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てがみ座『対岸の永遠』

てがみ座第12回公演『対岸の永遠』
シアター風姿花伝

脚本:長田育恵
演出:上村聡史

三連休ひとつめの芝居ははじめてのてがみ座。
サンクトペテルブルクが舞台の物語。
かつてのレニングラード。
ソ連を国外追放された詩人の父と、その娘である女性の物語。

サンクトペテルブルクを旅行した人にどんな街だったか聞いたら、即座に川が流れてて綺麗な街だったと言われた。
芝居は部屋の中だけで進行しているのだけど、きっと窓からは運河が見える。
部屋の中でも川の独特の匂いがしている。
そう思ってみていた。
(作者である長田さんはサンクトペテルブルクには行っていないらしい)

運河の街。
追放された父が思い出す運河。
アメリカでも川を見つめる父。

物語は詩人の死の知らせを持った青年が、アメリカから遺品を携え、詩人の家族をロシアに訪れることからはじまる。

詩人の娘である女性はすでに年頃の娘を持つ身なのだが、生活に疲れている。
自分を捨てた父。そして彼女も夫に捨てられた。

国はロシアとなり、価値観もひっくり返る。経済もめちゃめちゃ。
政治的な話も多々組み込まれているのだが、押しつけがましくなく、優しくさらりと伝わってくる。

読むことを拒否した父からの手紙。
やがてその手紙を通じて、父の旅を辿る。

詩人・アンドレイ・ミンツ役の半海一晃さんの軽妙な芝居と
意固地な女性であるエレナ・ミンツ役の石村みかさんの芝居がとても良い効果。

素敵な2時間でした。

余談だが、エレナの娘であるサーシャが、バレエの練習をしている場面があるのだけど、その時の曲が火の鳥だった気がする。

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