リンク

2017年8月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
無料ブログはココログ

« 2016年7月の観劇予定 | トップページ | 岩隈投手、無失点の好投! »

『BENT ベント』

『BENT ベント』

作 マーティン・シャーマン
翻訳 徐 賀世子
演出 森 新太郎

出演 佐々木蔵之介 北村有起哉
新納慎也 中島 歩 小柳 友
石井英明 三輪 学 駒井健介
藤木 孝

学生の頃、図書館でこの戯曲を借りて読んだ。
なのに実際に上演された舞台は、過去一度しか見ていない。
tpt版見たかったな。

ナチスがユダヤ人を大量虐殺した事実は知っている人も多いが、同性愛者への迫害はこの戯曲の存在を知るまで、私は知らなかった。

今回は佐々木蔵之介さんのマックスと北村有起哉さんのホルスト。
あのポスターの逃避行をするような2人の姿は、何を意図したものだろう。
結末を知っているだけに、ポスターを見るだけで辛くなった。

戯曲を読んだ時には、ホルスト役が演じるに難しそうな印象だった。
今回有起哉さんのホルストが凄く良い。
抑制された芝居の中にも、じわじわと染み入るような感情があり…。

二幕はほぼ収容所で強制労働をしている2人の会話のみ。
だけど細やかな感情が伝わってくる。

高圧電流が流れる有刺鉄線の向こう。
綺麗な青空。

愛しくて、切ない。

一幕を見ながら、もしもマックスがルディと一緒に国外に出る事を諦めて、手に入れた航空券で1人で脱出していたらどうなったのだろうか、とも思った。
ルディが凄く可愛いので、彼が悲惨な最期をむかえない未来は無いものかと。

一幕の終わりに自分を「人間の屑」と罵り、「俺に触るな」言うマックス。
マックスがルディの名前を忘れるって、それ程強烈なトラウマを植え付けられたのか。

だがホルストの感情に触れる事によって、人間である事を取り戻そうとしたのかな。

こうして舞台を思い返して、色々と書いているだけで、何だか辛い。

« 2016年7月の観劇予定 | トップページ | 岩隈投手、無失点の好投! »

芝居・一般」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/193925/66543614

この記事へのトラックバック一覧です: 『BENT ベント』:

« 2016年7月の観劇予定 | トップページ | 岩隈投手、無失点の好投! »