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『東海道四谷怪談』

通し狂言『東海道四谷怪談』
国立劇場 2階席
 

今年最後の観劇は国立劇場で上演された『東海道四谷怪談』。

急遽思い立って、前日の夜にチケット確保。
ネットでチケット買えるのは、実に有り難い。

良い芝居でした。
今年最後の観劇に、国立劇場を選んで大正解。
観て改めて『四谷怪談』というのは、脚本、演出、仕掛け等、本当に良く出来た芝居だなと痛感。

『四谷怪談』は『仮名手本忠臣蔵』の外伝であるという事をより強く際立たせる為に、今回は忠臣蔵の場面を一部挿入。
猿翁さんの『四谷怪談忠臣蔵』を思い出す。

大詰の「深川寺町小汐田又之丞隠れ家の場」など、余り見た記憶の無い場面を上演したことにより、忠臣蔵のサイドストリーリーとしての趣きが強くなっていた。

5役と大奮闘の染五郎さん。
何といってもお岩が素晴らしく、またその恨みが哀しすぎて、壮絶でした。
お岩の周囲を見ていると、人間というのはどれだけ残酷になれるののだろう、と思う。

義に準じる為に、止むなく盗みを働く小平も良かったし、すっきりとした与茂七も素敵でした。
それだけに直介とお袖の件をもっと見たいと、欲が出る。

余談だが、直介は何といっても昔見た猿翁さんが忘れられない。(お袖は笑也さん)
中車さんで見たいな、と思ったり。

もちろん染五郎さん以外の役者さんたちも、若手からベテランまでバランス良く、芝居の世界を支えていた。
本当に良い芝居でした。

発端と最後の討ち入りは、やや唐突な感も否めないが、それども雪の討ち入りを見るとテンションが上がるのは日本人のDNAか。

歌舞伎の素晴らしさ、役者さんの良さを存分に味わえた芝居でした。

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