瑳川哲朗
語り部:品川徹
ウリセスの父:石井愃一
写真屋:あがた森魚
語り女:山本道子
ウリセスの母:立石涼子 その他

エレンディラを彩の国さいたま芸術劇場で見た。賛美両論ありそうだけど、世界観とかモロ好みで、非常におもしろかった!(美波、脱がせすぎとは思うが。)
出来ればもう一度みたいが、日程的に無理!最初から4時間超えの舞台とわかっていたらね~。
あ、でも4時間、全然飽きなかったですよ。思わぬ最前列観劇だったので、出来ればもう少し後ろで、演出や美術を堪能したいです。

唐突に1982年のサントリー ウイスキー ローヤル「ランボオ」の映像を思い出した。国は違うのだけど、砂漠があって、大道芸人がいて、というシチエーションが。→YouTubeに映像があった!

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ここからの距離、簡単に感想

tpt「The Distance from Here - ここからの距離 -」 ベニサンピット

[作]ニール・ラビュート
[演出]千葉哲也

昨年のTPT『スラブ・ボーイズ』が予想外に大ヒットで、若い役者さんと真摯に向き合った、千葉さんの演出が大当たりなので、非常に期待していた。

悪くは無かった。でも、昨年ほどの感動は得られなかった。(やや辛口)

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「ロマンス」、簡単に感想

「ロマンス」「ここからの距離」と二日連続観劇しましたが、ちとマジで冷房病なのか何なのか、体がだるくて、更に足がえらいだるくてしんどいです。
会社で冷房、劇場で冷房。芝居中は集中していたので平気でしたが、帰りの電車で「もう、倒れそうだわ♪」
帰宅後、お風呂につかって、足を暖めててやや回復。岩盤浴でも行こうかな…。

なので、簡易感想です。なかなか皆様のブログにも足跡が残せません、ゴメンナサイ。

『ロマンス』  世田谷パブリックシアター  F列より観劇
[作]井上ひさし
[演出]栗山民也
[出演]大竹しのぶ/松たか子/段田安則/生瀬勝久/井上芳雄/木場勝己

自分の体調が悪いのもあり、一幕がやや長く感じた。
だが二幕からが俄然おもしろい。段田さん、木場さんのチェーホフ、そして妻オリガの大竹さんが圧巻。
チェーホフとオルガの物語が、笑いながら、涙が出てしまう、切なさ。ただ紙に書かれた台詞が、素晴らしい俳優の肉体を借りると、生きた言葉として観客の心に突き刺さるのだな、と実感。

ただチェーホフとオリガの物語が圧倒的すぎて、他の印象が薄くなってしまったのが残念。この二人と、二人の一番近い所にいて、傍観者である、松さん演じるチェーホフの妹の、三人の物語でも良かったのに、と思ってしまった。

でもホント良い話と良い俳優の演技を堪能しました。
その後見たtpt「ここからの距離」で、若い俳優の力量不足を痛感しただけに。(千葉さんの演出は秀逸だったけど。)

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シェイクスピア三連発!

避暑から帰りました。旅先で書いた感想をまずはUPします。

『夏の夜の夢』 劇団AUN  7/30観劇 写真はこの日のキャスト表

Aun 時間が取れたので突然行ったら、当日券で入れない所だった。かろうじて入れたけど、良かった。
これが思いのほかおもしろくて、ヒット。
場所は大手町サンケイビルの地下スペース。ガラスなので外からも見えるし、天井からは涼しい風が。雨が上がって良かった。
舞台の中央には小さなプール。そこを囲むようにした客席。
なので、まずスペースが演目の雰囲気に合っている。物語が進むにつれ、自然と自分達が森の中にいるような気になる。
ライサンダーが長谷川さん、ディミートリアスが谷田さん。二人がイケ面で素敵だ。私の個人的な趣味だが、この手の古典でTシャツ、ジーパンの衣装って好きじゃないのだが、この舞台の雰囲気には、若者二人のTシャツ、ジーパンは合っていた。
ただハーミア、ヘレナがちょっと力不足で残念。衣装も良くないし。非常に申し訳無いのだが、二人とも小さい、男優二人がデカいので、身長差がありすぎてバランスが悪い。それでもプールに飛び込んでの熱演は拍手!
オーベロン、タイターニア、パック等、妖精チームも独特の雰囲気で、とても楽しい観劇でした。

『テンペスト』 KURITAカンパニー 7/8観劇

こちらもボケボケしていたら、チケット完売する所でした。初・KURITAカンパニー。
しかし新潟組の女優さんたちは何て上手いのだろう。歌も上手いし。舞台美術もセンスが良い。
ただどうにも脚本の展開が腑に落ちなくて。シェイクスピアのロマンス劇は苦手かも。
いまひとつ消化不良です。あ、エアリエルの河内大和さんが、すっごい良かった。栗田さんはじめ、役者陣に全くハズレが無いのは凄い。

『国盗人』 

さすがに記憶が…。もうTVでやっててびっくりした。
『リチャード三世』は人物相関図でいつもこんがらがるのだが、日本に置き換えると少し判りやすくなった。ただ同じ人が何役も兼ねるのでまた混乱。白石さんが何役も兼ねるのは、全く混乱しなかったのですが。
古びて、焼け落ちた能舞台がモチーフで、現代の夏、芭蕉の句からはじまる所など、センスが良いが、全体的にはちょっと演出頑張りすぎという印象。でもおもしろかったです。

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エクウス(馬) 自由劇場 感想

日曜日に再び『エクウス』を観劇。ちょっとひやひやな場面もあったが、2幕最後はやはり圧巻。ステージシートで泣いてた客は私だ。(先日は最前列センターでぼろ泣き。)泣く芝居では無いのだが、何故か胸が締め付けられる。
この日キャスト表を貰って来るのを忘れたが、多分前回と今回は一緒の方だったと。(四季HPより)

マーティン・ダイサート 日下武史
アラン・ストラング 望月龍平
フランク・ストラング 山口嘉三
ドーラ・ストラング 木村不時子
へスター・ソロモン 中野今日子
ハリー・ダルトン 志村 要(劇団俳優座)
ジル・メイソン 田村 圭
ナジェット 田島康成(劇団昴)
看護婦 岡本結花
馬たち 岡本繁治  芹沢秀明  徳永義満  渡邊今人  森健太郎

まだ市村さんがアランを演じていた頃に一度みた。まだ10代だったので、一番安い劇場の後ろの席で。
もの凄い衝撃を受けた作品だ。生で演じられる舞台とといもの。最小限の演出、舞台装置。そこから発っせられる、舞台役者の無限のエネルギーに圧倒された。(即効図書館で戯曲も借りたな。)
これは映像では決して得られないと感じ、以降、生の舞台にハマりまくる。

暫く四季の舞台は見ていなかった。しかし時を経て、同じ舞台で、再び日下武史氏のダイサートを見ることが出来る、この喜び!

