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『髑髏城の七人 Season花』思い出し雑感 その3

好き勝手に書き連ねた花髑髏感想もこれで最後。
自分の感じた違和感についての筈だったが、また捨蘭うるさいよ…。

『髑髏城の七人 Season花』思い出し雑感 その2

『髑髏城の七人 Season花』思い出し雑感 その1

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「お前倒す為なら、どんな手でも使う」
捨之介のこの台詞も生きていて、最後の2人の対決は、実に良かった。

でも今回の髑髏城、捨之介と天魔王の関係性が私にはいまひとつ見えてこなかった。

実は2度目の観劇からこの点はずっと気になっていた。
だから蘭兵衛がラスボスの方が良いのでは?という暴言も吐いた。

成河さんの天魔王に不満など全くない。むしろ延々と語りたいくらい大好きだ。
でも見る度に捨天の繋がりについては、「薄い」「いや薄くない」と行ったり来たりし続けた。

捨蘭、天蘭の関係が濃いからか。
花はトライアングルというより、蘭を真ん中にした平行線という印象。

花髑髏の主役は捨之介であり、確かに過去との決着は天魔王を倒す事なのだけど、
捨之介の青春の終わりという観点だと、今回の花髑髏は蘭兵衛との決別になると思う。

もちろんこれは捨蘭に思い入れの強い私個人の感じ方なので、違うと言う方もたくさんいるでしょう。
そもそも今回の蘭兵衛の最期は、花髑髏の中でも1、2も争う名シーンだと思っていますし。

「所詮外道だ」の台詞、捨之介に向かって言うというのは、どこから出たアイデアなのだろう。
太夫に向けた笑顔といい、本当にあの場面は壮絶すぎた…。

でも捨之介の物語の結末としては、蘭兵衛を斬って終わる方が良かったのかなという思いも消えない。

過去髑髏を反芻したりしたが、花の捨蘭ってお互いにかなり踏み込んでいる気がする。
年齢逆転させたからか?捨之介に遠慮が無いし、視線逸らしちゃう蘭兵衛だけど、捨之介が踏み込んでくるの許しているというか。

古田さんの捨と、97年、アカそれぞれの蘭との空気感も好きなのだけど、ある一線を越えないようにしている感じ。(天魔王は易々と越えてくる)

余談だか悲観的なアカ蘭と、やたら生命力強そうなアカ太夫は、良いコンビだった。
花の蘭太夫は、お互いの傷を見つめ合っている印象。

それだけ信頼関係の深い花の捨蘭なのに、二幕のあの展開が来るといのがね…辛い…。
花の蘭兵衛は、救済ルート一切無しに見えるし。

「捨之介、お前にはわからぬよ」
「今度は迷わず進めよ」
この台詞、凄く生きてたな。

百人斬りがローラーブレードのせいで、いまひとつラストに向けて盛り上がらなかったのも大きい。
観ていてこの場面で一端気持ちが切れてしまって、捨天対決までに立て直すのが大変だった。

ローラースケート、初演をリスペクトしたかったのかもしれないが、正統派でみたかったです。
小栗くんの捨之介の、百人斬り登場シーンが、音や照明も含めて物凄く格好良いだけに!
過去一番格好良い殺陣の出来る贋鉄斎だからこそ、もったいない。

贋鉄斎については、これは完全に自分の好みなのだけど、「因業因果、奇しき縁」の台詞が似合う存在であって欲しい。花はストプレ寄りだしね。

捨天の関係性など、一人二役時代は考えた事も無かった。
でもワカの時はそれ程薄いとは感じなかったのだよ…。

何故疑問を持ったのか、自分でもよく判らない。

ライブビューイングの時は、余り感じなかったのがまた不思議。

今後映像化されるとしても、ライブビューイングの映像になると思うので、私のもやもやは消化されないまま終わりそうだ。

演出面に関してはまだ手探りかな。
でも回るって単純に凄い。

二幕クライマックス。
髑髏城から荒野へ移る場面。
一幕最後、蘭兵衛の背中越しの無界屋。

何度見ても鳥肌立つ。

無界屋の場面は、蘭兵衛が顔を上げるのと、二階を太夫が歩くのが、シンクロしているのも好き。

でもこの劇場、後方センターブロックで見てて、上手端と下手端、お客さんの頭で全く見えないっておかしいでしょう。値段はS席なのだし。

音響は随分改善されたと思うが、花は主要キャストに声質の良い役者が多かったから、それに助けられたというのも大きい。

今回は音楽も少しだけ不満が。
テーマ曲等は壮大で大好きなのですが、場面によってはちょっと安っぽいBGMがあり、「この台詞の後ろに音楽要らなくない?」と思ったりした。
新感線でこんな事感じたの、初かも。

花髑髏、演舞場とか、花道のある劇場でも見たいと思った、
髑髏城って花道の常設してある劇場での上演って、97年度版の中座だけ?
アオは花道作ったけど、日生劇場で仮設だし。

中座での髑髏城見たかったな。97年度版はサンシャインのみの観劇です。

『髑髏城の七人』、一度は演舞場で見たい演目である。

最も新感線を見たいのは博多座。
あの高さがあり、音響も最高な劇場で見てみたい。

レ・ミゼラブルもスーパー歌舞伎も、博多座最高だった。

色々と書き連ねましたが、結局『髑髏城の七人』って演劇の神様に愛された芝居なのだと思う。

りんどうの花言葉が「悲しんでいるあなたを愛する」って驚き。
本当の名前はりんどうなんて、太夫が蘭兵衛に惚れてるという設定が出来る前からなのに。
長年愛される芝居って、こんな小さな奇跡がうまれるのかもしれない。

まだまだ髑髏城は続く。
正直今の新感線の公演形態(シングルキャストで長期公演)は、そろそろ限界だとも思っている。
このロングラン、大きなアクシデント等なく終わる事を祈っている。

鳥髑髏前に書き終わったー!ようやく私も成仏出来そう。
よし、今から鳥の特番見るぞ。

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