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『修羅天魔~髑髏城の七人season極』感想その2

『修羅天魔~髑髏城の七人season極』
ステージアラウンド東京

書ききれなかった感想。

極はアオドクロを思わせるネタがちらほら。
天海さんの着物も蓮の柄。染五郎さんの捨之介も蓮の柄。意味があるのかな?

以下、全力でネタバレします。
何度もいいますが、これから見る方は絶対見ないで下さい。

前回の感想でも書いたが、今回の修羅天魔は兵庫の物語の方が強く印象に残った。義兄弟の契りまで交した相手に裏切られ、大切なものを失う。まさに修羅は兵庫の方。
今回の兵庫は見せ所が多く、福士くん好きなだけに幸せすぎる。

スーパー歌舞伎に出てただけあり、体幹がしっかりしていて、安心して見てられる。余談だが右近ルフィとだと年齢的なバランスで、福士エースで見たい。
福士エース、もう一度見たいものだ。

主人公が女性になった事で、今まで捨之介が持っていたヒーロー感も兵庫が持っている。

夢三郎にも蘭兵衛要素があり、この二人がお酒飲み交わしたり、笑いあったりするのが、過去髑髏ではなかった捨と蘭の姿とようで切ない。(所詮花の捨蘭が忘れられない花好きです)

夢三郎役、竜星涼さん。
はじめて見た役者さんだが、とても良かった。所作も頑張ってる。どれだけ練習したのだろう。

父に認められたい哀しさ。
ストーリー上は母親の出自は出ていなかったと思うが(聞き逃していらごめんなさい)、日陰の身分だと想像。
だからこそより父親への思い、息子として認められたい欲求が強いのだろう。

兵庫との関係、対決。切なくて悲しい。
夢三郎のあの笑顔が全て嘘だったとは思いたくない。

そんな訳で二人の関係が壮絶すぎて、肝心の主役の極楽と天魔王の方がいまひとつ印象が薄くなっていた。
もっと男女の過去に囚われた、ドロドロの関係を想像していたのだが。
2人の因縁を説明するのに一幕は尺を取りすぎて、やや長い。

正直捨天わけてからの、捨天蘭の方が余程ドロドロ…。
阿修羅城でも出門とつばきの関係は、それ程激しい恋愛描写があった訳では無かったので、こんなものかもしれない。
兵庫の極楽太夫への恋愛感情も、今回はとってつけたようになってしまった。
極楽は清十郎との方がお似合いにみえた。

それでも二幕の展開が面白くて、一幕の不満も吹き飛ぶのはさすがです。
二郎衛門のキャラクターを膨らさせたり、沙霧のポジションに変化があったり、それでも兵庫のあの決め台詞はあの場面だったりと、色々楽しめる。

ところで髑髏党の三五がホウキ持ってお掃除してたのは、某ミュージカルオマージュ?
原慎一郎さんの歌う髑髏党最高。ステアラの悪い音響設備も吹っ飛ばす美声。
きっと濱田めぐみさんも、マクベス夫人で凄い歌を聞かせてくれるに違いない。

とりあえず次はLV見たいのだが、優先申し込んで無かったという間抜けっぷり。
何とか行かれると良いのだけど。

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