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エクウス(馬) 自由劇場

Dsc00351_1 エクウス(馬)を見た。市村さんがアランを演じていた随分昔に見て、衝撃を受けた作品。

長い年月を経て、もう一度見たエクウスは、少しも色褪せず、むしろ一層の迫力で迫ってきた。
精神科医マーティン・ダイサートの日下武史氏のみが、かつて私が見た舞台と同じキャスト。
あの長い台詞劇を、全く淀みもなく進めていく、日下武史氏に惹きつけられ、クライマックスでは余りの迫力に、打ちのめされて、涙が止まらなかった。
あの年齢で、こんな魂を込めた芝居を毎日続けたら、倒れてしまうのではないか。

残念ながら、劇場には空席もある。俳優の鬼気迫る演技を見ることが出来るに、もったいない限りだ。
日程もお金も余裕が無いが、私は即座にもう一度見ることを決めた。
年齢を考えたら、これが最後かもしれない、日下武史氏のダイサート。今、これを見ないで、何を見る!

8/4まで、劇団四季 自由劇場。公式HP

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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・京都「かげろふ人」

鎌下作品に惹かれ、何度か行ったガジラ。いつも息苦しい程の緊張感、だけど不思議と不快感は無い。
初期の作品の再演、時代劇という事で、どんな芝居か楽しみだった。

演劇企画集団THE・ガジラ 20周年記念公演第1弾
ワンス・アポン・ア・タイム・イン・京都「かげろふ人」


作・演出/鐘下辰男
出演/千葉哲也 若松武史 塩野谷正幸  河野洋一郎 大久保鷹 西山水木 他

6月21日(木) ベニサンピット一階後方で観劇。

面白いか、面白くないかと聞かれれば、文句なしに面白い。
幕末という、どう世の中が転ぶか判らない時代。腕の立つ下級武士、でも彼らは坂本龍馬すら知らない。
舞台は地下倉のような、閉鎖された空間。その中で時代が見えずにあえぐ。

良い芝居だと思う。だが果たして今、この時代にあえて再演すべきなのだろうか?
演じている役者も年を重ねている。もっと昔に見たかった芝居というのが本音だ。
それと繰り返し出てくる嘔吐がしつこい。2回くらいで十分効果はあがると思うが。
とはいえ、暗がりを強調した照明、殺陣(千葉さんかっくいい!)など、実に良かったです。
やはり次回も見ちゃいます、鎌下作品。

そういやこの日、補助席で人が倒れた。大丈夫だったのだろうか?

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熱海五郎一座 狼少女伝説『TOH!』 

熱海五郎一座 狼少女伝説『TOH!』

作:妹尾匡夫
構成・演出・出演:三宅裕司
出演:渡辺正行、ラサール石井、小倉久寛、春風亭昇太、東貴博、南原清隆 ほか

視聴率戦争に振り回されるTVマン達。彼らの前に狼に育てられた少女が現れる。
彼女を巡り、ライバル局が激しい争奪戦を繰り広げるが…

伊東四郎一座⇒熱海五郎一座へ。
過去の公演の評判がとても良いのと、2005年の夏公演の伝説に、激しくプロ根性を感じたので、今回チケットを取ってみた。

注:2005年の夏の伝説
都内の電車がSTOPして各劇場軒並み遅刻者続出だった日に、開演を一時間遅らせ、落語とか、コーラ(笑)とかの芸をして、押した一時間、すでに到着しているお客を楽しませた、という話です。

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『薮原検校』 2

『薮原検校』 シアターコクーン 感想続きです。

二度目の観劇の日は、ヤクルトの古田監督&中井美穂夫妻に遭遇。私はメタルマクベスに続き二度目。本当に演劇好きな夫婦だ。他にも有名人を見かけたが、この日橋本じゅんさんも見てたらしい…。気が付かなくて、ちょっと残念。

それにしても当道座。凄いシステムだ。盲人の世界に階級があり、検校の位を得るのは並じゃない、程度は時代小説を多少読めば出てくるが、いやはや、ここまで凄いシステムだったとは。実は今回の舞台で一番驚いた点だ。

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『薮原検校』 1

『薮原検校』 シアターコクーン

作:井上ひさし 演出:蜷川幸雄 音楽:宇崎竜童  
出演:古田新太 / 田中裕子 / 段田安則 / 六平直政 / 梅沢昌代 / 山本龍二 / 神保共子 / 松田洋治 / 景山仁美 / 壤 晴彦 
ギター演奏:赤崎郁洋

一回目:D列下手、二回目:P列下手で観劇。
故郷を捨て、師匠を殺し、悪に手を染め、検校の位ので登り詰めた時に、捕縛され、生贄として残酷な刑死で最期を向かえる、二代目薮原検校こと杉の市の一代記。
休憩込みで3時間10分。台詞の量も膨大。でも飽きずに最後まで見られた。
なので、おもしろかったですが、消化不良な部分も多い。そんな感想。

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『血の婚礼』

血の婚礼 公式HP
tpt版血の婚礼 HP (2006年8月上演)
花梨のtpt版血の婚礼 感想

【原作】 フェデリコ・ガルシア・ロルカ
【台本・演出】 白井晃
【音楽・演奏】 渡辺香津美
【出演】 森山未來、ソニン、浅見れいな、岡田浩暉、新納慎也、
     尾上紫、池谷のぶえ、陰山泰、根岸季衣、江波杏子

東京公演終盤に、一階センターで観劇。
東京公演は終わりましたが、まだ全国巡業中の公演です。
今回は辛口なので、これから見る方は読まない方が良いかと。

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『絢爛とか爛漫とか』モガ版

最初に観劇したのは、モガ版。新感線ファンの友達に誘われて、中谷さとみちゃん目当てに。
私が海外行ったりする都合で、観劇日が伸びてしまい、誘ってくれた友人には、本当にスマン。しかもムチャクチャ芝居にはまってしまい、連日通うことに…。

『絢爛とか爛漫とか』モダンガール版

【キャスト】

文香……沢樹くるみ
まや子…琵琶弓子
薫………野口かおる
すえ……中谷さとみ

沢樹くるみさんのブログに、千秋楽を前にした、4人の表情がアップされてました。
何かねーこの写真見ただけで、涙腺緩くなるのよ。もうこの芝居に登場する4人が愛しいったらありゃしない。
重症ですよ、自分。

