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「風の谷のナウシカ」夜の部

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新作歌舞伎「風の谷のナウシカ」
夜の部 新橋演舞場

「四幕目  大海嘯」
「五幕目  浄化の森」
「六幕目  巨神兵の覚醒」
「大詰  シュワの墓所の秘密」

ナウシカ歌舞伎みてきました。夜の部のみ。
昼のチケットを持っていなかったが、2月に映像にもなるし、まぁ無理して探さなくてもいいかと、当初持っていた夜のみになりました。

全体的には、良かったけど、良かったけど、いろいろ惜しい感じ。

以下、ネタバレ有。

それにしてもあのラスト。
驚く程「地球へ…」(竹宮恵子作)と世界観等、共通したものがある。
人間の作った「(全知全能の)神」など、所詮思い上がった存在と突きつけられているよう。
たとえ滅びの道だとしても、神殺しを行うというが結末を選ぶのが(過程は全然違うのに)面白い。

ナウシカについては、映画は鑑賞済、漫画は昔途中まで読んでます。
一応観劇前に粗筋を必至に頭に入れました。
なので話に置いて行かれるという事は無かったですが、この芝居を白紙の状態で見るのはちょっとキツいかも。

「五幕目  浄化の森」
「六幕目  巨神兵の覚醒」
この辺りが場面の切り貼りになっており、やや退屈。

「大詰  シュワの墓所の秘密」
でもここで一気に盛り返す。
毛振りで対決を見せるのも面白い。

「四幕目  大海嘯」
冒頭の各登場人物の名乗りと説明、判りやすくて良いのだが、もう少し整理してほしい。

原作独特の世界観の再現は難しいと思ったが、この点はかなりクオリティが高い。
どうしようもない世紀末というのが伝わってくる。
王蟲は舞台でも凄い造形。
粘菌はなんか笑った。

ただ「少女」を歌舞伎の手法で演じるのって、非常にハードルが高い。
菊之助さんはとても頑張っているのだか。

菊之助さんが怪我している事を、開始10分には忘れて芝居に見入ってた。
休憩の時にあ、大丈夫なの?と思い出した。
観客にアクシデントを思い出させないのは良いこと。

ナウシカは役としても難しい。
「破壊と慈悲」という台詞がとても印象に残る。

歌六さん、錦之助さんの安定感が素晴らしい。さすが数々のスーパー歌舞伎を経験しているだけある。

ただ自分の感想は所詮夜の部しか見てないものなので…。
映像版をみて、また感じ方は変わるかもしれない。

ところでがナウシカが有りならラピュタもという感想を見かけたのですが、見たいですね、中車さんのムスカとか。

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