カテゴリー「芝居・一般」の194件の記事

フロスト/ニクソン

『フロスト/ニクソン』
2009年12月1日(水)マチネ 天王洲・銀河劇場 2列下手
2009年12月18日(木)マチネ 仙台・イズミティ21 6列センター

作 ピーター・モーガン
演出・上演台本 鈴木勝秀
出演 北大路欣也、仲村トオル、佐藤アツヒロ
中山祐一朗、谷田歩、中村まこと、安原義人

東京で二回見る予定が、一回に減ってしまったので、悔しくて仙台まで行きました。
一回だけの観劇だと、色々ともったいない舞台でしたし、銀河で見た時は席が二列目でしたが下手側で。
ええ、見た方はお判りと思いますが、谷田さんが遠いっっっ!

舞台の立ち居地が、ニクソン側はほぼ上手、フロスト側はほぼ下手。
銀河ではトオルさんが近くて、余りの格好良さにクラクラ。
仙台ではセンターでしたので、照明等、銀河では気が付かなかった点も見られて良かったです。

芝居の内容ももちろん素晴らしいのですが、何と言っても男だらけの萌え所満載の芝居。
スーツ姿の壮年の男達は、めちゃめちゃ格好良かったです。
女性客のツボ突きまくりです。

キャストのバランスが絶妙。
北大路さんの圧倒的な存在感。抜け目無いリザールと、硬派でひたからニクソンを護ろうとするブレナン。
仲村トオルさんのフロストチームが良い。金銭的にも状況的にも、どんどん不利な状況に追い込まれ、その中でも何としても自分達の仕事をやり遂げるという気概というか、男たちの仕事っふりが、実に素敵でした。

バランスも演技力もしっかしたキャストが揃っていれば、シンプルなセットとそれを引き立たせる照明だけでも、舞台は多種多様な色を出してくれます。
G2版『Nine The Musical』のセットや衣装もシンプルなのですが、所詮「ショボい…」としか思えなかったのと対照的。

何といってもインタビューはあと一日しか無く、自分の仕事に絶望するフロストの場面が最高でした。
そして敗者を哀れんだのか、何の気まぐれか、掛かってくるニクソンからの電話。
翌日の鋭いインタビュー。
言葉だけの真剣勝負、凄い迫力でした。

全てが終わり、穏やかに靴を受け取る北大路さんのニクソンを見ていたら、何故だか涙が…。
見応えのある素晴らしい芝居でした。
そしてその芝居に谷田さんが出ていたことが、本当に嬉しい。
来年の活躍も今から楽しみです。

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おしゃべりなレストラン

行って来ました!
高泉淳子さんの「おしゃべりなレストラン
~ア・ラ・カルト リニューアルオープン 準備中~」

長年続けていた白井晃さん、陰山泰さんが出られないとのこと。
今年はどういう形になるのか想像もつかなかった。

でもやっぱり高泉さんは素敵で、ア・ラ・カルトはおもしろくて。
一晩の夢の空間を堪能しました。

私はオープニングとエンディングの、パーティーの日付を間違えた料理好きの女性の話が好きでした。
鞄から出てくるマイエプロンやタッパが、妙に生活感あっておかしい。

円形の舞台に簡素なセットなのだけど、出てくるワインやお料理が実に美味しそう。
見ていてお腹がすく困った芝居です。
衣装もいちいち可愛い!

この日のゲストは石井一孝さん。
久々に見たカズさんは、やはり濃かった!でも面白かった。
ゲストが違うとと、どういう風に変わるのか、見てみたいものです。

ゲストと共に演じられる、途中の友達以上、恋人未満の二人のお話。
メニューに台本が書いてある様子ですが、どこまで覚えてて、どこまで覚えてないのかな?
客席で見ていても、ちょっとドキドキする。

唯一の不満は休憩が短いこと。
ワインを赤と白、合計二杯は飲みたいけど無理!

この日の客席には(多分)陰山さんが来ていた。

『おしゃべりなレストラン』
2009年12月9日(水)ソワレ 青山円形劇場

出演:高泉淳子 山本光洋 本多愛也
vl. 中西俊博
bs. クリス・シルバースタイン
gt. 竹中俊二
pf. 林正樹

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宇田川心中

劇団1980・新宿梁山泊 合同企画公演
『宇田川心中』

青山公園南地区広場特設テント

作:小林恭二 演出:金守珍

開演7時で、終わったら10時半くらいでした。
長丁場です。特に桟敷席の方は覚悟が必要な観劇。

いやー、長くても、めちゃめちゃ面白かった!
カットされた部分を合わせると5時間超えるとのことですが、5時間超えでもぜひ観たい。
とはいえ体力の無い自分は、今度は桟敷では無い所で見たいが。
歌舞伎好きなら、かなり楽しめます。
現代版桜姫も、このくらいのクオリティだったらなぁ…。