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『絢爛とか爛漫とか』その他雑記

最初の観劇速報でも書いたが、何といっても一番感動したのは、力のある戯曲に、真正面から演出・役者が挑んでいた所だ。
派手さは無いが、その真摯な芝居作りが私は好きでした。
客入りも、開幕当初はそれ程でも無かったという話も耳にしたが、私がみた千秋楽付近の三回は、毎回当日券を求めるお客さんがたくさんいた。

一度みて、また見たくなる。見た人の評判を聞いて、見てみたくなる。

そんな大勢のお客さんを、若い劇場スタッフの方が、頑張って劇場に誘導している。その姿にも好感。

それと衣装の違いが、モボ・モガでおもしろいと思った。

古賀……洋装と和装。洋装はシャツにベストといったもの。冬は羽織、袴。
文香……和装。春、秋とも明るい色の絣っぽい着物。冬はどっしりとした着物+羽織。

泉………お洒落なモダンボーイ
まや子…お洒落なモダンガール

諸岡……和装。袴。
薫………洋装。ワンビースにカーデガンとか、シャツとスカートとか簡単。

加藤……洋装と和装。夏は開襟シャツ。
すえ……和装。昔風な大柄で華やかに着物。夏は袴。袂が長い。

これで合ってるかな?モボは一回しか見てないから自信が無いな。
モボは和装と洋装、両方着ているが、モガは和装の人はずっと和装。これは暗転時の衣装変えの都合もあるかのも。

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『絢爛とか爛漫とか』モボ版

モガ版→モボ版→モガ版と観劇。
千秋楽近いこともあり、三回とも満員でした。何の気なしに見に行ったら、非常におもしろくて、結局通う結果に。
とても嬉しい出会いでした。

まずはモボ版の感想です。

【スタッフ】
作:飯島早苗 演出:御笠ノ忠次
照明:津村裕子 音響:前田真宏 美術:魚住和伸 衣装:中村洋一

【キャスト】
古賀…土屋裕一
泉……日比大介
諸岡…加藤啓
加藤…及川健

まずは両バージョン通して、素晴らしかったのが舞台美術&衣装
幕は無く、開演前からセットが見えるのだけど、ここは文香=古賀の部屋。離れの和室。
上手に文机、下手に本棚(モガ版は+鏡台)。
モガ版は文机の上に一輪差し、モボ版は下手に花瓶。
舞台は全部で4場、春・夏・秋・冬。この花が、季節毎に変わります。桜(?)→百合→秋桜(?)→椿。
舞台奥には雪見障子があり、廊下の向こうに庭が見える。その庭には桜が散り、何と本物のニワトリがいます!(モボ・モガ両方通じて、唯一の両バージョン出演者だそうです。)

セットも風鈴がプラスされたり、秋からは障子が下ろされたり、小道具がモボ・モガで違ったり、とても凝っている。
衣装も4人の個性と季節感が出ていて、特に女性の衣装が(衣装はどうしても女性版のが見応えあるのは、仕方が無い)、見ていて楽しいです。
モガ版は、文香とすえが着物。文香は絣っぽい柄、すえはクラシックな花柄。二人とも半襟がカワイイ。
戯曲を買いましたが、初演の写真を見ると、4人の衣装のコンセブトは同じなのか、と思ったら衣装は同じ方のようで。
特に夏の場面は、諸岡が白い単衣になったり、文香が浴衣だったり(寝込んでいるからだが)、季節感があって素敵です。

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『絢爛とか爛漫とか』・とりあえず燃え尽きた

モガ版再観劇。e+で半額チケットとか出ているから、平日は客入り厳しいのかと思ったら、超満員でした。
私の最後の観劇です。明日も見たいけど、平日マチネは無理…。

両バージョンとも見て、モガの方が上演時間が長い。戯曲を買ったので、ぱらぱら見てみると、元々モガ版の方が、若干台詞が多い模様。

セットが大好きなのですが、今日後ろの方から見て気が付きました。立て直す前の我が家に似ていたのだと。
雪見障子があって、廊下があって、縁側があって、庭があって。さすがにニワトリはいなかったけど。

ああ、本当におもしろかったです。とりあえず燃え尽きました。今日は寝ます。スミマセン。

…という訳で、MA観劇は中止となりました。あらら。

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『絢爛とか爛漫とか』はあと二日!

本日無事『絢爛とか爛漫とか』モボ版を当日券で観劇。ひゃー、モボ版もおもしろい!今日もたくさん笑って、たくさん泣きました。
戯曲も買ってきました。モボ、モガ、細部の違いが確認出来て、興味深いです。

注:『絢爛とか爛漫とか』の出演者は4人。男優さんのモダンボーイ版と、女優さんのモダンガール版が、同時に上演されています。
戯曲によると、元は男優バージョンのみで、再演の時に、女優バージョンが出来た、とのこと。

明日、再度モガ版を見に行きます。モガ版はまだチケットあるようですので、ぜひぜひ!

それにしても本当に脚本が良いです。全部で4場、春・夏・秋・冬で、秋の場がまさに起承転結の「転」なのですが、同じストーリーで、でも全然違うネタで、前半は大笑いさせ、後半は泣かせる、この構成が見事!
そしてモボ・モガ双方、役者さん4人のチームワークが良い!

これ、歌舞伎役者さんが、女形さんでモガを上演したらおもしろそう。
以下、妄想の澤瀉キャスト。

文香(真面目すぎて、小説が書けない、悩み多き女性)…笑三郎さん
薫(駄洒落好きで、大らか。実は一番才能がある)………猿弥さん
まや子(モダンガールで頭の良い令嬢。評論家志望)……春猿さん
すえ(親との関係に悩む、大人しいが、怪奇小説作家)…笑也さん

うわ、猿弥さんの薫は、マジメに見たくなってきた。

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コンフィダント・絆 追記

私の観劇した日は何かあったのでしょうか?
バルコの一階でエレペーター待ちしていたら、市村正親&篠原涼子夫妻。同じエレペーターには、渡辺徹&榊原郁恵夫妻。席についたら、通路挟んだ席に高橋由美子(ちょー可愛かった)、その隣は川平慈英。これだけ劇場通いしていると、芸能人と遭遇するのはよくあることだが、それにしてもちょっと興奮した。
二幕あたまにちょっとびっくりの出演者が。ネット巡ったら毎日ではないらしいですね。

