「歌舞伎家話 第二回」
松竹さんのオンライン企画『歌舞伎家話』。
この時期ならではの企画と、第一回から楽しく聞いてます。
第二回は尾上松也さん、中村七之助さん、小栗旬さん。
松也さんのホストが非常に上手く、七之助さん、小栗さんの話もうまく引き出していて、楽しくて聞き応えある70分間でした。
とても良い話が多かったので、印象に残った所だけ、簡単にあげます。
冒頭は生田斗真くんの結婚おめでとうから。
舞台の印象
小栗さん、藤原竜也さんから歌舞伎を見に行くべきと言われてチケットを取ってもらった。
今回真面目に話しているが、普段3人で会うときはお酒が入っていて仕事の話しない。
松也さん、先日zoomで色々な人と入れ替わり立ち代わり話してて、8時間くらい話し続けた。
2014年コクーン三人吉三を小栗さん、ほめまくり。
小栗さんの「Red」の時、七之助さんがめちゃめちゃ誉めてくれた。
小栗さん、歌舞伎のお稽古が脅威的。舞台をやりながら、翌月の稽古をしている。
脳みそのどこかに保管する場所かあるの?(この発言面白かった)
七之助さん、松也さん、休演日無いのも昼夜一ヵ月も慣れた。
2014年コクーン三人吉三の話。
三人吉三、大川端の場面、苦労した。
なかなか出来上がらなかった。
舞台稽古→会見→休憩→初日(夜の部)
松也さん、初日の乾杯で泣いた。
小栗さん、ムサシの話。
ラストシーンの台本が前々日に届いた。
藤原さんと朝劇場が開くのを待ち構えて、稽古。劇場が閉まるまで稽古。
初日も朝練、何かあったらお互いに助け合おうと言っていた。
生の舞台良いよねと七之助さんの言葉にみな頷く。
新感線の話。
三人でやりたい。
でも新感線の舞台は死にそうになる。
七之助さん、新感線はやるもんじゃない、見るもの。
松也さん、小栗さん、360度劇場は大変だった。
小栗さん、一発目は何もかも手探り。
その後の上演を見て、俺達こんな素敵なシステム出来上がって無かった、と。
松也さん、その恩恵を自分たちは受けた。
七之助さん、新感線の人たちが大変というのは相当大変。
自分が出た時、舞台裏が完璧だった。
舞台に出た時に役者が困らないようにするシステム作りが凄い。
ドラマなどの話
七之助さん 時代劇は良いが、大河(いだてん)に素で出た。恥ずかしかった。
ラブストーリとか無理。
松也さん、ミュージカルの上手いひとは、台詞と歌が流れるよう、境目が無い。
七之助さん 歌舞伎では父とも兄ともラブシーンがある。
稽古は素だけど何も思わない
小栗さん、ジョン王の話。
御園座て上演予定で、花道がある劇場 楽しみだった。
花道のある劇場に立ってみたい
揚げ幕のシュッという音、格好良い。
自粛中に発見した新しい自分
松也さん、僕は繊細 大切にして。
小栗さん、家庭のことが何も出来ないポンコツ。
七之助さん、自分はこういう眉毛をしてるのか、と。(普段は無い眉毛がこの期間はあるので)
最後に七之助さんから、7/18、19と配信で舞台(?)計画中とのこと。
以上、記憶違い等あったらごめんなさい。
眉の話は、巳之助くん隼人くんのインスタライブでも出てたので、歌舞伎役者あるあるですね。
凄く良い話が多かったので、歌舞伎ファンだけではなく演劇ファンに広く聞いて欲しかった。
アーカイブが翌日までなのがもったいない。
3日いや、せめて2日見られると有り難い。
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