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『新作歌舞伎 NARUTO-ナルト- 』南座版

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新作歌舞伎 NARUTO-ナルト-

原作:岸本斉史『NARUTO-ナルト-』(集英社ジャンプコミックス刊)
脚本・演出:G2

うずまきナルト/坂東巳之助
うちはサスケ/中村隼人
綱手/市川笑也
大蛇丸/市川笑三郎
春野サクラ/中村梅丸
うちはイタチ/市瀬秀和
はたけカカシ/嘉島典俊
自来也/市川猿弥
うちはマダラ/中村梅玉 他

京都南座バージョン、堪能しました。
昨年の演舞場の後、原作漫画も読破。読んだ上でエピソードの取捨選択が、改めて絶妙だったと感心。

演舞場では主演2人の頑張りに胸打たれると同時に、三代目時代の猿之助歌舞伎を見て来た身としては、笑也さん笑三郎さんが良いお役なのがとても嬉しかった。なのでNARUTO歌舞伎には、最初見た時から好意的でした。

そんな演舞場版をかなりブラッシュアップさせ、勢いはそのままに、落ち着きと深みが加わった芝居になっていました。
いや、本当に面白かった。南座、1回のみの観劇なのが残念です。

羊羹、カワイイ。

0602

以下、ネタバレ有。

まず一幕がすっきりした。
前回はどうしても筋を説明する為か冗長と感じる部分もあったが、南座版はスピーディーかつ判り易く物語が進んでいく。

オープニングも大幅に変更。
演舞場版の漫画のイラストが、巳之助くん隼人くんになる演出が好きだったので、そこはちょっと残念。

でも七班の絆がより強調されている。カカシ先生とサクラちゃんの殺陣も増えている。

二幕の衣装替えのタイミングも変更。時の経過をあらわしている。

サスケの衣装、近くで見たらボロボロ…。あのデザインは凄く格好良い。
ナルトが暖色でサスケが寒色という対比も効果的。

南座版からペイン登場!物語の中の役割りも自然。

ミナトとクシナの物語。演舞場版でも大好きなエピソードだったが、漫画を読んで、本当に全編通して大事なエピソードだったとよく判った。

一幕二幕とナルトとサスケが客席通路を使う演出も加わったが、ちゃんと一幕二幕と2人の位置が交換されているのはお客さんには有り難いサービス。

三幕、イタチ兄さんが穢土転生で復活!
この日自分の席は花横プロックで、美味しい場面が色々近い。一幕オロチ丸の登場場面や三幕の自来也の場面など。

マダラが案外あっさり倒される感があったのも改善。

特にマダラVSシカマルはじめ木の葉の忍たちの戦いを入れたのは上手い。
原作読んだので「このキャラ出て来た」とテンション上がる。
皆さん、似てて素晴らしい。

全編通じて、巳之助くん隼人くん最高なのだが、特にラストの大人の扮装になる場面が南座版は特に好き。
そして演舞場の時は原作未読だったので、六代目の火影は誰???と最後疑問で終わったのが、今回その点も解消する作りだった。

ひとつだけ残念なのは、一幕のサスケがナルトを庇って負傷する点を変えた事。。
シチェーションは違えど原作にもあるエピソードなので、原作読んで上手い改変と思っただけに残念。
ナルトがサスケに固執する理由としても、説得力があるし。

それでも南座版、ホント楽しかった。
各登場人物それぞれ見せ場があり、バランスも良い。
演じている役者さん、体力的には大変だと思うが、皆さん生き生きしている。それを見ているだけでも気持ちが芝居に持って行かれる。

演舞場の時は無理して歌舞伎に寄せようとしている感もあったが、南座版はその点も違和感がなくなった。

ホント大好きな舞台です、 NARUTO歌舞伎。
また上演する機会があって欲しいと、切に願います。

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