今週も忙しくて、またダウンしかけてたが、「ハウ・トゥー・サクシード」のチケットを確保していたので、とりあえず行った!なかなかおもしろかった。

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コンフィダント・絆

コンフィダント・絆
パルコ劇場  G列上手より観劇。
作・演出:三谷幸喜
出演:中井貴一、寺脇康文、相島一之、堀内敬子、生瀬勝久

下手にピアノ。音楽はそれだけ。舞台はアトリエ。そこに、ゴッポ、ゴーギャン、スーラ、シュフネッケルの画家4人+紅一点のルイーズ。
脚本と役者の演技が素晴らしい、ただそれだけのことが、非常に上質で、大切だと再認識した舞台だった。

パルコ劇場のロビーには、それぞれの絵が飾られている。
ゴッポ、ゴーギャン、スーラまでは馴染みのある名前。でもシュフネッケル?この人の絵はどこかで見たことはある?と開演前に思う観客に、ストーリーが進むにつれて、シュフネッケルがどういう人間か判って来る。

絵画の才能がなく、自分に才能かないことすら気がついていないシュフネッケル。
ただ一人世間に認められてるスーラ、だがゴッホの絵を見て愕然とする。
日常生活はでたらめのゴッホと、そんな彼を切り捨てられないゴーギャン。

まずは4人のキャスティングが良い。コーヒーもろくに煎れられない、お坊ちゃまなスーラを演じた中井貴一には驚いた。舞台でこれほど光るとは。
とはいえ何といっても三谷さんのキャスティングの隙の無さは、シュフネッケルに三谷脚本・演出が肌に染み付いてる、相島一之を持ってきているところだろ

う。やはり良い舞台には、演出家が絶対的な信頼を置いている役者が必要。これをハズすと、舞台が空中分解しかねない。

各役者さんについては、本当に素晴らしくて、何もいうことが無い。キャティングの絶妙さを思い知った。

最後、ゴッホはアルルに行くことを決意する。ゴーギャンも一緒だ。シュフネッケルは引き止めるが、彼らはパリを出る。
その先は舞台では描かれていないが、ゴッホとゴーギャンの顛末は有名な話だ。
舞台はアトリエを開いた時の4人の会話で終わる。希望に満ち、その後何度も繰り返し、皆に煙たがれる話をはじめるゴッホ。
彼らのその後を知っているだけに、切ないラストだった。

三谷さんの素敵な脚本の舞台を見て、日本の演劇界はもっともっと、良い脚本家を育てなきゃダメだと思った。
(あと日本のミュージカル界は、良い作曲家を育てて欲しい~。)

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『エンジェルス・イン・アメリカ』

『エンジェルス・イン・アメリカ』

Part 1「ミレニアム」
Part 2「ペレストロイカ」

作:トニー・クシュナー
訳:薛珠麗・TPTworkshop
演出:ロバート・アラン・アッカーマン
出演:山本亨、斉藤直樹、パク・ソヒ、池下重大
チョウソンハ、宮光真理子、松浦佐知子、植野葉子
矢内文章、深貝大輔、小谷真一、アンソン・ラム

tptのHP
wowowのHP

7時間にわたるこの芝居をみて、すでに二週間が経過した。
感想を書こうにも、あまりに膨大な内容が自分の中で受け止めきれず、消化して言葉にすることが出来ない。
なので、アメリカで放映されたTVシリーズのDVDを見てみるが、やはりまとまらない。
TVシリーズの第6話は「天国への階段」というタイトルなのか。

天使のビジュアルに惹かれたのも、今回見に行った要因のひとつ。かつては同じ演出家で、麻実れいさんが演じた天使。
ビジュアルの変化は、演出家の天使への解釈の違いだろうか?
テレビ版では最後が黒天使だし、天使の解釈は演出にもよるし、見る人の解釈にもよるのだろう。

せわしなく動かされる装置がやや気になった。でもジャングルジムのようなセット。天の上の天使は、実に効果的で良かった。
TV版の廃墟のような神殿の絵も凄く綺麗だった。

プライアー役の斉藤直樹さんが凄く良かったなぁ。
黒いフードを被り、舞台を歩くプライアーに胸をつかれた。
絶望的な現状、でもプライアーは天使と対峙する。
90年の彼は、セントラルパークのベセスダの泉のほとりで笑顔で「ここが好き」と言う。
ラストに登場しないジョー。ジョーはどこへ行ったのだろう。

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「マクベス」07 感想2

今頃、最後の福岡公演の夜の部も終わったのでしょうね…。見たかったなぁ。(しつこい!)

りゅーとぴあ能楽堂シェイクスピアシリーズ「マクベス」07
◇りゅーとぴあ HP
◇メジャーリーグ HP


戯曲の良さを実に生かした、演出・役者陣。素晴らしかったです。
『冬物語』のように、海外公演があったら、勢いで行ってしまうかも(爆!)
東京・国立能楽堂での公演は、NHKのカメラも入っていましたので、ひょっとしたら放映の可能性有りです。

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「マクベス」07 感想1

いよいよ明日が最終日。福岡公演です。

りゅーとぴあ能楽堂シェイクスピアシリーズ「マクベス」07
福岡公演  大濠公演能楽堂 2007年4月17日(火)

あああ、行きたい、行きたいよー(泣)
今日の夕方福岡のサーバがおかしくなったので、これは演劇の神様が私に行けって言ってる?と、思わず「明日朝イチで福岡行って直してきます。」とバカを言いました。(いや、遠隔操作で再起動すれば、とりあえずは直るし。)

少々間があいてしまいましたが、感想続きです。

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『写楽考』

『写楽考』 
シアターコクーン D席上手側

作:矢代静一、構成・演出:鈴木勝秀

キャスト:
 あの男(伊之)・東洲斎写楽  堤真一
 重田幾五郎・十返舎一九   高橋克実
 北川勇助・喜多川歌麿    長塚圭史
 お加代・お春     キムラ緑子
 お米         七瀬なつみ
 蔦谷重三郎       西岡徳馬

 横笛   藤舎貴生/福原百七
 和太鼓   日野一輝

仕事で疲労している頭を、冒頭の和太鼓の響きが目覚めさせてくれました。
和太鼓と横笛、時折歌舞伎っとぽい演出も入る試みはおもしろかったし、内容もなかなか満足。
でも案外あっさりと終わってしまった印象…。

客席にはいのうえひでのりさんの姿。ヘドの時も見かけたし、ファンなので、遭遇すると嬉しい♪

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「マクベス」07 簡易報告その2

4/4の観劇が、私にとってはラスト。うう、地方公演も行きたいです。
でもやはり素晴らしかったです。あの舞台と客席空間を支配している緊張感は、何なのでしょう?昨年のDVDと見比べると、マクベス夫妻はじめ、出演者の力量が格段に上がっているのがよくわかります。
だからこその、今回のシンプル・イズ・ベストの演出なのでしょうね。栗田さんバンザイ!

