『マーキュリー・ファー』観劇後あれこれ
評判通りの凄まじい舞台だった…。
観ている間、少しづつ心臓が掴まれて痛くなっていくというか。
文字通り、息を詰めるというのはこういう事だ。
打ちのめされて、観劇後に立ち上がるのが困難。
観ているのも辛くなるような舞台だったが、演劇ファンとしては、充実した観劇空間に身を置けた事が幸福でもある。
よくこんな内容の戯曲を、日本の舞台にもってきたものだ、と思ったら、フィリップ・リドリーの戯曲は過去白井晃さんの演出で何度か舞台化しているのね。過去作品も見たいよ…。
久し振りに舞台のパンフレッドを購入したら、過去の舞台化の記事もあったので。
今回パンフレットを買って、大正解。
ああ、衝撃的すぎて、何を語って良いのか判らない。
まだぼーっとしてる。
時々演劇のかみさまって存在するのだと思わせてくれる舞台がある。
演目の制定なんて、とっくの昔に決まっている筈なのに、今の上演。
それを考えるとまた恐ろしい。
取り急ぎ観劇後のあれこれ。
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