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イキウメ『片鱗』

イキウメ『片鱗』
青山円形劇場
脚本・演出:前川知大

身辺がバタバタしていて、感想書きかけでアップが遅れました。
前川知大さんの演出を見るのは、これで2本目。

久し振りの青山円形劇場。四方囲み舞台は、やはり観客の想像力をかきたてる。
この劇場が無くなってしまうのは、つくづく残念である。

以下、ネタバレ有

身近にある恐怖。
仲良く暮らしていた住宅地の中の住人だが、そのありふれた日常が少しづつ蝕まれていく。

「呪い」との事だが、元々その人のもっていた悪意や負の感情を増幅されていく、といった風に自分は受け取った。
ちょっとした切っ掛けで、人間関係も幸せも壊れていくのだな…と。

突然水がこぼれだす演出は、本当に気味悪かった。(誉めています)

人間の大半は水で出来ているという。
呪いの元が、しのぶという娘で、むすめの呪いは初潮からはじまり、娘をうむことで解放されたようなので、胎児を護る水を失うように連想された。(男性も水を体から吐き出すのですが)

閉塞された空間の中で、人間の悪意にじわじわ蝕まれていく。
2時間弱、飽きずに面白かったが、話のオチとしてはちょっとありがちかな。

それと手塚さん、素晴らしく不気味で上手かったのだが、今回の筋だとあの役は無くても良かったかも。
隣に座られた観客はラッキーでしたが。

来年、スーパー歌舞伎の演出を前川さんがされるそうだ。
今回の芝居も円形劇場の特性を生かした良い演出だったと思う。

だが新橋演舞場のような大きな劇場ではどうなのだろうか。
2本しか見ていない自分が余りあれこれ言える立場では無いが、三代目の創って来た作品とは持ち味が違いすぎて、ニュースを聞いた時からずっと戸惑っている。

スーパー歌舞伎の名前が付かなければ、普通に凄く楽しみな芝居なのですがね。

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