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「マクベス」07 東京初日

新潟公演のように「演劇の神様の光臨」は、さすがにありませんでしたが、もちろん素晴らしかったことに、変わりはありません。

正直に言うと、新潟公演の方が、良かったです。まさに舞台は一期一会。もちろん今日の舞台も良かったですが、会場が広すぎた為?か、新潟で感じた、張り詰めたような緊張感が無かったな…。

取り急ぎ速報です。コメント、多謝!PCの前でおちかけたので、寝ます。ごめんなさい…。

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りゅうとぴあ能楽堂シェイクスピアシリーズ 「マクベス」07

演出や衣装、音楽も変わるということで、前回バージョンがとても好きだったので実は不安でしたが、そんなもの、開幕後10分で吹っ飛びました。
もう栗田さんの演出、凄過ぎ。こんな凄い舞台には、ただひれ伏すしかありません。
りゅーとびあ能楽堂に、演劇の神様が降臨したのでは?とまで思いました。

もうとにかく見て!
前回見たからいいやとか考えている人、貴方の考えは甘い!
各役者の役への入り込みが、再演だけあって、更に深いことになっています。またその役者さんの力量を信じてか、演出がかなりシンプルになっています。
観劇好き、シェイクスピア好きの人は、この凄い舞台見なきゃダメです。

もちろん人の感想はそれぞれだし、好悪はあると思いますが、とにかく今年1~3月まで、多分35~40回の観劇(数えるのが面倒…)をしていますが、私的にはぶっちぎりのベスト1です。
シェイクスピアの戯曲が、これほど伝わってくるとは…。久しぶりに立ち上がれない程の感動でした。

りゅうとぴあ能楽堂シェイクスピアシリーズ 「マクベス」07
東京公演 4/3(火)~5(木) 会場:国立能楽堂 
チケット:e+

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マクベス@新潟 終演

凄かったとしか言えないです。演劇の神様が降臨しました。
感動と感激で言葉も出ません。体が震えてます。
笑也マクベス夫人は、神がかってました。

携帯からなので、とりあえず速報。次は秋にハムレット。
コメントありがとうございます。帰京したらお返事します。

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マクベス@新潟

凄く寒いです!今回は休憩なし、2時間10分。

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「マクベス」07 本日より開幕!

3/29よりりゅうとぴあ能楽堂シェイクスピアシリーズ「マクベス」07開幕です!わーい!
本日より私もマクベス強化期間といきます。(いや、他の芝居も行くけど。)
さすがに福岡までは行かれませんが、日程見てると行きたくなるのですよね…。

新潟公演
日時:3/29(木)~31日(土)
日時:会場:りゅーとぴあ能楽堂

東京公演
日時:4/3(火)~5(木)
会場:国立能楽堂 

高知公演
日時:4月13日(金)
会場:高知県立美術館

大阪公演
日時:4月15日(日)
会場:大槻能楽堂

福岡公演
日時:4月17日(火)
会場:福岡 大濠公園能楽堂

ネット徘徊していたら、「KURITAカンパニー」ホームページ発見!
まだ工事中ですが、次回公演『テンペスト』の案内も有り。
7/14か…そのまま大阪移動するのは、どう考えても無謀なルートかしらん。

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流山児★事務所「リターン The Return」

流山児★事務所「リターン The Return」

原作:レグ・クリップ
演出:流山児祥
出演:千葉哲也/大路恵美/阿川竜一/北村魚/塩野谷正幸
Space早稲田 (東京都)

オーストラリア演劇の小劇場作品、最終電車である地下鉄の車両に乗り合わせた
5人のスピーディーな話で、1時間35分。

対面式の舞台、客席は両方。真ん中に電車の社内。左右に出入り口。
無駄のない空間での、台詞の応酬。

途中、見ていて、何か圧倒的な力に、押しつぶされそうになった。

底辺にいる人間の、あがいても這い上がれないどう仕様もなさ、
今の日本の格差社会にも繋がり、見ていて辛い。
だが、どんな人にも真実があり、その真実がこの戯曲の最後のどんでん返しに繋がる。

おもしろかった。ドラマチック・オーストラリア参加作品といえば、
昨年『花嫁付き添い人の秘密』を観劇したが、戯曲が悪いのか、演出が悪いのか、かなりいまいちでしたが、
こちらのオーストラリア戯曲は、素晴らしかったです。

流山児★事務所、見に行ったの高校生以来かも。
何度か行きたい演目があってチェックしてたのだけど、日程が合わなくて見送っていた。
次の真夏の夜の夢も行きたいのだが、多分旅行中かも…。残念。

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阿国

1990年が初演、とのこと。それから何度も再演を繰り返している人気作品、といったイメージ。パンレットを購入していないので、ネットで検索した範囲しかわらなかったが。

阿国  新橋演舞場

一度は観ておきたいなと思って観劇を決意したが、正直、再演繰り返す超人気作品!とは思えなかった。期待が高すぎたのだろうか?

ミュージカルでは無いと思う。レビューショウという印象。それでもまぁおもしろかったのだが、何度も上演されている割には、無駄な場面、ダラける場面が目につく。特に変に笑いを取ろうしている場面が、くだらなすぎ。寒いので止めて欲しい。

多分、90年とはいわなくても、前回上演時(ル・テアトル銀座だった模様)に観ていたら、もっと入り込めて、楽しめたのかもしれない。(当時は池田有希子:お丹、浦井健治:一蔵とか。)
木の実ナナさん、若い頃はもっともっと凄かった印象がある。

やはり瞬を外してはダメだな、演劇は。

セット、衣装(遊女歌舞伎の現代風の衣装はイマイチだが)等は素敵だった。バンドが客席から見えるのも、好印象。
芝居はラストのもっていき方が、余り私は好きではなかったな。脚本は全体的におもしろいと思う。役者さんもみな役にはまっているし。(でももっと若い頃に観たかったというのが本音。)

一蔵の東山くん、やはり格好良かった。彼はそんな背が高くない筈なのに、舞台だと非常に大きく見える。『レ・ミゼラブル』が益々楽しみです。

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『ひばり』演出・蜷川幸雄、主演・松たか子

『ひばり』 
文化村シアター・コクーン 2/21観劇 1階F列
作:ジャン・アヌイ 演出・蜷川幸雄 主演・松たか子

つ・疲れた。平日の会社帰りに見る芝居では無い。でももう松さんに圧倒。膨大な台詞が、きちんと伝わってくる。連日の観劇でかなの自分のコンディションが悪かったにも関わらず、一睡もしませんでした。

