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『足跡姫』

NODA・MAP『足跡姫 時代錯誤冬幽霊』
東京芸術劇場 プレイハウス

作・演出 野田秀樹
出演 宮沢りえ 妻夫木聡 古田新太 佐藤隆太
鈴木杏 池谷のぶえ 中村扇雀 野田秀樹 他

「死んだら残らない」
肉体の芸術に生涯を捧げた、中村勘三郎、三津五郎へのオマージュ。

この芝居については、感想を書くのが難しい。
もやもやした思いが残ったまま。
最後に言いたいことを、滔々と説明されてしまって、あらどうしよう状態。

でも、やっぱり勘三郎さんを思い出したら、涙が出るじゃないか。

息子たちは頑張ってるよ、とか
歌舞伎座で孫が舞台に立ってるよ、とか
色々な思いが湧いてきちゃって。

過去の野田歌舞伎や東海道四谷怪談を思い出させる演出も有り、
その度に心がザワつく。
単なるお客さんとしては、なんかもう、それで良いや。

色々もやもやしているものはあるのだけど。

初代勘三郎が猿若と名乗っていた時代。
出雲のお国の流れを組む女歌舞伎。
由井正雪の乱。
安寿と厨子王を思わせるような姉と弟。

戯曲に散りばめられた素材は、みな素敵で興味を惹かれる。
それだけにやや消化不良なのがもったいない…。

最近の野田さんの政治的主張の強い作品は、
完成度は確かに高いと思うけど、個人的には苦手意識の方が強いので、
今回の足跡姫のような作風の方が、好きといえば好き。

なので唐突に流れる戦い映像は引きました。
腕を落とされる場面だけで、十分衝撃的なのに。

でも舞台美術はとても綺麗だった。
特に私は二階席からの観劇だったので、
照明の効果や足跡がよく見えた。

妻夫木くんの寂しがり屋サルワカも好き。

2月は歌舞伎座も猿若祭。
せっかくならシネマ歌舞伎で、勘三郎さんや三津五郎さん関連を上映したら面白かったのにな。

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