« 2019年10月 | トップページ | 2019年12月 »

2019年11月の8件の記事

『カリギュラ』

『カリギュラ』
新国立劇場 後方端席

作 アルベール・カミュ
翻訳 岩切正一郎
演出 栗山民也
出演 菅田将暉 / 高杉真宙 / 谷田歩 / 橋本淳 / 秋山菜津子

抽選で当たったのは後方の一番端っこ。
扇形の劇場なので見え方が気になったが、まったく問題無しでした。さすが新国立。
後半の日程だったからか、話題になっていたマナーも問題なし。

谷田さんの存在感と台詞回しにうっとり。
橋本淳さん良かった。

ただやはりこの戯曲は自分には合わない。特に一幕が見ていて辛い。

続きを読む "『カリギュラ』" »

10月の美術展まとめ

遅いなんてものではない。12月になってしまうが、9月に行った美術展まとめです。
ほぼインスタの感想通りの箇所もありますが、BLOGで纏めておきます。

01_20191201013801

「ミュシャと日本、日本とオルリク」千葉市美術館

日本と西洋、その出会い。面白い視点の展示会。
オルリクの絵はたぶんはじめてみたが、日本の普通の風景が優しく描かれている。

「マルク・シャガール 夢を綴る」ポーラ ミュージアム アネックス

銀座で無料で見られる貴重なスペース。
点数は少ないが幻想的な絵に魅せられる。

03_20191201013801

「旗本退屈男 衣裳展」

昔の衣装の豪華さよ。
時代劇の衣装は使用が終わると、ほごして別の作品に転用されることが多いとか。
だからこれだけ残っているのは、貴重。

「歌川国芳 父の画業と娘たち」太田記念美術館

太田の秋の歌川派フェスタ第二弾。国芳展でも少し違った視点から。
国芳の娘さんが描いた絵も紹介。幼い頃から父を手伝いコマ絵も描く。他にも女性の絵師のお弟子さんがいた。
国芳先生凄い。

05_20191201013901

「浮世絵でよむ南総里見八犬伝」城西国際大学水田美術館

千葉から内房線。電車の時間をきちんと調べずいったので、千葉で1時間近く待つことに。遠かった。
展示は50点くらい。ほぼ国芳と三代豊国。
展示がストーリーに沿って並べられているので、判り易い。館内で粗筋を紹介したスライドも流れている。
キャプションに信乃なら「孝」が入っており、これも親切。
歌川国芳「本朝水滸傳豪傑八百人一個」のシリーズが格好良すぎ。特に毛野の着物に子犬が描いているのが可愛い。国芳の毛野は凛々しく、三代豊国の毛野は美しい。
何といっても絵になる「芳流閣」。豊原国周の描いたものは初めて見た。凄い迫力。
芳年の絵はポスターにもなっているが、ポスターを頂いてしまった。嬉しい。部屋に貼ろう。
馬琴先生の「八犬伝」原本も有り。感無量。
後に琴童(馬琴が失明した後、代筆した息子のお嫁さん)も関わった「仮名読八犬伝」も展示。挿絵が国芳→落合芳幾とか

「歌川豊国 ―歌川派の役者絵―」国立劇場伝統芸能情報館

作品数もそこそこあり内容も充実。最後に芳幾、芳年、国周がまとめて見られる。
無料です。30分くらいで見られるので、国立劇場行く方はぜひぜひ。
豊国の役者絵はこれぞ歌舞伎という感じ。

07_20191201013901

「川瀬巴水展 東へ西へ(前期 東日本編)」茂木本家美術館

以前から行きたかった念願の茂木本家美術館。素敵な美術館だった。
建物も展示もお庭も素敵。美術館の方もとても親切。
浮世絵コーナーは奥の区切られたスペース。川瀬巴水の吸い込まれそうに美しい版画の数々。
旅する版画家。旅の絵も良いが、「東京二十景」が素晴らしい。
自分情緒的な日本の風景が好きなんだな。
大宮から40分くらい。駅からも7分。ただし美術館の中以外は飲食店が見当たらず。お腹満たしていく事を勧めます。

18

盆栽美術館

大宮で帰りに寄ってみた。こちらも小さいながら落ち着いた美術館。
二代広重のポストカード発見!