以下ネタバレ有り。

続きを読む "宇田川心中"

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ファンタスマゴリア

座・高円寺 秋の劇場09 演劇村フェスティバル参加
少年社中第22回公演『ファンタスマゴリア』

作・演出:毛利亘宏
出演:
堀池直毅、井俣太良、大竹えり、岩田有民、廿浦裕介、加藤良子、
長谷川太郎、杉山未央、山川ありそ、谷口礼子、早坂理恵
石原善暢、西内裕美

ここのところ、PCの前で気が付くと寝ているという日々で、すっかり感想UPが遅くなってしまいました。
大好きな劇場の「座・高円寺」で、洒落たお芝居を見ました。
10月の観劇なので、記憶がやや薄くなってしまいましたが、簡単に。

失礼ながら、劇場の規模、チケット代を考えると、かなりお金の掛かっている芝居で驚いた。
衣装とヘアメイクがとにかくセンスが良くて可愛い。
ちらしも目茶目茶凝っている。

こちら参照→ http://www.shachu.com/pm/

脚本も伏線がきいていて、おもしろかった。
だけどすぐに感想を書く気になれなかったのは、何となく初見の人間に与えるインパクトみたいなものが薄かったからです。
うーん、悪くないのだけど、いまひとつ全体的に印象に残らない。
単に私の趣味に合わなかったのかも。

役者さんではダントツに大竹えりさんが良かった。

とはいえ次回のラインナップもおもしろそう…。

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赤と黒

『赤と黒』
2009年10月6日(火) 19:00 赤坂レッドシアター

原作:スタンダール
脚色・演出:赤澤ムック
出演:木村 了、上野なつひ、富田麻帆、本間ひとし、池下重大、眞藤ヒロシ、
佐藤晴彦、上山竜司(RUN&GUN)、坂東亀三郎

赤坂レッドシアターはお気に入りの劇場。
ここで見る舞台は、好き嫌いはあれども、ほぼ外れ無し。

19世紀のフランスが舞台。
ナポレオンの時代が過ぎ去り、貴族社会が戻ってきた頃の物語。
貧しくとも野心に満ちた“ジュリアン・ソレル”は、司祭として出世を目指していたが、
美貌と才知に溢れたジュリアンが、身分を乗り越え成り上がっていくが…という物語。

今回も興味深い舞台でした。
現代風な演出で、過去の時代の舞台を見るおもしろさがあった。
ファッションショーのような洋服の取替えは、身分・立場の違いを示しているのでしょうか。

主人公の影のような存在、鏡の中のジュリアンであり、憧れのナポレオンでもある存在が、舞台にいることが面白かった。

ただちょっと演出の手法の方が目立つ舞台になってしまったかな。
私は世界史はいい加減な知識しかなく、「赤と黒」もかなり昔に読んだきりで、記憶が薄いのだが、当時の時代(革命が起こるが、また消えて王政に戻って…という感じかな?)ならではの物語という面が取り払われていたのは、違和感があった。
ナポレオンに憧れている訳だし。

身分による格差も、それ程感じなかっし。
時代も国も違うけど、「ブラッド・ブラザーズ」は「格差社会」が良く表現されていたなぁ。

とはいえ間近で見た木村了くんは、ホントに美形。眼福でした。
レミゼ以来の富田麻帆ちゃんが、ハジけっぷりと、しっかりした演技でよかったです。
麻帆ちゃんのコゼット、大好きでした。

この日はトークショウ有りで、せっかくだから聞いて帰りました。
芝居の話以外が中心で、出演者のオタで無い自分は、余り楽めなくて残念。
演出家さんが出ている日にすれば良かったです。
まぁ私も好きな役者さんが出てれば、何話してもキャーキャーなのですがね。

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水木英昭プロデュース『虹色唱歌~眠れぬ夜のオールドメロディー~』

水木英昭プロデュース『虹色唱歌~眠れぬ夜のオールドメロディー~』
2009年9月24日(木)19:00  紀伊国屋ホール

作・演出:水木英昭 
演出補:佐藤浩之 
音楽:高木茂治
出演:宮本大誠、水木英昭、土居裕子、入絵加奈子、曾我泰久、山本崇史(Pani Crew)、他

初の水木英昭プロデュース!
土居さん出演ということで、とても楽しみでした。

面白かったです。
私好みのノスタルジックな、笑えて、ほんのり心が暖かなる筋立て。
役者さんもみな達者!
土居さんの二役や、三姉妹の軽妙なやり取りとか、おかしかった!

