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『屠殺人 ブッチャー』

『屠殺人 ブッチャー』

会場:「劇」小劇場(東京都)
出演:髙山春夫、佐川和正、斉藤淳、森尾舞
脚本:ニコラス・ビヨン
演出:小笠原響

ちらしに惹かれて何となく観劇。
ユーゴの民族紛争が題材らしいくらいの前知識。

どんでん返し、どんでん返しの連続。
ポリティカル・スリラーというらしい。

緊張感に溢れた1時間半。

お勧めだが、絶対ネタバレしないで見るべきです。

森尾舞さんの凛とした佇まいと声が、とても印象に残ってます。

クリスマスの夜。
警察署に捨てられた浮浪者。
彼はラヴィニア語しか話せない。

そして彼の首に掛けられた屠殺用フックと、一人の弁護士の名刺。

弁護士が警察に呼ばれた所から物語ははじまる。

登場人物は4人。

浮浪者
弁護士
警部
通訳兼看護師

この4人それぞれ「実ハ」がある。
「実ハ」が2回の人物もいる。

キーワードは架空の国、ラヴィニアとその言語。

はじまりは可愛い2人の娘の自慢をする警部と、弁護士の会話が何てことの無い会話が続くのだが、
この冗談交じりの台詞の応酬の中に、ストーリーの伏線が隠されている。

最後まで見てから、冒頭のあれこれを思い返すのも一興。

脚本はカナダの劇作家ニコラス・ビヨン。
私はこの方の作品を見るのばはじめてだが、巧みな構成に唸らされた。

復讐の連鎖。
人間というのは、ここまで残酷になれるのだろうか。

それはかすかな意思だけど、断ち切ろうとされた。

今年前戦最後の一本がこの演目で、演劇ファンとしてはとても幸せだった。
今のところ今年のベストかも。
(花髑髏が一番なのは動かないのだが、ちょっと私の中で話花は別格すぎるので…。)

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