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アマヤドリツアー『非常の階段』

アマヤドリツアー 2017
『非常の階段』
シアター風姿花伝
 

作・演出 広田淳一

振り込め詐欺結社の葛藤、若年層の貧困、格差社会、家族の在り方など、現代日本が抱える様々なモチーフを多層的に描いた物語。(公式HPより)

久し振りのアマヤドリ。
芝居そのものは密度が高く、戯曲の完成度も高い。

でも私は時々ついていけなくなった。

家族の在り方というと、自分は大庭家に近いのかな。

若年層の貧困。
生まれながらに、持てるもの、持たないものが決まってしまう社会。
確かに日本国内にも差別はあるし、格差社会ではあるけれど…。

日本の50歳以上ってそんなに資産貯めこんでるのかな。
むしろ積極的にお金使っている気がするのだが。

結局自分は物語の中の詐欺グループが、摂取しようとしてる、中高年グループに属しているからなのだろうな。

だって詐欺グループに大切なお金取られたくないもの。
それなら歌舞伎や髑髏城に費やすわ。
自宅にも時々振り込め詐欺みたいな電話来るし。

ただナイトの抱えたからっぽさというのは、痛い程伝わってきた。

一見幸せな家庭に見える大庭家も、それぞれには葛藤があって。
でもやはり無意識に、家族を知らないと思われるナイトを傷つけていく、何かがあったのかもしれない。

下手の装置は、首吊りの象徴?
舞台後方にずっと置かれた車椅子は、最後の場面まで使われないのも面白い。

詐欺グループに騙された母が、「あなたが私の息子でなくて、本当に良かった」という台詞が、リアルすぎて突き刺さる。

この物語の中で一番好きだったのは、詐欺グループの中のフジさん。(で合ってる?)
自分のやっている事に葛藤を抱えつつ、現状から逃れる事もしない。
でも稼いだお金に執着も無く、大庭家の次女にぽんと1億円あげちゃいそうな所とか。

色々と自分の中で落とし込めない部分もありつつも、面白い芝居だった事は間違いない。
広田さんの創りだす世界は、これからも観に行きたい。

アマヤドリ、次も観に行く。
(体力も回復してきてるのでね)

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