鳥髑髏二回目簡易感想
劇団☆新感線『髑髏城の七人』 Season鳥
6列目センタープロックにて
思い出し簡易メモ。
一回目見た時と、かなり感じ方変わった。
捨之介が天魔王を制止できなかった事を沙霧に語る台詞。
天魔王が蘭兵衛を嫌う理由。
前回はやや説明過多で、しつこいと思ったが、二回目の観劇ではすとんと入ってきた。
捨之介に天は掴めないと全否定されてしまう森山天魔王、ホント気の毒。
鳥の天はちょっとやり過ぎ感強くて、いまいち好きじゃないのだが、何かもう可哀想な人だった。
明らかに見下してたであろう、捨之介にトドメ刺されるのもひどい…。
過去髑髏で一番天下と遠い所にいる天魔王かも。
文句無しに格好良いのは染五郎さんのアオ天魔王だけど、
実は一番天下取れそうなのは、花の成河天魔王かも。
頭が抜群に良くて、狡猾だったし。
但し花の天魔王は蘭兵衛への歪んだ愛情が元で、全てを喪ったと思う。
(花の話は語りだすと未だに止まらんので、このくらいにする)
清水葉月さんの沙霧が前回より全然良くて、やはり髑髏城の基本ラインは捨沙の関係性と改めて思った。
鳥沙霧は最後に金を要求するのに、違和感が無いのが良い。
沙霧が家康相手に啖呵を切る場面、それを見ているサダヲ捨之介の表情が良くてね…。
天魔王を倒すという一点で生きていた捨之介が、ようやく周囲にも人がいることに気付いたのだろう。
それだけにもう少し一幕で、捨之介と他の登場人物との人間関係を書き込んで欲しかった。
(さっさと蘭兵衛に裏で手引いたの誰か教えておけよ、捨之介!と鳥は突っ込みたくなる…)
2回目で気付いたが、蘭兵衛登場シーンの月、綺麗な月だった。
花の時は歪んだ月。意味があるのかな。
鳥も楽まであと少し。
私の鳥観劇は終わりましたが、アクシデント無く最後まで駆け抜けて欲しい。
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