劇場に入ってまず思ったこと。『SHIROH』かよ!そのくらいセットがそっくり。
上手・下手に宗教画、正面後ろに大きな十字架。パンフレットを購入していないので意図が不明だし、元ネタがきちんとあるのかもしれませんが、最近上演され、また観客も被っ

ていると思われる芝居と似た美術というのは、余り上手いやり方とは思えない。
何度も言うが、『十二夜』の、歌舞伎座より徒歩5分の劇場で散々上演されていた、スーパー歌舞伎そっくりな美術・装置は、底が浅すぎて余りにも陳腐。(しかもそれで賞貰ってるし。あげる方も受ける方も、クリエィタとしての誇りは無いのか。)

とはいえ無駄に金かけただけにしか思えなかった、豪華セットの『十二夜』と違い、『ひばり』のセットは、何よりももの戯曲に合っていたと思う。
ひな段のように高くなった舞台。その上に裁かれるジャンヌ。脇にぐるっと、裁判にかかわる人、傍聴する人。常に舞台上に存在する彼ら。歌舞伎っぽいな、とも思った。(ゴールド・シアターのおじい様達が、ちょっとこっくりしていたのも歌舞伎っぽい(笑))
先日AUNの公演で光っていた横田栄司さん、今回はまた全然違う役柄で魅せてくれました。

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『Song & Dance ハムレット』 ちょっとフォロー

予定がハッキリせず、来週の大阪遠征の手配を怠っていたら、格安ツアーも売り切れ、ホテルは無い、ぷらっとも無いという事態に…。 とりあえずホテルと往復の交通手段は確保。

下の記事で色々書きましたが、やはり好きなんですよね、『Song & Dance ハムレット』

芝居日記・ハムレット に舞台写真がUP!
やはり栗田さんの創り出す世界は美しいな~。

「音楽劇 ハムレット」 
宮川彬良さんのデモCD。全14曲。手作り感溢れたCDですが、とてもとても充実の内容です。
やはり曲良いな~。次回観劇までに鬼リピートの予定。

そもそもメイド・イン・Japanのミュージカルには、音楽面がいま一歩のものが多いのだけど、ハムレットの曲は凄く印象的で、耳に残りました。一応、音楽劇という括りのようですが。
新感線もメタルマクベスとか、音楽劇に括るのだろうけど、こちらも曲のインパクトは凄まじいし。正統派ミュージカルも吹っ飛びます。

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『Song & Dance ハムレット』 二回目観劇

池袋サンシャイン劇場にて。14列目、前の列には栗田さん♪

栗田さんの演出が気になるのと、ご贔屓な谷田さんが出ているのでリピート観劇。
正直一回目は、凄く良かった部分と、腑に落ちない部分が同居していた。
その腑に落ちない部分は、多少薄くなったとはいえ、二回目でも解消されきれない。

いや、ホント気に入っている芝居ではあるのですけど。
『朧の森~』に通いまくって、「芝居はカタルシスだ!」とか改めて思ったので、間違いなくこの芝居もラストに向けてのカタルシスがあるし。

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地獄八景:浮世百景

『地獄八景 浮世百景 』
監修:桂米朝
脚本:東野ひろあき
演出:G2
出演:佐藤アツヒロ/高橋由美子/山内圭哉/松永玲子/小松利昌/
    出口結美子/桂吉坊/市川笑也/桂吉弥(12日~)/升毅/松尾貴史

もう大声で叫びます。おもしろかったー!!

上演時間は約2時間20分。休憩はなし。でも全く飽きません。テンポ良くストーリーは進んでいきます。プレ初日で全然ダレなかったので、本公演になったら、 益々テンポアップしそうです。

タイトル「じごくばっけい」と読むのですね。落語の知識のある方は「地獄八景亡者戯(じごくばっけいもうじゃのたわむれ)」をご存知だと思うのですが、タイガー&ドラゴン程度しか知らない私。「三枚起請」はそんなタイトルがあったかな~程度しか覚えてないし(苦笑・タイガー&ドラゴン、最初のスペシャルでしたね。)。落語の知識がもう少しあったら、多分10倍楽しめそう。

主演のアツヒロくんが、古田さんのラジオに出演!
ふるちん TBSラジオ 2/10 25:00~26:00 (24日は染五郎さん。)

以下ほんの少しのネタバレ有り。核心部分には一切触れてません。ネタバレしてしまうと、おもしろくないので…。

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コリオレイナス

『コリオレイナス』
彩の国さいたま芸術劇場大ホール
1月31日1階F列より観劇

紀元前5世紀のローマ。国家への功績があるものの、民衆を愚弄する態度と母親への異常な愛情ゆえに、悲劇を招いたローマ将軍コリオレイナス(唐沢寿明)の姿を描く。コリオレイナスは、敵国との戦いを勝利に導き、一方では“武人の華”と称えられ、また他方では裏切り者として“民衆の敵”と罵られる。

演出:蜷川幸雄
原作:W・シェイクスピア
翻訳:松岡和子
出演:唐沢寿明、白石加代子、勝村政信、香寿たつき、吉田鋼太郎、瑳川哲朗 他

昨年後半の蜷川さんでは、評判の良かったタンゴを見てません。
今回の「コリオレイナス」、非常に見応えがありました。重厚なシェイクスピア劇には、蜷川さんの演出はハマりますね。

とにかく今回は主役・ケイアス・マーシャス役の唐沢さんが素晴らしい。高潔でありながら、同時に高慢である、悲劇の武将。民衆を見下しながらも、その姿に観客が共感出来る役作り。この役に説得力が無ければ、芝居そのものが成立しなくなってしまう訳だから、難しいキャステイングだったとも思う。

そしてなんといってもオーフィーディアス役の勝村さん。圧巻でした。コリオレイナスに対する愛憎入り乱れた感情。二人の対決部分は迫力ありました。
特に二幕冒頭、何もかも失ったコリオレイナスが、救いを求めて来た時に、それを受け入れる辺りの複雑な感情が、きちんと観客に伝わっていることに感心。

一度の観劇ではやはり筋を追うの必死で、舞台を思い返す為に、今戯曲を読んでるのですが、舞台を見ている時より、民衆の占める位置が大きい印象です。
もちろんこの芝居は一般民衆と貴族階級の対立を軸に描かれているのですが。
民衆の方々の台詞が、いまひとつ聞き取れてなかったようです、自分。

演出面で引っかかるのは、どうしても蜷川さんの最近の芝居は、芝居の為の手法ではなく、手法の為の芝居になっている気が。今回も正面の階段が、場面によっては効果的だけど、という印象。
鏡の使い方は『十二夜』より、よほど気がきいていて好きでした。観客を映すのも、ローマ市民の中に引き込む感じです。
階段を使っての立ち回りはとても迫力がありましたが、ちょっとハラハラもしました。

