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『抜目のない未亡人』

『抜目のない未亡人』
新国立劇場中劇場 前方やや下手の席。通路近く(ここ重要)

原作 カルロ・ゴルドーニ
上演台本・演出 三谷幸喜

出演 大竹しのぶ 段田安則 岡本健一 木村佳乃  中川晃教
高橋克実  浅野和之 八嶋智人  峯村リエ 遠山俊也  春海四方 小野武彦

カルロ・ゴルドーニ作の『抜目のない未亡人』を、三谷さんなりにアレンジしたのが、今回の『抜目のない未亡人』とのこと。

年上の夫を亡くした未亡人・ロザーウラ・デ・ビゾニュ―ジ。彼女を取り巻く映画監督。
未亡人は大女優で、独り身になった事で女優への復帰を画策。
監督たちは、彼女を主役にした映画が撮りたいと、口説きまくる。

そんなに人間模様が「ヴェネツィア国際映画祭」で賑わう、水の都ベルチアのホテルで繰り広げられる。

深い筋は無い芝居だけが、芸達者な役者さん揃いなので、繰り広げせれる会話が面白くて、とにかく楽しめる良いお芝居。
上手い役者さんを、見られるのって幸せな事なのだと思わせてくれる。

前方の客席を潰していた事もあり、舞台と客席の距離が近い。本当に目の前に役者さんがやってくる。
しかも下手通路のそばだったで、その通路には八嶋さんが沢山来る。
通路に座って、近くのお客さんと話したりもする。
もうそれだけでテンションが上がる。

舞台美術も素敵。
海に面したホテルのロビーなのだが、白い床とブルーの海。
照明が美味いのか?凄く日差しが明るく見えて綺麗。
何となく『古畑任三郎』の『すべて閣下の仕業』の回のセットを思い出した。
(古畑の舞台はイタリアでは無いですがね)

大竹しのぶ演じるロザーウラが監督たちの真意を探る為、様々な人物に扮して監督に近付く場面は、笑えると同時にしのぶさんの演技力に舌を巻く。
大判のスカーフ一枚を使い、洗濯女やら少女やら、様々な人物に扮する。
ロザーウラを熱く口説いていた監督たちの真意は、実に打算に満ちたもので。

各監督たちもそれぞれキャラクターがしっかりしているし、何より各国代表なので国旗をモチーフにした衣装も面白い。
丁度ワールドカップ開催中に観たので、何だかこちらもタイムリー。優勝したドイツ人はいなかったが。

特に私が好きだったのが、ホテルマンであり道化のような役を演じた八嶋智人さん。
進行役も兼ね、芝居全体の緩急をつけながら、見事に客席と舞台の橋渡しをしてくれた。
後半仮装をするのだが、その時の道化の衣装が妙に似合っている。
『夏の夜の夢』の妖精パックのようだった。

ホント楽しい芝居でした。
アッキーの歌も少しでしたが聞けて幸せ。

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