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カテゴリー「芝居・一般」の419件の記事

『子午線の祀り』 2回目

『子午線の祀り』  世田谷パブリックシアター

2階A列より再観劇。
またも平日にチケットを取ってしまい、ふらふらになりながら帰宅。
上演時間3時間55分とのことだが、4時間と明記して良いと思う。

この日は収録日でカメラが何台も入ってた。
階段のセットの動き、照明、天空の星。
何より舞台前方の円が、2階から見ると本当に水のようで。

この舞台の美しさを堪能。

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『子午線の祀り』

『子午線の祀り』
世田谷パブリックシアター

作 木下順二
演出 野村萬斎
音楽 武満徹
出演 
野村萬斎    … 新中納言知盛
成河      … 九郎判官義経
河原崎國太郎  … 大臣殿宗盛
今井朋彦    … 梶原平三景時
村田雄浩    … 阿波民部重能
若村麻由美   … 影身の内侍

うっかり平日にチケット取ってしまった観劇後。
集中しすぎの3時間40分で、身も心もボロボロですが、その分充実した思いでいっぱい。

客席は満員。
派手さとは無縁の、ひたすら台詞を五感で感じる舞台。
こういった芝居のチケットの売れ行きが良いのは、単なる観劇好きな客としてもとても喜ばしい。

しかし最前列のベンチシートのお客さん、あの背もたれの無い座席で長時間の観劇、ホントお疲れ様だわ…。

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『屠殺人 ブッチャー』

『屠殺人 ブッチャー』

会場:「劇」小劇場(東京都)
出演:髙山春夫、佐川和正、斉藤淳、森尾舞
脚本:ニコラス・ビヨン
演出:小笠原響

ちらしに惹かれて何となく観劇。
ユーゴの民族紛争が題材らしいくらいの前知識。

どんでん返し、どんでん返しの連続。
ポリティカル・スリラーというらしい。

緊張感に溢れた1時間半。

お勧めだが、絶対ネタバレしないで見るべきです。

森尾舞さんの凛とした佇まいと声が、とても印象に残ってます。

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六月花形新派公演『黒蜥蜴』

六月花形新派公演『黒蜥蜴』
三越劇場
 

原作 江戸川乱歩 脚色・演出 齋藤雅文
出演 喜多村緑郎 河合雪之丞 秋山真太郎 春本由香
伊藤みどり 田口守 永島敏行 ほか
 

ようやく見に行けましたよ『黒蜥蜴』。
素晴しかった、素晴しかった、素晴しかったーーー!

絶対雪之丞さんの緑川夫人は合うと思ってたが、ハマリ役なんてものじゃないレベル。
今の日本で雪之丞さん以上に、美しく退廃的な、女盗賊を演じられる人はいないのでは。

そして明智役の喜多村緑郎さんの問答無用の格好良さ。
則本のストレートで空振り三振取られたくらいの、ド直球の格好良さ。

格好良いとか美しいは、この舞台の為にある言葉。

公演は6/24まで。興味ある人はぜひ見に行って欲しい!
本当に素晴しかった。

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アマヤドリツアー『非常の階段』

アマヤドリツアー 2017
『非常の階段』
シアター風姿花伝
 

作・演出 広田淳一

振り込め詐欺結社の葛藤、若年層の貧困、格差社会、家族の在り方など、現代日本が抱える様々なモチーフを多層的に描いた物語。(公式HPより)

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デス電所『すこやかに遺棄る』

デス電所『すこやかに遺棄る』
下北沢 OFF・OFFシアター
 

作・演出 竹内佑

デス電所が5年振りに帰って来た!
喜び勇んで下北沢へ。

この週末、他にも見たい芝居はあったが、やはり此処はデス電所しかないでしょう。
相当刺激の強い内容らしく、グロ苦手な自分が何処まで頑張れるか。
でもこのくらい強烈な内容の芝居では無いと、豊洲で頭おかしくなってる自分の脳みそが落ち着かない気もした。
(ホント今は髑髏城というか、主に山本蘭兵衛のせいで頭がおかしい。)

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『フェードル』

『フェードル』
Bunkamuraシアターコクーン 一階H列
 

作:ジャン・ラシーヌ
翻訳:岩切正一郎 
演出:栗山民也
出演
大竹しのぶ 平 岳大、門脇 麦、谷田 歩、斉藤まりえ、藤井咲有里、
キムラ緑子、今井清隆

舞台は、ギリシャ・ペロポンネソス半島の町トレゼーヌ。行方不明となったアテネ王テゼ(今井清隆)を探すため息子イッポリット(平 岳大)は国を出ようとしていた。 

一方、テゼの妻フェードル(大竹しのぶ)は病に陥っていた。心配した乳母のエノーヌ(キムラ緑子)が原因をききだすと、夫の面影を残しつつ、夫には失われた若さと高潔さに輝く継子イッポリットへの想いに身を焦がしていると白状する。 

