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『子午線の祀り』

『子午線の祀り』
世田谷パブリックシアター

作 木下順二
演出 野村萬斎
音楽 武満徹
出演 
野村萬斎    … 新中納言知盛
成河      … 九郎判官義経
河原崎國太郎  … 大臣殿宗盛
今井朋彦    … 梶原平三景時
村田雄浩    … 阿波民部重能
若村麻由美   … 影身の内侍

うっかり平日にチケット取ってしまった観劇後。
集中しすぎの3時間40分で、身も心もボロボロですが、その分充実した思いでいっぱい。

客席は満員。
派手さとは無縁の、ひたすら台詞を五感で感じる舞台。
こういった芝居のチケットの売れ行きが良いのは、単なる観劇好きな客としてもとても喜ばしい。

しかし最前列のベンチシートのお客さん、あの背もたれの無い座席で長時間の観劇、ホントお疲れ様だわ…。

こんな有名な演目、なぜ今まで見なかったのか。
大学の時に「平家物語」にハマっていたので、20代の頃に見ていたら、もっともっと理解が深まったであろう。
ああ、もったいない。

市川右近さんが義経を演じた事があったなと思い、調べたら1999年だった。
気になる演目は見なくてはいけないわね。

一幕は屋島での大敗から壇ノ浦直前。
二幕は壇ノ浦。

自分なりに描いている義経像に成河さんぴったり。
戦には天才的だが、政治的能力皆無な所とか。

成河さん、声良し、台詞良し、身体能力高し。
(「わたしは真悟」みてみて!)
30代の舞台俳優では、今最強ではなかろうか。

弁慶役の方、身長も有り、何より声が良い。

平家側は二幕以降が面白い
宗盛の器の小ささは滑稽な程。
教経の勇猛さ。

二位の尼の覚悟、長い髪を絡め取られて、引き上げられる建礼門院の悲劇。
阿波民部の人間らしい苦悩

演出は蜷川さんを思い出させる。
階段を上手く使った舞台装置。
一面の星空。

知盛の白と義経の赤。(色が逆なのがポイント)

人間の争いなんてちっぽけだ。

もっと理解を深めたい演目なので再観劇することにした。
今度は二階からなので、また違った視点で楽しめそう。

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