長い芝居ではありましたが、後半の怒涛の展開には大満足です。

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『Song & Dance ハムレット』

『Song & Dance ハムレット』
北千住 シアター1010作/シェイクスピア 
翻訳/松岡和子 上演台本/笹部博司 作詞/岡本おさみ
演出/栗田芳宏 音楽/宮川彬良 振付/舘形比呂一

栗田さんの演出に、能楽堂シェイクスピアシリーズで虜になってしまいましたが、正直『田園に死す』は苦手でした。(スミマセン)
かつての小劇場ブームの、第三舞台とか、夢の遊眠社とかが苦手だった思いに近いものがありました。(それ以前の寺山氏、唐氏は好き。学生だったから、余り数は見てないですが。その後の関西小劇場は、超好きでした。)作品が似ているということではなく、受け付けない感覚に共通するものが。

そんな訳で実はちょっとおそるおそるの観劇でした。以前の上演バージョンが評判良かったし、と思いつつ。
ハムレットの細かい部分をすっかり忘れていたので、一幕は混乱したりしてましたが、二幕からは一気に芝居世界に浸ってしまいした。
このあと各地を回り、私もサンシャインで再観劇予定なので、もう一度ハムレットを読み直して、観劇に挑む予定です。

それにしても栗田さんの演出はセンスがあるよな~。装置・衣装ともに実に洒落ている。冒頭ホレイショーの歌声で、幕が開くのがなんとも格好良い。
旅芸人一座が鍵になっている、という点が、『ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ』を思い出しました。

ちゃんとして感想になっていなくて、スミマセン。

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『動物園物語』 段治郎さんインタビュー

先週、北千住のシアター1010『動物園物語』 を見てきました。私的にはいまひとつ芝居の中に入り込めず、消化不良で終わってしまい残念…。
観劇後に段治郎さんのインタビューを見つけました。

All About 市川段治郎が現代劇に挑戦 その1

先に読んでから、芝居をみた方が良かったかも…。

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『みんな昔はリーだった~EXIT FROM THE DRAGON~』

大王こと後藤ひろひと氏の待望の新作、「みんな昔はリーだった」をPARCO劇場にて観てきました。

う…ん、久々の大王の新作ということで、ちょっと期待が大きすぎたと思います。いや、決しておもしろくない訳ではないですよ。こういった緩い展開も魅力的です。

でも、もっと綿密で、もっと隙の無い芝居が観たかったなぁ。大王作品を全部網羅している訳ではないけれど。それでも「男のヒーローの映画スターがいない」という着眼点は、やはり素晴らしいと思う。その通りだもの。

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tpt「黒蜥蜴」 感想その2

感想その1で少々ネガティプな思いを書きましたが、芝居としてはとてもおもしろかっだてす。特に黒蜥蜴と明智のやり取りは素晴らしかった。最初のトランプの場面、一幕最後の鏡合わせの場面、黒蜥蜴の切ない告白、その告白を聞いたあとの変装して黒蜥蜴の側にいる明智。そして何といってもラストー!ちょっと一拍おいてから毒をあおる黒蜥蜴。最後の最後の台詞「宝石は死んでしまった。」 二人が中心の芝居だからとはいえ、結局心に残る場面は二人の場面ばかり。一度目の観劇ほどでは無いとはいえ、この芝居、麻美&千葉が出てない場面との温度差があり過ぎる…。二人が舞台から去ると、途端にテンションが下がる。 一回目の「黒蜥蜴」前に「トーチソングトリロジー」を見たが、こちらの方が満足度が遥かに高かったのは、演出が断然良かったからだと思う。とても良い芝居ではあったが、実は私は演出面に不満も持ちました。

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tpt「黒蜥蜴」 感想その1

旅から帰宅して一回目の観劇は「黒蜥蜴」 二回目。ベニサンピットは超満員。当日券キャンセル待ちの人がたくさんいました。
肝心の芝居、一回目よりも全然良くなっていて、凄く楽しめる舞台でした。
この日は美輪&天知版を観劇したこともある人と一緒に。さすがに昔すぎて記憶が薄かったようだが、断片的な印象を聞くことが出来た。

黒蜥蜴…麻実さんは大好きだが、美輪さんの浮世離れ感・時代的な匂いの漂う黒蜥蜴がやはり好きだった。
明智…台詞はさすがに凄く上手いけど、せめて麻実さんより背が高い人が良い。衣装・ヘアメイクをもう少し工夫してあげれば良いのに。

二人の台詞のやり取りには大変感心したそうだが、物足りなさも残ったようだ。

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黒蜥蜴 劇評

読売新聞にtpt『黒蜥蜴』の劇評が出ていました。

YOMIURI ONLINE

自分は来週再観劇します。実は生まれて初めてみた演劇が美輪様の『黒蜥蜴』らしい。故・天知茂ファンの母に連れていたようだが、あまりに子供すぎて何も記憶に残ってません(苦笑)。

ちょっと旅に出る為、数日ブログの更新が滞ります。すみません。

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ア・ラ・カルト 簡易感想

ア・ラ・カルト 青山円形劇場

公演日程 2006年12月1日〜26日
<芝居・出演・台詞>
高泉淳子、白井晃、陰山泰、+、石井一孝(visitor)
中西俊博(violin)、クリス・シルバースタイン(bass)、竹中俊二(guitar)、林正樹(piano)


18年も続いた「ア・ラ・カルト」。遊◎機械のお芝居はかなり昔に見たことがありましたが、「ア・ラ・カルト」ははじめて!
いや〜おもしろかったです。全編ネタが多く、初日あけたばかりなので、詳しい感想は控えますが、日本で、こんなに粋で、洒落た芝居が、18年も前から続けられていたなんて!
ダサいミュージカルしか作れない、製作スタッフの方々は爪の垢を煎じて貰ってください。←毒吐きにつき反転)

白井さんはさすがだし、陰山さんはギャルソンスタイルがメチャ格好良いし、高泉さんは姿も芝居もキュート☆あの髪型も含めた早変わりの数々、凄すぎです。歌舞伎もびっくりよ。

ゲストの石井さんも、良い味出してた!もう××ミュージカルネタは、いちいちツボに入ってしまい(ややネタバレっぽいので反転→薬飲むし、しょっぱいじゃなくて不味いだし、髪の毛もちゃんと解くし)、ムセかけましたよ。
音楽もホント素敵♪もう一回観劇予定なので、とても楽しみです。

