« 盟三五大切 | トップページ | 『八月納涼歌舞伎』第二部 »

新作歌舞伎 NARUTO-ナルト-  再観劇

新作歌舞伎 NARUTO-ナルト-

原作:岸本斉史『NARUTO-ナルト-』(集英社ジャンプコミックス刊)
脚本・演出:G2

うずまきナルト/坂東巳之助
うちはサスケ/中村隼人
綱手/市川笑也
大蛇丸/市川笑三郎
春野サクラ/中村梅丸
うちはイタチ/市瀬秀和
はたけカカシ/嘉島典俊
自来也/市川猿弥
うちはマダラ/市川猿之助、片岡愛之助(交互出演)

NARUTO再観劇。猿之助さんマダラVer。

前回(8/5)に観劇した時より遥かに面白く、もう一回くらいチケット取っておけばよかったと後悔。
結局原作漫画は読んでません。(8月前半は宝塚Boysに夢中だったので時間が…)

オープニングのナルトとサスケの登場場面、鳥肌たつ。
今回はイヤフォンガイドも借りたので、物語世界の理解を深めるのに随分と役に立った。

落ち着いてじっくり芝居を見て、うちは兄弟のプラコンっぷりにびっくり。
あの人たち、原作でもあんななの???
漫画、凄い読みたくなった(そこ?)。

原作未読だと一番よく判らなかったのが、この舞台の世界観。木の葉の里というのは、この世界でどういう位置付けなのだろうか。

台詞が説明的とか、一幕長いというのは自分は全然気にならなかった。
役者さんみなさん上手いし、とにかく次から次へと格好良い登場人物が出てきて、忍術使って、格好良いの連射砲。
笑三郎さん凄い、笑也さん綺麗、猿弥さん上手い、と(心の中で)きゃーきゃー言ってるうちに一幕終了。
三すくみ場面は文句なしの見せ場。歌舞伎だね。当たり前だけど歌舞伎の見得の良さが引き立つ演出。
三代目も動物出すの大好きだったし、思い出して切なくなる。

二幕以降ははうちは兄弟に魅せられる。
でこトンの意味等、イヤホンガイドのあまのっち、解説ありがとう。
2人の因縁と対決と終結、とても良かった。

ただもう少し2人の心理とか背景とか詳しく知りたくもある。
なので漫画読む事を決意。

隼人くん、男っぷりが上がってる。
イタチ役の市瀬秀和さん、「陽炎の辻」に出てたのか。見返さなきゃ。隼人くんはもちろん覚えているが。

初見の時は実はナルトのキャラクターがいまひとつ掴めなかったが、二度目でその良さがよく判った。
自分の周りを大切にする所や、サスケを何としても取り戻そうとする所、とても良い。

死んだ両親との再会は胸を打たれる。
ミナト、存在がイケメン。巳之助くん、演じ分けが抜群。

初回も書いたが、ワンピースで余り見せ場の無かった、笑也さん笑三郎さんが良いお役でホントに嬉しい。
隣りの方が幕間に筋書き見ながら「綺麗ね~」と絶賛してたのが笑也さん。
女形さんに年齢は禁物だが、実年齢を考えると驚異の美しさ。

猿之助さんマダラ、愛之助さんと全然役の作り方が違う。
愛之助さんが国崩しの大敵とすると、猿之助さんは禍神という感じ。仮面を取っただけで劇場の温度がすっと下がったような錯覚を覚える。

演出面については、歌舞伎に寄せようとするのは良いのだが、やや不自然に感じる部分も。
でも魅力的な芝居である事に間違いはないので、再演がどうなるか楽しみでもある。

評判も良いし、リピート客も多く、チケットも尻上がりに売れている模様。
来年南座での再演は決まっているが、東京でも上演ある事を期待。
もう少し予算つくとなお嬉しい。

本当に主演2人の頑張りに、心の底から拍手したい。

« 盟三五大切 | トップページ | 『八月納涼歌舞伎』第二部 »

芝居・歌舞伎、古典等」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 新作歌舞伎 NARUTO-ナルト-  再観劇:

« 盟三五大切 | トップページ | 『八月納涼歌舞伎』第二部 »

リンク

無料ブログはココログ
2019年10月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31