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愛のレキシアター「ざ・びぎにんぐ・おぶ・らぶ」3/24マチネ

愛のレキシアター「ざ・びぎにんぐ・おぶ・らぶ」
2019年3月24日 赤坂ACTシアター

原案・演出:たいらのまさピコ(河原雅彦)
上演台本:たいらのまさピコ(河原雅彦)・大堀光威
音楽:レキシ
音楽監督:ヒロ出島(山口寛雄)
振付:梅棒

出演:
山本耕史 松岡茉優 佐藤流司 高田聖子 井上小百合(乃木坂46)前田悟 浦嶋りんこ 山本亨 藤井隆 八嶋智人
梅澤裕介 遠山晶司 楢木和也 野田裕貴/巽徳子 YOU 碓井菜央 佐久間夕貴 五十嵐結也 永井直也 カイル・カード サラ・マクドナルド

千穐楽行ってきました。本当にこの芝居に関しては、誉める所しかない。

楽終えて、不思議と喪失感は無いのですが、やはりもっと見たかったという気持ちがこみ上げ…。

一応自分の中で体力を考え、「連続エンタメは避ける」「マチソワもしない」という縛りがあるのですが、そんな事に拘るのでは無かったと後悔中。過信はいけないけど、体力持ちそうなら頑張ろう。舞台は一期一会だから。

以下、ネタバレ満載につき、閲覧注意で🌾

このミュージカル、25曲も詰め込んで(しかも既存の曲)、一本のお芝居にした河原雅彦さんの手腕凄い。
曲の使い方も絶妙だし、ダンスの振りつけも素敵。

河原さん版の「ロッキー・ホラー・ショウ」も、東京ゲゲゲイさんが舞台を効果的に彩っていたけど(いのうえさんの演出版より面白かったと思う)、今回も梅棒さんたちはじめアンサンブルさんが最高に格好良い。

笑いの多い芝居なのだが、主要キャストの歌が上手いから、芯の通ったミュージカルになっている。
ホント歌唱力大事…。

特に一幕、一曲目「甘えん坊将軍」耕史くんがきっちり歌い上げる。
一幕最後の歌も耕史くんで、「僕の印籠知りませんか」。

休憩中「歌うまい」の声、多数。
私がこの日一緒だった新感線ファンの友人も、休憩第一声が「耕史くん、歌うまっっっ」だった。

二幕開始後もりんこさん、聖子さんが聞かせる。
パンフの聖子さん曰く「ひど面白い」舞台だけど、歌が良いからミュージカルだと印象付けてくれる構成である。

一幕冒頭も八嶋さんが客席を温めてくれるから、この破天荒なストーリーにすんなり入っていける。

自分は当初「きらきら武士」くらいしか曲も知らなかったが、この曲の使い方がまた素晴らしい。

松岡茉優さん、公演中にどんどん歌が良くなっていった。思いっ切りの良い芝居の女優さん。

他の曲も話の筋に沿い、かつ場面に適しており、河原さん凄いしか言えない。

二幕後半、「きらきら武士」「墾田永年私財法」「KMTR645」「最後の将軍」の流れが秀逸。
(この流れに「Takeda」も入る。こらちも入れ方が素晴らしい。タブラわざわざ持ってくる所も)

特に「KMTR645」。この1曲にこの舞台の全てが詰まっているといっても良いくらい。

初見の時、下手からスタンドマイクと衣装が運ばれて来た時は、何が起こるのかと…。
まさか耕史くん歌いながら衣装替えとは。

亨さんの「歌は任せた!」の台詞好き。
聖子さんと藤井さんの、真剣な眼差しでこきんの衣装替えする所も好き。

将軍とヨシツネの立ち廻りも見たいし、ふんどしダンサーも見たいし、こんなに目が足りない場面は無い。
綺麗に広がった赤いふんどしの上でジャンプするこきんが格好良い。

衣装替え、歌、殺陣、ギターとこの場面の耕史くん、働きすぎだが、そこが最高に面白い!
この盛り沢山が「レキシアター」の魅力。

「最後の将軍」の聖子さん、聞かせる。
毒吐かせて頂きますが、新感線はもっと聖子さんに歌わせてよっっっ。あんなに上手いのに。

単純に上手いだけではなくて、皆さん歌詞をお客さんにきちんと届けてくれる。

聖子さんの衣装が赤姫で、阿修羅城の桜姫を思い出したり、「RENT」を思わせる場面があったり、最後のこきんの部屋に「土方歳三最後の一日」のポスターがあったり。

この舞台の根本には音楽に対するリスペクトあって、でもそれだけでない。探せばもっと素敵な遊びがあるのかもしれない。

この日千穐楽ということで、「古墳でGo」の牛車にレキシーと共に池田さんが!
カテコにも河原さんと登場。耕史くんに歌って貰うアルバムのタイトルは「待たせたな」とか。
本気で聞きたい。まずはこのミュージカルの音源が欲しい。

楽のみのネタも盛り沢山。

茶屋の場面で腰元さんにふっ飛ばされたこきん、綺麗に奥まで転げていた。
こきんが釣った筋肉とか、ナウマン像倒す技とかマニアックすぎて全然わからん。

楽なので脱線しすぎたら嫌だなと、実は思っていたが、脱線しそうでならない。その辺りのコントロールは、さすが百戦錬磨の舞台人揃い。

スタッフさんの方にミスがあったのが残念。

二幕途中のリクエスト制度のスクリーンが下手位置で降りるアクシデント。センターに映る映像がスクリーン無しで見辛くなり、こきんちゃんが細かく解説してくれたのは、逆に美味しかったが。

耕史くんの喉も不調で残念だったが、歌は上手くアレンジしたりで、ほぼ支障無かったのには驚いた。
LOVE弁慶のハモり好き。流司くんの声もどんどん伸びやかになっていった。

金曜の開演時間が19:30と、お客さんに来てもらうための設定だったのも、ポイント高い。

劇場スタッフの方が、最後に稲穂持って通路に待機しているのも良い。(スーツで稲穂数本抱えている図はシュールだった。)

千穐楽には脇立ち見の人まで出た。

思い返しても好きという言葉しか出て来ない。良い舞台だった。

あ、サラ・マクドラルドさんが素敵だった事も記したい。もっと一人一人のアンサブルさんも見たかったな。

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