17

「美人画の時代 春信から歌麿、そして清方へ」町田市立国際版画美術館

浮世絵史の「黄金期」と呼ばれた、天明・寛政(1781-1801)を中心に美人画に焦点を絞った展覧会。
なので人気の北斎・広重・国芳・三代豊国等は一切無し。最後は一気に芳年、清方と明治期に飛びます。これもまた判り易くて面白い。
春画も有り。鳥文斎栄之「色模様肉筆春画帖」、月岡雪鼎「陰陽秘戯図巻」の素晴らしいことよ。(個人蔵となっていた)
写真は唯一撮影OKだった歌麿「当世好物八景 はなし好」です。
町田駅からは15分くらい。美術館内にカフェ有り。

10  11_20191201014101

「正倉院の世界~皇室がまもり伝えた美」他 東京国立博物館

混んでいると聞いたのであえて雨の日に。上野着いたらとんでもない雨。駅からトーハクに着くまでに、ずぶ濡れになった。かえの靴下持っていけば良かった。
まずは平成館「正倉院の世界~皇室がまもり伝えた美」。雨のおかげかそこまで混んでない。
目玉の螺鈿紫檀五絃琵琶、その精巧な細工と美しさに釘付け。修復ビデオにも見入った。
2時間以上平成館に居た後、休憩取って本館へ。
本館いつ来ても楽しい。特別企画「文化財よ、永遠に」。被災し修復された数々の仏像を見ていると、涙が出そうになる。心に突き刺さる。
二階もぶらぶらと鑑賞。能装束や数々の美術品、宝の山。最後の部屋の浮世絵は季節に合わせた展示。
歌川広重 「名所江戸百景・真間の紅葉手古那の社継はし」と鈴木春信「紅葉舞」が眼福。
トーハク、平気で5時間くらい滞在してしまう。カフェもあるしね。
雨なのでキッチンカーはいなかった。

12

「文化財よ永遠に」泉屋博古館分館

軽い気持ちで行ったら、素晴らしさに打ちのめされる結果に。文化財修復の高度な技術に感服。前期も見れば良かったと大後悔。
個人的に大好きだったのは、狩野一信「五百羅漢図」。色鮮やかものも良いが、陰影の濃いものが凄い。
数年前に江戸博でも公開されたらしい。全部みたい!

「桃源郷展―蕪村・呉春が夢みたもの―」大倉集古館

泉屋博古館分館歩いて7分くらい。途中でお茶したかったが、週末だと休みが多くてなかなかお店見つけられず。何とかプリンを食べる。美術館ハシゴは休憩と甘いもの必要。
リニューアルオープンされた美しい建物。特別展は2階「桃源郷展」、蕪村や呉春の描く桃源郷がメイン。
1階のコレクション展が楽しい。館内のちょっとして装飾が素敵。2階のテラスからの眺めが超お勧め。

14

「由比本陣公園25周年記念 今昔東海道ステヰシヨン」静岡市東海道広重美術館

秋の東海道五十三次シリーズ。
今回はPart3:五十三次名所圖會(竪絵東海道 )全55枚を鑑賞。
竪絵東海道、構図も色も美しい。晩年の作なので冴えわたっている。五十三次ものは特に静岡県の宿場が絶品だと思う。
熱海のMOAで4種の東海道、静岡22か所の宿場のみを展示したが、大正解だった。
この美術館は駅から25分徒歩で、夏とか到着すると絵を見る前に疲れ果ててしまうのだが、この日はようやく由比駅発のコミニティバスに乗れた。私一人だった。
帰りは桜エビ見ながら歩くの楽しいのだけどね。

15

「能装束と歌舞伎衣裳」文化学園服飾博物館

歌舞伎好きな人、絶対お勧めたが、11月いっぱい。
白波五人男、連獅子、鳴神など、細かい説明と共に衣裳が展示。展示の後ろが鏡なので、後ろ側もよく見えます。さすが。
個人的には意休の衣裳をじっくり見られたのか嬉しい。意休の衣装の意趣って
浮世絵に描かれた役者絵との比較なども有り。

