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『マイフェアレディ』

『マイフェアレディ』
シアターオーブ 3列目センター
 

脚本/歌詞 アラン・ジェイ・ラーナー
音楽 フレデリック・ロウ
翻訳/訳詞/演出 G2
出演
イライザ(花売り娘):神田沙也加
ヒギンズ教授(言語学者):別所哲也
ピッカリング大佐(言語研究家の軍人):相島一之
ドゥーリトル(イライザの父親):今井清隆
フレディ(上流階級の青年):平方元基
ピアス夫人(ヒギンズ邸の家政婦):春風ひとみ
アインスフォードヒル夫人(フレディの母親):伊東弘美
ヒギンズ
の母:前田美波里   ほか

沙也加ちゃん別所さんの楽日を見に行きました。素晴らしい新生「マイフェアレディ」でした。

キーポイントはイライザとヒギンズのキャラクターとその関係性。
イライザは可愛いけど芯の強い女性。教育を受ける事によって、一人の女性として美しく自立していく。

このコンビは何といっても二幕が良かった。

イライザはヒギンズの事を好きだけど、まずは対等な一人の人間として認めて欲しい。
でもヒギンズはその葛藤を全然理解しない。

見事なまでのすれ違い。
沙也加イライザの感情の動きがとても自然。

ヒギンズの母が「お人形あそび」と揶揄した言葉が、2人の言い争いの場面で生きてくる。
2人を見守る美波里さんのヒギンズ夫人が、このすれ違いを予感しているような表情を前の場面でしていた。出番は少なくても存在感がある。

別所さんのヒギンズ教授、どこか憎めない。
ヒギンズ教授って、男尊女卑だし態度は尊大だし本当に嫌な奴なのだが、別所さんが演じると坊ちゃんがそのまま大きくなったようなキャラクターで、嫌な男なのにどこか可愛らしさがある。

イライザがいなくなって、オロオロしている姿がおかしくておかしくて…。
何故イライザがヒギンズに惹かれたかよく判る。

凄く可愛い2人で、ちょっと見ていて驚きだった。
もし結婚したとしても、年下のイライザの尻に敷かれるヒギンズの図が目に浮かぶようだ。

映画と違って、イライザに椅子を勧めるというラストも良い変更。
はじめてイライザが家を訪れた時と違い、ちゃんと彼女を対等な人間としてみている。
これから新しい関係を築いていくのだろうな、と思わせる終わり方だった。

一幕は何といってもピッカリング大佐の相島さんの上手さが光る。
ダブルキャストで、自分は別所神田組のみの観劇だが、おそらく役の作り方も違う。一番絡む場面が多い相島さん大変だろう。

一幕のレッスンの場面もテンポ良くて面白い。

アンサンブルさんも生き生きしていて素敵。

とても楽しい「マイフェアレディ」だった。

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