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『髑髏城の七人』修羅天魔 まとめ

修羅天魔楽から一週間。
『髑髏城の七人』花鳥風月極、終わりました。
一年三ヵ月、髑髏城尽くしはさすがに飽きるかと思ったが、凄い楽しかった!
元気に好きな芝居をただ楽しめる、そんな幸せを感じた期間でもありました。

以下、感想徒然。長いよ。

個人的な事ですが、数年前は親が体調を崩したり、自分も本調子で無く芝居を見に行く気力が減退していたので、その時期にドクロイヤーだったらこんなに見に行けませんでした。

次の髑髏城が上演された時、自分が生きているかも判りません。もちろん現時点では健康ですが、いい加減年もとってきましたし。
家族にも自分にも問題無く、体力と財力を芝居に注げるって、有り難いことだと痛感した日々でもありました。

まぁ花の時は親が具合悪かったり、鳥の時は自分が胃腸炎でダウンしたり、揚句に極の時は(手の指だげど)骨にヒビが入りましたけどね。

ヒビはLVの開演に間に合わせる為、丸ノ内をダッシュしてたら、段差でコケた為。人生初の骨にヒビ。
それでもLV見ましたよ。(バカです)

お願いだから豊洲は平日開演6:30の日を設定して。週一日だけでも良いから。
6:30なら仕事終わりでも豊洲に間に合うので平日に行ける。
花は6:30開演だったので、後半平日のチケット根性で増やしました。
花のチケット、おけぴとかでもそもそも出ないので、増やすの滅茶苦茶大変でした。
戻りもほぼ出なかったし、当日券は前半から一分で無くなるし、よくチケット増やせたな。

修羅天魔については、予想以上によく出来た脚本になっていた。
特に二幕は元の髑髏城の七人という物語をよく知ってればこそ、唸らされる展開が続いた。
ラスト、無界の里の再生を決めて、七人のシルエット。鳥肌だった。
それだけに一幕の冗長さが惜しい。

天魔王と太夫の因縁。話の核になるにはやや弱いと思ったが、千穐楽は此処が実によかった。
新感線=派手なバトルシーンなので、立ち回りの無い2人の最終決戦は難しいと思う。
兵庫VS夢三郎が派手に戦うのでどうしてもそちらに目が行きがちだし。

極楽太夫の信長・天魔王への複雑な思い。
天海さんと古田さんのふたりがこの芝居の中心で、本当に良かったと思う。

沙霧の立ち位置が変わっているのも面白い。
贋鉄斎コーナーに沙霧がいるのが新鮮。
三宅カンテツとくるみちゃん沙霧のコンビ、可愛すぎ。

極の沙霧はちょっと生意気そうな女の子で、97年度版のみっちょんを思い出す。
少年っぽさが同居している沙霧が続いたので、逆に「少女」の沙霧は新鮮だった。

絶対大元の方が良いと感じたのは、無界屋襲撃の荒武者隊の奮闘場面。
ここは兵庫兄貴が惚れぬいている太夫を、荒武者が守るという従来バージョンには絶対叶わない。
その後の兵庫の嘆きと、その兵庫を叱咤する太夫も、従来の髑髏城で大好きなシーン。
花鳥風月シリーズで蘭兵衛と太夫の関係性が強調されたので、余計にこの場面は重要

とはいえ今回の兵庫はヒーロー性もドラマ性も併せ持ち、格好良いキャラクターとなっていた。
もはや従来の抜かずの兵庫とは離れている気もするが。
福士くん、舞台は何本か拝見してますが、良い俳優さんですよね。新感線の元気なヒーロー系の役をまた演じ欲しい。

アオドクロで川原和久さんが演じた才蔵が好きだったが、才蔵さん復活は無かった。

主役はもちろん天海さんで、天海さんが美しくかっこよい事は間違いないのだが、極の兵庫は紛れもないもう一人の主役だった。

書いていて気付いたが、兵庫も最後の最後まで夢三郎に手を伸ばしている。
花の小栗捨之介もずっと蘭兵衛に手を伸ばしていた。
このあたりが私の好きなポイントかもしれない。

それにしても花鳥風月、よく色々なネタを考え付くものだ。
鎌の立ち回りもそれぞれ変えている。
月で鍬まで出してきたのは、めちゃめちゃ笑った。

極の黒衣が出てきてスローションになるのは新感線ではよくあるネタだが、あにさの年齢考えると上手く極で持ってきた。福士くんの鎌の装着がスピーディーなのもツボ。

(花の青木さんがいつもモタついててね。でもそんな不器用に所も含めて、泣ける兵庫で好きでした。)

あのポジションは「あにさ」が自然というのも一年通して感じたことです。

鳥で父と息子にしたのは申し訳ないけど失敗だったと思う。
奥さん亡くなったからって、息子置いて村飛び出して太夫に入れあげるって、そんな男イヤ…。
ハゲててもおっさんでも良いけど、そこは違うだろう。
転球さん上手いだけに設定を何とかして欲しかった。

主題歌は修羅天魔が圧倒的に好き。音源、欲しい。

クライマックス、七人のシルエットで花の音楽になるのは本当にずるい。絶対泣いてしまう。

広い無界屋セット、太夫の走馬燈といい、極はステージアラウンドの特性を上手く生かしてた。
走馬燈は無条件に良い。ここぞとという時に使ってる。花蘭兵衛の時も鳥肌たった。

(花蘭が見上げた先に太夫が歩いてるのだが、wowow放送で入れてくれるだろうか。)

ステアラはセット間の移動を観客に見せられるのが面白い。
風で無界屋の裏手から無界屋の中へと、蘭兵衛と兵庫が移動していくのも良かった。
期間限定劇場なので、こちらも楽しまなくては。

修羅天魔は主要キャストが50歳オーバーで、アクションは実質福士兵庫と夢三郎が担っていた。
今後新感線がどういった作品を作っていくのか判らないが、修羅天魔のような構図になっていくのか。
脇をしっかり固める劇団員も皆さん50歳オーバーだし。
でもさんちゃん若いよ。実年齢が信じられない。

書き出すとキリが無い髑髏城の七人。
とても楽しい一年三カ月でした。重ね重ねありがとうございます。(財布は軽くなったけれど。)

あ、自分は花好きですが、どのキャストが良かったとか比較系をやる気は何か無いです。
ひとつだけ。MVPは成志さんと常々言ってましたが、最後に天海さんが持って行った。

新感線のみなさん、メタルマクベスも引き続き頑張って下さい。

disc1とdisc2、それぞれ2回確保済です。良い席来ると良いな。

余談 メタマクはチケットの売れ行きが髑髏城ほどではなようだが、先行で20列以内を保証してくれたら前売り手出す人増えるのでは?先行で30列とか目を疑ったよ…。

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