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『エノケソ一代記』

『エノケソ一代記』
世田谷パブリックシアター

作・演出:三谷幸喜
出演:市川猿之助、吉田羊、浅野和之、山中崇、水上京香、春海四方、三谷幸喜

本物に憧れすぎた偽物の悲哀。
決して面白くない訳ではないが、何だか物足りないまま終わってしまった。
纏まってて良い芝居だったとは思うのですが。

三谷×猿之助の組み合わせといえば、『決闘、高田馬場』を思い出す。
あの芝居は脚本の完成度的には、いまひとつだったかもしれない。
でもとにかく面白かった。問答無用のパワーがあった。

期待が大きすぎたか。

役者陣はみな上手い。
浅野さんが元気そうで安心。

吉田羊さん、着物の着こなしも美しい。

何役も演じる山中崇さんだが、私はヤクザがお気に入り。

三谷さんが古川ロッパ(こちらも偽物)役で出演。
同行者によるとロッパ、かなり似ていたらしい。
写真を見る限りでは、よく特徴を掴んでいる。

猿之助さんはホントに上手い。
エノケンへの思いが、いきすぎた同化願望となる。

好きだからこそ、その人の苦しみを自分も味わいたいう願望。
これは憧れたスターがいる人ならば、何となく判る感情。

スポーツ選手でも良い。
怪我とかしたら「自分がかわってあげたい」と思うファン心理が、似ている気がする。

でもそれを実際に行うというのは、話が違う。

エノケンが壊疽で足を切断。
だから彼も健康な足を切断すると言い出す。
とんでもない選択だ。

その狂気のような思い。
足を引きずりながらも、エノケンに会おうとする妄執ともいえる憧れ。

猿之助さんも、彼を支える妻役の吉田羊さんも凄く良かったのだけど、
もうひとヤマ脚本にあればな、と思ってしまう。

何度も書いてるが、面白くなかった訳では決して無いです。

感想もあっさり目になってしまった…。

最後にふたつ。

猿之助さん、紀伊國屋演劇賞おめでとうございます!

三谷幸喜さん大河ドラマ、一年間お疲れ様でした。
『真田丸』、12/18(日)最終回!

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