12月2泊3日西伊豆旅行 その2
西伊豆旅行の記録続き。写真多め。
2日目
伊豆の長八美術館
岩科学校
長八記念館
街中散策
松崎に来た最大の目的は入江長八の作品を見る事。
入江長八とは「漆喰」(しっくい)芸術・「鏝絵」(こてえ)の名工、「伊豆の長八」(いずのちょうはち)のことです。出身は松崎ですが、活動はほとんど東京。ただ東京に残した作品は関東大震災でかなり失われてしまったとか。
長八美術館は国道沿いにあり、松崎のお宿からもほぼ歩いていける距離。朝から雨が降っていた事もあり、バスで行きました。
10:06 松崎バスターミナル発 5分くらいで美術館です。
入場するとルーペを渡されます。作品の細かい部分を鑑賞する為です。鏝絵というのが信じられないくらい細かい!そして美しい!
1時間くらいじっくり鑑賞。バスの時間を調べたら11:43岩科学校へ行くバスがある。
長八美術館内で流れている映像をゆっくり見る。東京に残されている作品も紹介。非公開が多い。橋戸稲荷の狐が見たい…。
11:43 バスで岩科学校へ。
岩科学校は、伊豆地区最古の小学校で重要文化財です。和と洋が取り入れられた素敵な建築です。
長野県松本市にある重要文化財「旧開智学校」とも姉妹館提携。
最大の見所は入江長八が描いた、二階の欄間の千羽鶴。
帰るバスまで時間があってので敷地内の開化亭へ。元は村役場だった由緒ある建物。長八のお弟子さんの作品もあります。
ぜんざいやお抹茶を頂いてのんびりしている内にお天気回復。
バスで戻って長八記念館へ。
長八記念館とは長八の菩提寺でもある浄感寺の事。
タイミング良く私たちだけの貸切で、解説付きでゆっくり見る事が出来ました。
欄間に描かれた「飛天」は、長八の代表作と言われる作品。「八方睨みの竜」も素晴らしい。
他にも彫師の石田半兵衛の彫刻があり、松崎に来たら絶対に見るべき所でした。
なまこ壁を見ながらホテルへ戻る。
時計塔の数字は13まであります。松崎の浪漫です。
ホテルの最上階のラウンジへ。海が綺麗に見える絶景ポイント。しかも全然人がいない。
16:00より近くの伊豆まつざき荘の温泉へ。
伊東園のお風呂、お湯の質は良いけど地下なのです。せっかく海辺なのにもったいない。
まつざき荘は建物の6Fに展望風呂があり、絶景の夕日鑑賞が可能。生憎夕方から曇りでしたが、海見ながらのお風呂は絶品でした。お風呂で話した地元の人も、フロントの方も親切。
3日目 帰る日。この日はのんびりの出発。
11:00ホテル発
なまこ壁を見ながら伊那下神社へ。
天然記念物のイチョウを見ながら、名水「明神水」を頂く。
長八の作品も保管されています。
わさび漬の店を発見。買い物する。帰宅して食べたら絶品だった。
再度寿司屋で昼ごはん。お寿司を幾つかと海鮮丼を頂く。
本当に本当に美味しかった。ちあいの唐揚げとか、なかなか食べられないものを頂いた。
14:30 ホテル発で帰路。
松崎は時間の流れがちょっと違う感じがして、日常と切り離された素敵な空間でした。
桜の季節にまた行きたいな…。
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