苦しみの末、フェードルは義理の息子に自分の恋心を打ち明ける。しかし、イッポリットの心にあるのはテゼに反逆したアテネ王族の娘アリシー(門脇 麦)。イッポリットはフェードルの気持ちを拒絶する。そんな中、テゼが突然帰還して・・・(公式サイトより)

ギリシア悲劇がベースの、ラシーヌの戯曲。
観劇から一週間たっているのだが、まだ自分の中で消化出来ず。
それ程難敵な演目だった。

膨大な台詞劇で、舞台上の役者も戦っているのだが、観客の私たちにも戦いが必要。
どうにもその戦いに、破れてしまった気分。

演劇というのは、やはり生の会場で、五感をフルに使って観なければならない。
そして「判らない」のではなく、こちらも相応の知識と感性が必要。

改め気付かされた芝居だった。

それにしても舞台俳優というのは「声」が本当に重要。
登場する役者さん、美声の方が多く、台詞に聞き惚れました。

劇団青年座 『わが兄の弟 ―贋作アントン・チェーホフ傳―』

劇団青年座 第226回公演
『わが兄の弟 ―贋作アントン・チェーホフ傳―』

2017.4.7 紀伊國屋ホール
 
作 マキノノゾミ
演出 宮田慶子

初日に観劇。
チェーホフの伝記風の構成の舞台だが、マキノノゾミさんの立派な創作。
チェーホフ一家のエピソード~避暑地での出来事を経て、遠くサハリンの流刑地へ赴く。
画家である次兄の元恋人であり、アントン・チェーホフにとって忘れられない女性に会いに。

チェーホフの戯曲の内容を思わせるような、組み込まれたエピソードの数々。
チェーホフに詳しければ、もっと構成の巧みさが楽しめたのだろうなと思うと悔しい。

アントンやその兄たちも面白い人物だが、何といっても女性たちが魅力的。
死病に取りつかれても、凛とした長女を筆頭に、避暑地で会う三姉妹。
(この場面、照明がとても綺麗)

そしてサハリンで再会するニーナ。

この時代のロシアの暗黒部分を、一手に引き受けたような悲劇。
冒頭で登場するニーナが、明るく聡明であるがゆえに、狂気の姿は悲しい。
彼女の何が、死んだ姉への執着を生むのか。

農夫の妻となっているニーナは、それでも夫に愛され子沢山の立派なおっかさんだった。
(次兄の役者さんの二役?)
兄の描いたニーナの肖像画は、アントンの手から渡される。

苦しみの果てにも僅かに光が差し込むような結末。

戯曲の巧みさに脱帽。

紀伊国屋ホールとか、下北沢の本多劇場に行くと、自分が若くて生意気な、演劇ファンだった頃を思い出すなぁ。

『The Dark』

オフィスコットーネプロデュース『The Dark』
吉祥寺シアター

原作:シャーロット・ジョーンズ 
翻訳:小田島恒志・小田島則子
演出:高橋正徳(文学座)
プロデューサー:綿貫 凜

中山祐一朗 小林タカ鹿 松本紀保 碓井将大
ハマカワフミエ 福士惠二 山本道子

ー三つの家族、ある一夜の不思議な物語ー

舞台はイギリスの典型的なテラスハウス。
同じ間取りの三軒の家に、三つの家族が生活している。
それぞれの家族には秘密があり、ある日突然 訪れた「闇」を境に、それは徐々に明るみに出る。
家族だからこそ、近しい相手だからこそ、正直に話せなかった想い。
「The DARK(闇)」の中で少しずつ自分をさらけ出していく
家族の、崩壊と再生の物語。

イギリスの戯曲とのことだが、家族の悩みや摩擦というものは、国が違えど共通と思わせてくれた。

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『白蟻の巣』

『白蟻の巣』
新国立劇場

作:三島由紀夫
演出:谷賢一
出演:安蘭けい 平田満 村川絵梨 石田佳央 熊坂理恵子 半海一晃

ブラジルのコーヒー農園に移住した、没落貴族とその使用人である運転手夫妻との、歪な恋愛関係の物語。

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