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『フランケンシュタイン』

ナショナル・シアター・ライヴ 『フランケンシュタイン』

フランケンシュタイン博士:ジョニー・リー・ミラー
怪物:ベネディクト・カンバーバッチ

英国ナショナル・シアターで上演された舞台の映像化。
非常に評判の高い舞台だったと聞き、楽しみにしていましたが、その期待を更に上回る素晴らしさ!
再上映があるので、興味のある方はぜひ見て欲しい作品です。

舞台は怪物が誕生した所からはじまる。
フランケンシュタイン博士は前半は出てこない。
創造主に見捨てられ、忌み嫌われるクリーチャーを描く。

最初の方はほとんど台詞も無い。
俳優の凄まじいまでの肉体、パーフォーマンス。
それと何といっても舞台美術。シンプルだが実に美しい。下世話な言い方で申し訳ないが、とにかくお金が掛かっている。
もちろんそのセットと照明が、効果的で綺麗なのだ。
ライブで見る演劇の良さが、ここまで表現されているとは。
やはり演劇は映像に頼りすぎたら駄目ですね。

忌み嫌われるクリーチャー。
そのクリーチャーを初めて普通に扱うのが、盲目の老人というのが堪らない。
どうしても人は見た目に左右される。

言葉を知性を身に付けていくクリーチャー。
だけどそれは幸せな事だったのか。
己の醜さと孤独を知り、狂気と絶望に走っていく。

とにかく怪物を演じたカンバーバッチが圧倒的すぎた。
自分を創造したフランケンシュタイン博士を恨みながらも、彼の永遠の孤独を理解するのも、救ってくれるのも博士しかいないのだよね…。

本当に凄いものを見てしまったというのが、見終えた後の率直な感想。
どの場面を切り取っても、絵のように美しい舞台というのも凄い。
博士が創ろうとした女性を演じた女優さんの体も、彫刻のようだった。

残念なのは字幕に誤字が(多分)あったこと。
再上映の時には直して欲しい。

冒頭にナショナル・シアターの紹介の映像が流れるのだが、字幕が全く無いのも辛かった。
本編はじまるまで、15分くらいかかるのに。

とはいえ内容には本当に大満足です。
役替わりバージョンもぜひ見たい。

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