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『トーチソングトリロジー』 感想

『トーチソングトリロジー』

作:ハーヴェイ・ファイアステイン
上演台本・演出:鈴木勝秀
CAST
アーノルド:篠井英介
エド:橋本さとし
アラン:長谷川博己
ローレル:奥貫 薫
ディビッド:黒田勇樹
ベッコフ夫人:木内みどり
エミ・エレオノーラ(VOCAL&PIANO)

とにかく素晴らしい芝居でした。篠井さんを見るためだけに、チケット代と時間を使っても、お釣りが来るくらい凄い演技でした。
全体は三部構成。かなり長丁場の観劇になりますが、全く時間を感じさせません。

【第1幕】 50分
アーノトルドと恋人エド。ゲイである自分を恥じ、女性の恋人を持つエド。

【第2幕】 50分
エドとその恋人ローレンが過ごす別荘に招かれる、アーノルドと新しい恋人アラン。

【第3幕】 70分
養子デイビッドを向かえるアーノルド。ローレルと別れ話が進むエド。
息子を愛しているが、息子がゲイであることを認められない、母・ベッコフ夫人。

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今月の観劇ラスト!

怒涛のような観劇漬けの11月が終わりました。楽しかったけど、もう少し考えよう、自分。

今月のラストはtpt「黒蜥蜴」 ベニサンピットでシメました。
まだせ開幕間もないので、固まってないかな?と思われる部分もありましたが、素敵な舞台でした。
こちらは楽近くにもう一度観劇予定♪

11月後半は、RENT狂い、「トーチソングトリロジー」 と素敵な舞台が立て続けで、幸せな日々でした。

2007年見たい舞台!

現代能楽集『AOI/KOMACHI』 作・演出/川村毅
2007年4月11日(水)〜15日(日)世田谷パブリックシアター
『AOI』(あおい)
 麻実れい、長谷川博己、剱持たまき、中村崇
『KOMACHI』(こまち)
 手塚とおる、笠井叡、福士惠二

黒蜥蜴パンフによると、『エンジェルス・イン・アメリカ』を予定しているらしい…。

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『トーチソングトリロジー』 簡易感想

パルコ劇場「新」スタンダードシリーズ
『トーチソングトリロジー』

頭の中がまだRENTでぎっしり状態で、他の芝居を受け止められるか不安だったのですが、いや〜、そんな心配を見事に払拭。
めちゃめちゃおもしろかった!!!

最近のパルコはほぼハズレなし。大当たり率高し!あ、篠井英介さん出演の芝居もほぼハズレが無い。
もう一回見たいが、時間も無ければ、RENTにつぎ込みすぎてお金も無い。でももう一回見たいわ〜、凄く良かったよ〜(泣)
良い脚本、良い演出、実力のある俳優(コレ某芝居のあとだと、非常に重要)が揃っているのが、単純に嬉しい。

篠井さんももちろん良かったが、アランを演じた長谷川博己くんがかなり気に入りました。本日は取り急ぎここまで。

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RENT 雑感

RENT061117.jpg頭の中を今だRENTの曲がぐるぐる〜♪ヤバすぎです。何がこんなに夢中にさせているでしょう?
RENTの感想等を検索していると、若い頃ならもっとハマれたかもという言葉によく行き当たる。私は全く逆。
若い頃の方があまのじゃくだったので、RENTを見ても、ふ〜ん、HIVとか真正面に出されてもねぇ?だった気が(苦笑)
人生経験積んだ今の方が、「今を生きる」という言葉に共感出来てます、多分。

RENTは音楽の美しさが特徴として挙げられますが、曲それぞれももちろん素晴らしいけど、私は、音楽が見事に舞台を進行させていく所にも凄く惹かれました。芝居→歌→芝居という流れではなく、音楽が芝居。
一幕の「Life Support」〜「Out Tonight」とか。そして何といっても「Christmas Bells」!アンサンブルと主要キャストが絡んで、曲を紡ぎ出すのがどんなミュージカルでも大好きなので、本当に「Christmas Bells」は好き。「And it's beginning to snow」のフレーズが何度も出てくる所も大好き。舞台上でそれぞれの物語が進んでいく所も好き。(でもついついコートを買ってあげる場面ばかり見てしまいます。もうコリンズとエンジェル可愛いすぎ。)
音楽で進行していく中、思い出したようにマークの台詞が入るタイテミングも好き。

「tick,tick...BOOM!」 の演出は、海外もはじまり方は同じ?日本版独自?
客電がついたまま、登場人物(tick,tickはジョナサンだけだけど)が出てきて、ぱっと電気が消えるあのタイミングが好きだな。

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RENT 千秋楽

あああ、終わっちゃったよ〜(泣)。凄く楽しかったよ〜。これから公演のある、名古屋の方、大阪の方、素晴らしいですよ〜!
あ、さすがに本日はチケット持ってました(爆!)
何か抜け殻状態なので、手短に本日の顛末。

用事を無理矢理切り上げ、厚生年金へ。ブレイクスルーの抽選にはキャストの方々に来てくれ、開演前に大盛り上がり!
友人がチケット無しなので、抽選後、とりあえず当日の列に並ぼうとしたら、そこにエンジェルのようなお嬢さんが現れ、声掛けてくれて、余ったチケットを売っていただいちゃいました!ありがとう〜!
私はチケット欲しいオーラでも醸し出しているのか?ちなみに他の演目では、知らない方に声掛けられて、チケット売ってもらったりなんて、一度も無いです。今回はホント恵まれてます。

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『BURN THIS』 =焼却処分=

『BURN THIS』=焼却処分= 青山円形劇場
作:ランフォード・ウィルソン / 翻訳:演出:青井陽治
ペイル:岡幸二郎
アナ:大輝ゆう
バートン:小林十市
ラリー:浦井健治

過去の上演記録を見ていたら、1991年に役所広司さんのベイル、石田えりさんのアナで上演されていたようで。正直こちらのキャストの方が見たかった(苦笑)
今回余り期待しないで行ったら、案の定いまいちでした。

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『錦鯉』

『錦鯉』 天王洲銀河劇場
作・演出:土田英生
出演:鈴木一真 田中美里 ヒロシ 笠原浩夫 木南晴夏 水沼健 有門正太郎 たかお鷹

初日に観劇。初日らしく華やかな客席。当日引き換えの割引チケットで行ったにも関わらず、前方のセンター席という非常に見やすい席でした。ありがたや。

全体的には悪くも無いけど、メチャメチャ良いとも思わない。そういや終演後に感想とか誰にもメールしなかったなぁ…。そんなテンションのお芝居でした。

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