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『有馬の家のじごろう』

劇団AUN 第21回公演 『有馬の家のじごろう』
シアターグリーン
作・演出:市村直孝

『じごろう』とは、薩摩の国(鹿児島県、宮崎県南部)で『田舎者』を意味する方言。

シェイクスピアの上演がメインである劇団AUNで、何故和ものなのかと次回公演の発表があった時から不思議でしたが、吉田鋼太郎さんが惚れ込んだ戯曲と聞き、実際芝居を見て納得。
3時間超えの長丁場だけど、全くダレる所が無い。

明治初期の九州の田舎に住む、普通の日本人の大家族。
近所付き合いも濃厚で、お酒が大好きで、飲んで笑って喧嘩をする。(でも藩の意識は強いのね)
時代は移り変わり、彼らも西南戦争のまっただ中に放りこまれていく…。

笑えて泣けてしんみりさせられた。

長男と三男と長男の親友が、今の時代の中で男としてどう生きたいか考えて、結局戦争に巻き込まれていくのに対し、自分は木偶だと言う次男は地に足をつけて生きていく。
少し呆けてしまった父親が、そんな次男の事だけ忘れてしまうというのが悲しく悲しくて…。
その家族を優しくしっかり支える、耳の不自由な長女の存在も良かった。

谷田さんは、大人しい次男という意外な役所でした。
父親はもちろん鋼太郎さん。
父と次男の場面、物語が後半に進むにつれ、凄く良い場面が多いです。
劇団の皆さん、本当にしっかりした芝居で、安心して見ていられます。

三兄弟の名前、音だけ聞いている時は気が付かなかったのですが、長男『新一郎』、 次男『伸次』、三男『信吾』と、全員「しん」の字が違うのですね。漢字の名前は面白い。

床の間の花も季節によって変わってて、小道具も素敵でした。
伸次の孫の場面では、多分ラジオが置いてありました。

市村直孝さんの戯曲は初めて観ましたが、凄く面白かったので、他の作品もぜひ見てみたくなった。

全然関係ないが、農作業の場面は皆さん首に手拭い巻いていたのに共感。
私も庭仕事の時は、タオルでは無くて、手拭い愛用です。

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