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ミュージカル『南太平洋』

ミュージカル「南太平洋」
シアター1010 

作曲 リチャード・ロジャース
作詞 オスカー・ハマースタインⅡ世
脚本 オスカー・ハマースタインⅡ世/ジョッシュア・ローガン
演出・振付 上島雪夫

出演者
藤原紀香 別所哲也 太川陽介
磯部勉 渡辺大輔/藤田玲(Wキャスト)
中根百合香/田中祥惠(Wキャスト) ちあきしん 他

名作と言われるミュージカル。
耳にした事のある曲揃いで、いずれも美しい旋律。
明るいヒロインに南の島。
登場人物のキャラクターもそれぞれ個性的で、劇中における役割分担も明確。

にも関わらず、wikiによる情報だが日本での上演機会は案外少ないようだ。

本当に音楽は素晴らしいし、エミール役の別所哲也さんもハマり役で格好良い。
だがこのストーリーを普通に日本の観客向けに上演するのは難しそうという印象。

彼らは南の島で敵と戦っているのだが、その敵の名前がハッキリと出て来ない。
戦っているのが日本軍だからだろう。

そしてこの物語の核となっている人種差別の問題。
ヒロインのネリーは、年上で農場主のエミールに惹かれて、彼にプロポーズされる。

だが彼がポリネシア人と結婚し、子供まで成していた事を知り、ショックを受けてしまう。
エミールはそのネリーの態度で、自分の恋愛が終わった事を悟り、軍に協力する為危険な作戦に赴いていく。

此処が日本人が瞬間的に理解するのが難しい所。

「お気楽ネリー」とあだ名をつけられる程、楽天的な彼女が根底にある差別意識から、亡き前妻とはいえ、愛した男性が有色人種と結婚していたという事実を受け入れられない。

エミールは過去ならずものを殺し、この島に逃げてきている。
ネリーはその過去は受け入れる覚悟をしているのに、人種差別は決定的に受け入れられない。
正直その考え方は、自分はただ怖いと思ってしまう。

だからこそエミールの命を危機に愛情を再確認し、彼の帰りを肌の色の違う彼の子供2人と待つという最後のシーンは感動的で、この物語が名作と言われる由縁なのだろう。

この当たりの問題をもう少し明確にして欲しいのだが、日本での公演では難しい注文なのだろうか。

ただその点を抜いても、名曲揃いのこのミュージカルはとても楽しめます。
別所さんの「魅惑の宵」、ちあきしんさんの「バリハイ」を聞くだけでも価値有り。
本当に楽曲が素晴らしい。

ヒロインの紀香さん、歌を随分頑張っていました。
衣装も彼女のスタイルの良さを最大限に生かしていた。水平さんの扮装も可愛い。
ただあれだけ身長があると、相手役が限定されてしまいそう。

その意味でも別所さんはナイスな配役。
前述した通り役柄もとても合っているし、歌も聞き応え十分。素敵でした。

若いカップルの悲恋も、この物語に深みを与えている。

アンサンブルさんたちのダンスも良かった。

銀河劇場の公演は、平日なのでチケット取らなかったのを後悔。
まさか東京公演全日完売とは…。

猛暑中の全国ツアーは過酷そうですが、色々な地方を回るのに意義があると思う。

ところでネリーの出身地のリトルロック。
劇中で何度もリトルロック出身と強調するので何かしら意味があるのだろうと思ったら、人種差別で有名な事件が起こった所なのね…。

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