『かもめ』
2008年6月26日(木)赤坂ACTシアター N列より
作:アントン・チェーホフ
演出:栗山民也
出演:藤原竜也、鹿賀丈史、美波、小島聖、中嶋しゅう、藤木孝、藤田弓子、たかお鷹、勝部演之、麻実れい
開演前に軽く食べようと思っても、ロビーに居場所が無くて困る。ならばクリエみたいに客席飲食OKにしてくれ。Bizタワーで食事すればよかった。
なので開演前にすでにテンション下がりまくり。劇場として間違っているぞ。
『かもめ』の詳細が発表された時、演劇ファン的にはかなり興味のある顔合わせの役者陣で、それはもちろん楽しみだったのだが、演目がチェーホフの『かもめ』というのに引っかかった。
学生の時にチェーホフの戯曲のどれかを読んで(すでに記憶にない)、全然ついていけなった覚えが…。
とはいえさすがに上手い役者陣が揃っているだけあり、台詞がきちんと客に伝わってくる。
ここ一週間で「ジュリアス・シーザー」「かもめ」「A MIDSUMMER NIGHT'S DREAM」と続けて観劇したので、「かもめ」出演陣のレベルの高さが改めてよく判った。
ただ何度も書いているが、劇場が大きすぎる!
何でACTシアターにこの演目を選んだのか意味不明。
ならば蜷川さんのように、あざとくても良いから、客を引き付ける工夫をすれば良いのに、演出は何もしていない。
しかもラストのあのわざとらしい光…。
女優陣はみな良かった。麻実さんは出てきただけで、光が射すよう。冒頭退屈でどうしようかと思ったが、麻実さんの登場で一気に舞台に引き込まれた。
美波さん、小島聖さんも良かった。
一応ちらし等では目玉扱いされている、鹿賀さん、藤原くんはいまひとつ。
特に藤原くんは、どんどん変な癖がついている。藤原くんの演技に納得がいかなくて、思わず「新選組!」の最後の方のDVDを見返したが、死を前にした沖田の芝居は、淡々とした中に凄みがあって、ほんっとに凄い。TVという違いはあるけど、今の藤原くんは残念です。
しかしストレートプレイ、あの装置、衣装でチケット代10000円って、ぼったくりすぎ。
来年のRENTが幾らになるのか、今から頭が痛い。
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