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劇団☆新感線「シレンとラギ」

劇団☆新感線2012年春興行 
いのうえ歌舞伎 「シレンとラギ」  青山劇場

千秋楽も近いからか、客席が豪華だった。
中でも多部未華子さん、さすがに目を引く。可愛かったな。

「シレンとラギ」 、前回の感想でも書きましたが、この物語とても好きです。ただ色々と惜しいというか…。
怒涛の展開の一幕は、息をもつかぬ面白さなのに、その後は粗が目立ってしまい非常にもったいない。

今回、オープニングのシンプルさが良い。
派手さはないけれど、音楽とともに旅に出ていくシレンとラギの姿。
この芝居の中、2人はずっと旅をしていく。
今後の2人を襲う悲劇を思うと、前を向く凛々しい2人が切ない。

その旅の最初の帰着が、一幕で2人が思いを交わす場面。
揺れるシレンとラギの一途な想い。
何度見ても、胸が痛くなる。

2人の旅の終着は、賛否あるだろうが、良いラストシーンだと思う。

ただ何といってもこの物語は、起承転結の「転」の部分が弱いのだ。
一幕の最後が転のはじまりかな?とも思うが、そこから結末までのもっていき方が…。

二幕は何がしたかったのだろう。シレンの夢の部分も、どういう意味を持たせたかったのか。
父と息子と。そしてその息子は自分の産んだ子であった。
その悲劇や罪の場面なのだろうが、どうにもそれ程悩んでいるように描かれてないし。

永作さんも藤原くんも良かっただけに、本当にもったいない。

それとこれは私の個人的な好みなのだが、中島さんの脚本、最近はおおよその時代は設定されているとはいえ、「架空の日本」が舞台になることが多いが、かつての時代背景もある程度定められている脚本の方が好きです。
「架空の時代」が舞台の作品が多くなったのはここ数年だと思うが、話を作り込む時間が無くなったのか、制約を受けたくないのか、理由がいち観客には判りませんが。
まぁ私が元々隆慶一郎の小説が好きというのも大きいのですが。

最近の中島さんの脚本だと、「ジャンヌ・ダルク」が本当に面白かった。

色々書きましたが、それでも好きなんですよ「シレンとラギ」。
一幕のさとみちゃんが藤原くんに迫る場面が、相当パワーアップしてたり、色々楽しかった。
やはり古田さんとじゅんさん2人の場面は、絶対ハズさない素晴らしい面白さ。(裸の女の相撲取りをもう一度…)

いのうえさんの演出の貪欲さが好き。
色々な舞台を連想させる場面があるのだが、ちゃんといのうえさん流に料理されているのが素晴らしい。

さて、そろそろ年末の五右衛門ロックは発表されるかな。

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