リンク

2017年9月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
無料ブログはココログ

« 『髑髏城の七人』Season風 9/18 | トップページ | 『人間風車』 »

『デスノート THE MUSICAL』浦井くんVer

『デスノート THE MUSICAL』
新国立劇場 後方センター

作曲 フランク・ワイルドホーン
演出 栗山民也
作詞 ジャック・マーフィー
劇作・脚本 アイヴァン・メンチェル

夜神月…浦井健治(Wキャスト)
L…小池徹平
弥海砂…唯月ふうか
夜神粧裕…高橋果鈴
死神レム…濱田めぐみ
死神リューク…石井一孝
夜神総一郎…別所哲也

浦井くんで再観劇。
「新感線ファンの友人に、シャルル王子では無い、普通にミュージカル俳優してる浦井くんを見てもらう」というよくわからん目的があり、今回ようやく果たせました。
凄く楽しんでくれたみたいで、良かったです。

再観劇したらより面白かった。
ミュージカルの醍醐味である、音楽に体や感情を持って行かれる感覚。
これがより強くなって。
日本のオリジナルミュージカルでその感覚を味わえるのが、とても幸せだった。

前回ラストの物足りなさを感じたが、今回の観劇ではまた違った感じ方をした。

叡智の限りを尽くした、月とLの戦い。
だけど虚しく生を終え、ただの骸となり横たわる2人と、それを見下ろす死神リューク。
人間の争いの小ささ、虚しさ。
どんな天才でも死んでしまえば一緒。

何故だか舞台『アドルフに告ぐ』のラストシーンを思い出した。

舞台には月の家族だった父・総一郎と妹・粧裕。
そして月を愛した少女海砂。
海砂の手からは砂が零れ落ちていく。
死神レムは海砂を守る為に、砂になって消滅してしまった。

ミュージカル版『デスノート』に相応しいラストシーンだった。

前回の月は柿澤くん。今回は浦井くん。

浦井くんはビジュアルも原作に寄せている。
ストーリーが進むにつれ、傲慢になり狂気が増してくる。

一幕の終わり、フードを被った月の目がギラギラしていて、彼はついに引き返せない所に足を踏み入れたんだな、と感じた。

「新世界の神になる」という台詞、改めて聞くと奢りの極みですよね…。

何度見ても吹きそうになってしまう、石井リュークの完璧なビジュアル。
哀しくも美しい濱田レム。
2人のデュエットは鳥肌もの。

WOWOWで放送された初演の映像も見たが、小池L、ホントに歌のレベルが何段階も上がってる。
私は彼を舞台で見るのは初めてなのだが、凄く真摯に取り組んでいる姿勢が伝わってきて、好印象。

この舞台が素晴らしいのは、キャスト・スタッフ全員が『デスノート THE MUSICAL』を愛していて、この作品の良さを我々観客に伝えようという気持ちが、ストレートに感じられる事。

最近のホリプロさんの作品は、創り手側の思いが感じられて、見ていてとても気持ち良い。

例えば別所さん率いるキラ捜査班。
一人一人にドラマがあって、捜査チームから外れるかどうするかの場面。
みな切なくて涙が出そうだった。
全員でこの舞台を支えている。

この日は浦井くんの楽。挨拶を聞いていると、月は今回が最後かもしれない。
日本産の『デスノート THE MUSICAL』、今後も受け継がれていってくれることを望みます。

« 『髑髏城の七人』Season風 9/18 | トップページ | 『人間風車』 »

芝居・ミュージカル」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/193925/71810820

この記事へのトラックバック一覧です: 『デスノート THE MUSICAL』浦井くんVer:

« 『髑髏城の七人』Season風 9/18 | トップページ | 『人間風車』 »