「北斎没後170年記念 茂木本家美術館の北斎名品展」すみだ北斎美術館

茂木本家の浮世絵、後期です。凄い美しい。素晴らしいコレクター。
さすがに会期終わりだけあり混んでいた。海外の方も多い。

10月は16箇所。11月から忙しくなるのに、うっかりぐるっとパス買ってしまった。2ヵ月で何処まで使えるか。

11月歌舞伎座夜の部

11 『吉例顔見世大歌舞伎』夜の部 
歌舞伎座

「菊畑」

梅丸くんではなく莟玉くん。美しい姿で立派な舞台。
お姫様に恋される美少年、ぴったり。
鬼三太役の梅玉さんとのやり取りに力がこもる。

正直「菊畑」だけ見ても、(ある程度筋を把握しても)前後の関係が掴みにくくいまひとつ興味がわかないと思っていたが、二人が良くて後半は見入った。

劇中な口上有り。みなさん「かわいい」の連発で笑った。

「連獅子」

幸四郎さん染五郎くん親子。
染五郎くん必死の子獅子。不安定な部分も見えるが、とにかく一生懸命で気持ちが良い。
観客も息をつめて見守る印象。
1月はおもだか連獅子。こちらも楽しみ。

「市松小僧の女」

夜の部は何といってもこの一幕。
さすが池波脚本という芝居。世間的に見たらちょっと変わった、でも幸せになろうとする男女の物語。

裕福な商家の娘だが、武芸に秀で、家ではもてあまし気味のお千代。
掏摸を生業としていたが、ひょんな事からお千代と恋仲になり、真っ当な道を歩もうとする又吉。

この二人のカップルが実に可愛い。
江戸の片隅で真面目に生きようとする夫婦。だが指に覚えこませた技は忘れられずに…。

お千代の時蔵さんが良いのはもちろんだが、同心であり、お千代の道場の同門であり、2人の理解者でもある芝翫さんが実に良かった。(先月の天竺徳兵衛はいまひとつだったので余計に)

長らく上演されなかったのがもったいない芝居。
おそらく大柄な女性と小柄な男性の組み合わせ(池波小説にはよく出てくるカップル)なのだろうが、何故か「じゃじゃ馬ならし」のキャタリーナを思い出したので、猿之助さんのお千代で見たくなった。

てがみ座『燦々』再演!

Sansan

とっくに発表になっていたようだが、DM来て初めて知った・
再演して欲しいと思っていた演目なので嬉しい。

葛飾北斎の娘・お栄(応為)の物語。
渓斎英泉との関係も面白かった。

太田浮世絵美術館で応為の絵も展示されるのでタイムリー。

てがみ座 第16回公演『燦々』
作 長田育恵/演出 扇田拓也(空観)
2020年2月7日(金)~16日(日)
東京芸術劇場シアターウエスト(他 地方公演あり)

『燦々-さんさん-』感想

開館40周年記念 太田記念美術館所蔵 
肉筆浮世絵名品展 ―歌麿・北斎・応為
2020年1月11日(土)~2月9日(日)

NODA・MAP 『Q:A Night At The Kabuki』

Img_20191113_233522_599

NODA・MAP第23回公演 
 『Q:A Night At The Kabuki』
inspired by A Night At The Opera
東京芸術劇場プレイハウス

作・演出 野田秀樹 
音楽 QUEEN

松たか子 上川隆也
広瀬すず 志尊淳
橋本さとし 小松和重 伊勢佳世 羽野晶紀 野田秀樹 竹中直人

珍しくめちゃめちゃ前方席で観劇。
上手側なので目の前に上川隆也さん。嬉しい。

続きを読む "NODA・MAP 『Q:A Night At The Kabuki』" »

侍ジャパン

今更だが、侍ジャパン、プレミア優勝おめでとうー。
野球好きなので当然毎日見てました。

今回リリーフ陣がとても良かったが、建山コーチの手腕か?
決勝の山田哲人選手のHRは痺れた。

鈴木誠也選手、文句無しのMVP。
前回のWBCの時は、代走とかだった記憶。時のたつのは早い。

松田選手、秋山選手をはじめ、日本代表に誇りを持って戦う選手は、ずっと応援します!

2019年11月の予定

Izu

すっかり寒くなりましたね。
11月から忙しくなるので、この3連休、芝居と美術をがっつり回る予定が風邪引いてしまった。
ひとつ前の記事で体力ついたと書いたら、この体たらくです。

今月の予定。

『新版オグリ』新橋演舞場
『吉例顔見世大歌舞伎』昼の部 歌舞伎座
『吉例顔見世大歌舞伎』夜の部 歌舞伎座
『カリギュラ』 新国立劇場
『Q:A Night At The Kabuki』 東京芸術劇場
『ハケンアニメ!』 紀伊国屋ホール

