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『髑髏城の七人 Season花』ゲキ×シネ版 感想 その3

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東劇最終日行って来ました。
風邪さえひかなければ、もっと早く来てたのに!

パネル展もようやく鑑賞。
ドクロカフェでも写真撮りまくったのにまた撮影。白彼岸花の蘭兵衛は大人気。

 

花の予告映像もようやく公開。格好良いのだけど、ゲキシネ用のポスターといい公式仕事遅すぎ。
小栗くんいるから宣伝しなくても売れると思ってるのかな。

映画館としては品川の方がお勧め。見やすいし、音響も良いし、女子トイレ多い(髑髏城長いから…)。

ゲキシネ版、何度見ても良い。カット割り、映像の選択、満足度高い。
本編カットは仕方無いけど、欲を言えばあと5分尺取って欲しかった。

BOXはゲキシネ版とのことだが、ノーカットだよね?
映画は上映時間等の絡みでカットは何とか我慢出来るけど、円盤はノーカットであってくれ。

最終日東劇、連れだって来ている男性客多め。新感線は比較的男性客が多いですが、何となく新感線の男性客とちょっと違う雰囲気。
完全に私の推測だけど、もしレキシアターに来ていた男性達が、山本耕史くん繋がりで花髑髏に来ているのなら、凄い嬉しい。どのパターンの髑髏城でも良いから、その面白さを知ってくれる人が増えてると良いな。

散々言っているが、花は登場人物間のバランスが良いし、じっくり芝居を見せる部分も多い。
あの視界を前方客の頭で覆われがちなステアラの客席を考えると、芝居部分を堪能するのはゲキシネの方が良い部分もある。
舞台鑑賞としてはどうよと思うが、ステアラ酷かったし。特に花の時は開幕暫くは音響が最悪で、演じている役者さんたちが心底気の毒だった。山本耕史くんと成河くんの台詞が聞き取りずらいなんて、自分の耳がおかしくなったのかと思ったし。(2人とも滑舌良いしめちゃめちゃ声通る)

自分が何でこんなに花が好きなのか、改めて考えた。
97年髑髏城から入ってるから、捨之介と沙霧の兄と妹以上恋人未満の関係性、捨之介と蘭兵衛の一幕の相棒感、元々好きだった所が、花で強調されているからだと思う。

そして予告編でも強烈な成河天魔王。
天蘭の配役が出た時の衝撃、実際の舞台を見て「こう来たか!」。

リチャード三世を思わす、巧みな話術と大袈裟なまでに引きずられた片足。
あの足の怪我は嘘であったけど、結局捨之介に足を刺されるのも皮肉だ。

成河天魔王に関しては、細かい芝居、追加した芝居がゲキシネに入っていないのは実に惜しい。

・二幕冒頭、蘭兵衛へのセクハラがもっと多い
・二幕、酩酊中の蘭兵衛を撫でてから、沙霧に向かっていく
・二幕、捨蘭対決を高見の見物。但し兄者しか見てない
・二幕、無界屋襲撃中、おにぎり食べる
・二幕、蘭兵衛に庇われた時の泣き笑い(収録時より判りやすい)

自分が記憶していないだけで、もっとあるかも。
一幕で捨蘭の絆の深さが感じられるだけに、天魔王が強烈ではないとバランスが取れない。

見事な月だ…。
これだけ整った月を見ていると、汚したくならないか?おぬしらの血で。

冒頭の台詞。この言葉が花天魔王を暗示していると思う。

鳥以降の「殿の寵愛を一番に受けられなかった」嫉妬心、それ故の虚栄心とは、全く違う天魔王像。

蘭兵衛に対しても、愛おしげに撫でていた顏を斬る残忍さ。

自分の手で貶めたい。
絶望に歪む顔が見たい。

でも結局蘭兵衛の魂を縛ることは出来なかった。(捨之介にも極楽太夫にも縛れない)

この辺りは自分なりの解釈。
幾らでも深読み出来て面白い。

蘭兵衛を撫でる所作が追加されたのはいつだろう。
夢見酒以降の花蘭の色気も相まって、舞台の奥でそっと撫でていくだけなのに、もの凄い伝わってくるものがあった。

カーテンコールの髑髏城で天を見上げる天魔王、彼岸花の中一人佇む蘭兵衛と、大袈裟なことは何ひとつしていなのに、その姿だけで雄弁に観客に訴えかけていた。

美しく腕もたつ蘭兵衛と、馬鹿だけど一途で魅力的な兵庫の対比も面白い。

兵庫と蘭兵衛の絡みも映像には映っていないので残念。
あにさ登場で兵庫が蘭兵衛に助けを求めて、蘭兵衛に冷たくされてた回を見た記憶がある。とてもおかしかった。

一幕の捨蘭アイコンタクト。
荒野の場面で最初に天魔王に向かう時のアイコンタクトが好きだったが、此処もゲキシネ版は映っていない。
この場面は、捨之介と蘭兵衛の所作や殺陣の違いを見るのも楽しい。蘭兵衛の手にも目がいく。

花の話になると止まらないのでこの辺で。

最後にこれも何度も書いているけど、蘭兵衛最期の場面、「所詮外道だ」の台詞を捨之介に向かって言っているのが、判る映像になっているのだけでも、ゲキシネの価値大有りでした。(顏を背ける捨之介も欲しかったが)

『髑髏城の七人 Season花』ゲキ×シネ版 感想その2(2019.03.20)

『髑髏城の七人 Season花』ゲキ×シネ版 感想(2019.03.10)

 

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