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六月花形新派公演『黒蜥蜴』

六月花形新派公演『黒蜥蜴』
三越劇場
 

原作 江戸川乱歩 脚色・演出 齋藤雅文
出演 喜多村緑郎 河合雪之丞 秋山真太郎 春本由香
伊藤みどり 田口守 永島敏行 ほか
 

ようやく見に行けましたよ『黒蜥蜴』。
素晴しかった、素晴しかった、素晴しかったーーー!

絶対雪之丞さんの緑川夫人は合うと思ってたが、ハマリ役なんてものじゃないレベル。
今の日本で雪之丞さん以上に、美しく退廃的な、女盗賊を演じられる人はいないのでは。

そして明智役の喜多村緑郎さんの問答無用の格好良さ。
則本のストレートで空振り三振取られたくらいの、ド直球の格好良さ。

格好良いとか美しいは、この舞台の為にある言葉。

公演は6/24まで。興味ある人はぜひ見に行って欲しい!
本当に素晴しかった。

この芝居、世界観が統一されているのが良い。

猥雑で耽美的。
デカダンスで浪漫ちっく。

開通したばかりの銀座線という台詞。
冒頭の仮面舞踏会。

そこに登場する緑川夫人。
浮世離れして、退廃的。
身に纏うのは、何とスパンコールの着物!

一気に世界に引き込まれる。

緑川夫人、美輪さんのイメージが強いのもあり、女優さんが演じるより女形さんが演じる方が断然魅力的だと思う。

ゴージャスな衣装の数々も、さすがに歌舞伎出身、見事に着こなしている。
女性陣の着物、凝った半襟を大き見せるのは、この時代の流行?

そして探偵事務所で登場する明智のド直球の格好よさよ!
ダブル、三つ揃えのスーツ、いずれもよく似合っている。

さすがに喜多村緑郎・河合雪之丞コンビ、研修所の同期で長年澤瀉屋で共に舞台に出ていただけはある。
息もぴったり。ため息が出る程、美しいカップル。

ああ、一幕終わりの緑川夫人の男装姿の倒錯的で美しいこと。
三越劇場のレトロな装飾も、芝居を盛り上げる大切な要因。

期待に胸踊らせて二幕のはじまり。
明智と黒蜥蜴の逃避行。

派手な立ち廻りはスーパー歌舞伎風。
段治郎!と声掛けたくなる。
次々にかわる衣装もサービス満点。
(やや立ち廻り長いけど)

雨宮役の秋山真太郎さん、この座組みの中では異色の存在感。
芝居上手い人多いから大変だろうが、立ち廻り含めて頑張っていた。

明智の着流しからちらりと見える、太もも(と白フン)も素敵。
小栗くんの太ももも良かったが、あっという間に緑郎さんの太ももの虜になる。

浮世絵風の宣伝写真。
大阪タイズースのポスターもあった。
紅子の黒のチャイナドレスも綺麗。

追うものと追われるもの。
「黒蜥蜴」の事を、「美的恐怖恋愛劇」と言うそうだ。
切なく色っぽい2人の結末。

本当に素敵な芝居空間を創り出していた。

何度でも言いたい。
喜多村緑郎・河合雪之丞コンビ万歳!

女中役の伊藤みどりさんがさすがの存在感。芝居全体を引き締めてくれた。

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コメント

花梨様
新派がやってくれちゃいましたね!

歌舞伎界から転身した2人が、
何かやってくれないものか。
と思っていたのですが、
まさかの『黒蜥蜴』!!
喜多村緑郎、河合雪之丞共に
ハマリ役となりました。
ビックカップルの誕生だぁああ。

女形の方が妖艶ですね。
危ない感じが増して、ワクワクしました。
そうして結末には泣きました…ぅ。

いろんな箇所を、もうちょっと練り直して、
是非再演して欲しいです!

かしまし娘さま

こんにちは。ご無沙汰してます。

『黒蜥蜴』、良かったでよね。

世界観が統一されていて、一気に引き込まれました。
まさにビックカップルの誕生です。

美しく切ない逃避行と恋の結末、
私も泣きました。

私もぜひぜひ再演して欲しいです。

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