でも全体的にちょっと物足りないのだよな…。
町興しの戦隊ヒーロー「ニジレレンジャー」とか、楽しかったけれど。

脚本がやや薄いのかなとも思ったり。
歌える役者さんがいたのに、歌が少なくて、それが物足りなさの原因かも。
土居さん、曾我さんの歌が聞きたいという目的の、お客さんがこの舞台は多いと思うのだが。
それと無駄に増やした?というような役が目についた。

とはいえ土居さんと曾我さんの歌は素敵だった!
ああ、もっと聞きたかった。

土居さんのコンサート、またやらないかなぁ…。

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『静かじゃない大地』

G2プロデュース『静かじゃない大地』
2009年9月12日(土)19:00  本多劇場

作:演出 G2
佐藤アツヒロ 田中美里 久ヶ沢徹 福田転球 辻修 内田慈 浜田信也 諏訪雅 池谷のぶえ 久保酎吉

オオヌサの実験栽培、PTSD等、かなり重いテーマであるにも関わらず、笑いを交えつつ、さらっと進んでいく。
その軽さが持ち味だが、もう少し掘り下げて欲しいという意見もありそう。

オオヌサ栽培の為に集まった人たちは、それぞれ心に葛藤や傷を持っている。
それが一気に噴出し、全てが"無"となる。

ひと部屋の中だけで舞台は進んでいくけれど、窓の外には広い畑と太陽が存在するのが見えるようだった。
軽妙な会話と個性的な登場人物がおもしろい。

しかしあの広告代理店…。無茶苦茶イヤな奴だった。記者の人も。
現実にああいう人種と接しているのでしょうね、G2さん。

佐藤アツヒロくん演じる坂崎の心のトラウマは、予想出来るものではあるけれど、これは私の想像なのだが、妹の危険すぎる愛情に、応えてしまいそうな自分が、恐怖だったのかなとも思った。
だから恋人の存在も自分の記憶から抹消したのかな、とか。

ラストの皮肉すぎるどんでん返しは、かなり好きかも。
結局恋人・美潮の一人勝ち?

アツヒロくん、また新感線出ないかな。
私の夢キャスト、アツヒロくんの邪空が見たいのだ。
(当然出門は染五郎さん、古田さんは清明でお願いします。)

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『コースト・オブ・ユートピア』 三部

『コースト・オブ・ユートピア』 三部

ようやくラスト~!
自由、革命、そしてユートピア。
三部は切なかった。

老いて、疲れていったり、変わっていく人の中で、ツルゲーネフは相変わらず。
そういえば、他の登場人物を思い浮かべると、怒りや絶望の顔を思い出すが、べっしーは笑顔の印象だな。
老け演技はさすが。
三部も池内くんとの絡みが面白い。ここは池内くんがあの役に変わるからこそだ。

カーテンコールでは客席にも拍手。
3日間、脳をフル回転しての観劇。楽しかったです。
別所さん、勝村さんのお腹をポンポンしてました。

次はぶっ通しで見ます!

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『コースト・オブ・ユートピア』第二部

『コースト・オブ・ユートピア』第二部

昨日に引き続きコクーンへ。
別所さん演じるツルゲーネフは、二部はめちゃめちゃ出番多し。
二部一幕はほぼ出ずっぱりです。

別所さんの出番が多いということもあるけれど、二部おもしろいです。
阿部寛さんのゲルツェンが中心ですが、ゲルツェンの家族、取り巻く人々が、それぞれ印象的。
特に女性陣がみな魅力的。

一部の四姉妹はお人形さんみたいで、まぁそういう意図の役の作り方なのかな?とも思うけど。
おもしろいのは、四姉妹の女優さんを全然知らないで観劇した方二人が、「顔も似てて、遠くで見ると区別がつかない」と言ったこと。

ツルゲーネフは一歩引いて、仲間を見ているところもあるけれど、池内さん演じるべリンスキーには、強い感情を表すのがおもしろい。
あの甲高い声での笑い方。役作りなのですね。妙にツボです。

別所さんもっとストレートプレイに出ないかなぁ…。

さあ、あとラスト一日!

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『コースト・オブ・ユートピア』第一部

『コースト・オブ・ユートピア』第一部

今日から3日間、コクーンに通います。
べっしーに萌えた!

人の名前を覚えるのが、確かにややこしかったけど、本編はそんなに難解とは思わなかったし、二部に向けて、興味を引かれる内容だった。

一部は何といっても池内くんが圧巻。

しかし一部だけでも、集中力を高めていると結構疲れる。
通しで見る予定も、もちろんありますが、体力・気力が持つか…。

明日もあるので、本日はここまでで。

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