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鳥髑髏追記の追記

鳥髑髏の感想の追記の追記。
ネタバレ有。

鳥髑髏はサダヲ捨の、天魔を倒すための強烈な物語だった。
配役を見た時には群像劇の色合いが強くなると予想していたので、良い意味で裏切られたし新鮮だった。

花髑髏の方が、小栗捨を中心にした群像劇だったと思う。(花の捨之介は等方向に皆を見てるから)

鳥はどうしても時間の都合でサラリと流れてしまった場面があるので、判りにくいのではないかと思ったが、
初見の人には実は鳥の方が入りやすいのかも。
捨之介VS天魔王の図式が明確だし。

捨之介と周囲との絡み合う縁が、一気に髑髏城で集結し、終結していく疾走感が好きなのだが、過去の捨之介と違い、鳥捨は案外周囲との関係が薄い。

それを踏まえて、鳥では捨と他登場人物の絆を補完する為の、クライマックスの全員協力の百人斬りかも。
鳥の百人斬り、ホント好き。

鳥はまだ一回しか見てないので、色々と受け止めきれない部分もあるのだが、
97年、アカ、アオと見返して、やはり花は髑髏城の基本をしっかり押さえてると思う。

何度も書いているが、捨之介と沙霧の関係性。
影武者設定が無くなっても、2人の絆がとても濃かった花は本当に嬉しかった。

それと捨之介と天魔王という2人の男の間で揺れるという、蘭兵衛の立ち位置。
蘭兵衛の性別や、クドキッスの有無とか私はどうでも良い。
影武者設定も無くなり、蘭兵衛が年上だった花で、此処が予想外にきちんと描かれているのも凄く嬉しかった。

いっそ鳥くらい、スッパリ捨之介の関係性が無くなった蘭兵衛というのも潔いのかもしれないが、寂しいんだよなぁぁぁ…。

これも花→鳥という絶妙の上演順マジックか。
逆だとここまで観客は盛り上がらないと思う。

「回る」演出については、鳥はさらに工夫を凝らしてておもろしろかった。
上下に移動している感覚は新鮮。

ただ単純な「回る」は花の方が印象的な使い方をしている。
初見というのも大きいが。

一幕の荒野の場面からの回る無界屋は、奇をてらわない花の方が効果的。
エンドロールの並びも花の方が物語性がある。

鳥は一幕の贋鉄斎の場面が長くて楽しいのだが、蘭兵衛の着替えの時間もあるのだろうか。
花は時間短くて大変そうだった。

まぁ鳥は細かい突っ込み所はあれど、勢いですべて捻じ伏せる感じ。
髑髏城は考え出すと止まらないな。

【更に追記。これでラスト】

ワカの3人を分けたのは上手いなと思った。

良くも悪くも森山&早乙女の存在は強烈。
周りの心配ばかりしている優しい小栗捨とは、噛み合わないのかも。

小栗くんの捨之介だと、捨之介寄りの蘭兵衛にしないと、心配症の捨之介のキャラが生きない。

森山早乙女コンビを生かすための、より対天魔王に特化したサダヲ捨なのかと思ったら、
むしろサダヲ捨の魅力が最大限に発揮された舞台になっていた。

阿部サダヲさんという俳優の凄さを思い知らされたよ…。

花・鳥とキャスティング絶妙。

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