『カリギュラ』と野田地図はよくチケット取れたな。
歌舞伎関係はチケットは取ったが、予定変更で諦めるかも。

他に舞台の映像化も見たいものばかり。とにかく風邪を治さないと。

NTLive「イヴの総て」11/8~11/14 TOHOシネマズ 日本橋
松竹ブロードウェイシネマ「42ndストリート」
シネ歌舞伎「女殺油地獄」
ゲキシネ「髑髏城の七人・極」

10月見た芝居は以下の通り。
『ジーザス・ クライスト=スーパースター in コンサート』は見事に中止の日のチケットでした。

『芸術祭十月大歌舞伎』昼の部 歌舞伎座
『芸術祭十月大歌舞伎』夜の部 歌舞伎座
『新版オグリ』新橋演舞場
『通し狂言 天竺徳兵衛韓噺』国立劇場
『ウエスト・サイド・ストーリー』IHI ステージアラウンド東京

久し振りにステーシアラウンド東京へ行きました。
劇場そのものには色々思う所もありますが、髑髏城に通った日々を思い出して、凄いテンション上がった。
来年の『ヤマトタケル』はどうなるか。

美術館系は別記事。11月も行きたい展覧会多い。

10月は函館旅行に行く筈だったが、やむ負えない事情でキャンセル。
その変わりに近場で、伊豆の北川温泉行きました。海はずっと眺めてても飽きませんね。
暫く旅行はお預けになりそう。

年内はしっかり仕事します。

行きたい美術展まとめ(2019年11月)

Ka1

11月です。
今月から忙しくなるというのに、またぐるっとパスを買ってしまった。
10月終わりからスタートで、すでに5ヶ所使いました。2ヵ月で何か所行かれるか?
最近美術館通いのお蔭で、少し体力がついた気がする。歩くのって大事ですね。

☆近郊

病(やまい)退散 江戸の知恵と医術
2019年09月14日~2019年11月04日
石神井公園ふるさと文化館

名勝八景 憧れの山水
2019年10月05日~2019年11月10日
出光美術館

茜さすモダン東京:明治浮世絵コレクション
2019年10月21日~2019年 11月16日
慶應義塾図書館

エドワード・ゴーリーの優雅な秘密
2019年09月29日~2019年11月24日
練馬区立美術館

日本・東洋 美のたからばこ ~和泉市久保惣記念美術館の名品
2019年10月05日~2019年11月24日
渋谷区立松濤美術館

浮世絵にみる波・風・帆
2019年11月2日~11月24日
藤澤浮世絵館

川瀬巴水展 東へ西へ(後期 西日本編)
2019年10月23日~2019年12月08日
茂木本家美術館

鏑木清方 幻の《築地明石町》特別公開
2019年11月1日~2019年12月15日
東京国立近代美術館

ラスト・ウキヨエ 浮世絵を継ぐ者たち 悳俊彦コレクション
2019年11月02日~2019年12月22日
太田記念美術館

東山魁夷の青・奥田元宋の赤 色で読み解く日本画
2019年11月02日~2019年12月22日
山種美術館

見る、知る、学ぶ、作る 版画ワンダーワールド
2019年11月16日~2019年12月22日
横須賀美術館

ミュシャ展~運命の女たち~
2019年11月23日~2019年12月25日
そごう美術館

開館30周年記念 オランジュリー美術館コレクション
2019年09月21日~2020年01月13日
横浜美術館

ゴッホ展
2019年10月11日~2020年01月13日
上野の森美術館

東洋文庫の北斎展
2019年10月03日~2020年01月13日
東洋文庫ミュージアム

北斎没後170年記念 北斎 視覚のマジック 小布施・北斎館名品展
2019年11月19日~2020年01月19日
すみだ北斎美術館

大浮世絵展―歌麿、写楽、北斎、広重、国芳 夢の競演
2019年11月19日~2020年01月19日
江戸東京博物館


☆遠方

歌川広重 二つの東海道五拾三次展
2019年10月12日~2019年11月17日
天童市美術館

そろいもの、そろいぶみ
2019年11月01日~2019年11月25日
広重美術館

広重展
2019年10月26日~2019年12月08日
佐世保市博物館島瀬美術センター

佐世保の広重展、面白そうなのだけど!でも遠いなんてものじゃない。
マイレージで行かれない事は無いが、博多座で新感線やってる時期と重なればなぁ…。
関東だけでも、全部行くのは無理ですね。

完全に自分の趣味でセレクトしてます。
もし参考にする場合は、情報は公式を確認して下さいね。

リンク

無料ブログはココログ
2019年12月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31