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六月大歌舞伎 夜の部『ヤマトタケル』感想その1

昨夜書いていた感想を、間違えて消去。大ショック…。
少しづつですが、再度書いていきます。

『ヤマトタケル』は大好きな芝居です。
構成・脚本・演出等、本当に素晴らしい。
スーパー歌舞伎という肩書が付いていますが、ジャンルなど関係無く、実に良く出来た上質な芝居だと思う。

今回は夜の部開演4時で、9時前に終演。
子役さんの規約はよく判らないのですが(出演9時まで?)、確か前回上演時にカーテンコールの帝と皇后に小姓が付かなくて、視覚的にも残念で。
終演が早いからか、今回復活しているのはとても良かった。

冒頭の幕、紗幕が上がっていき、廻り舞台で聖宮が現れると、ああ、はじまるーと思う。
四代目猿之助さんの小碓命、意外に登場があっさりだった気が。何故だ?

一幕の小碓命はやや大人しい感じ。
周囲の芝居が濃いからかな、とも思う。
よく考えたら、皆さん何度も演じている役ですものね。

一幕の猿之助さんは、何といっても熊襲の館での踊り女!
さすがに綺麗です。踊り女の赤い衣装が素敵。

タケルは二幕、三幕と赤を基調にした衣装が多いのだけど、四代目猿之助さん、赤がとても似合うのが嬉しい。
ただ大碓命の衣装は、モデルチェンジしても良い気が。
あの衣装、似合っていたのは段治郎くん(現・月乃助)だけだったと思う。スミマセン…。

熊襲の場面はいつ見ても楽しくてワクワクする。
絶対大和の民より、熊襲の民の方が、幸せそうだ。

久し振りの出演の坂東彌十郎さん。熊襲兄タケル、ノリノリでしたね。(山神は更にノリノリ)
何でも17年振りの出演とか。「ヤマトタケル」の舞台に、彌十郎さんがいるというだけで嬉しくなってしまう。

そして私が好きでたまらない猿弥さんの熊襲弟タケル。
問答無用で格好良いーーーーーーーーーーーーーー!
今回は猿之助さんを見るようにしていたのですが、次回は心置きなく猿弥さんを見るぞ。

「女では無い」から、立ち廻り、ラストまでの流れ、息もつかせぬ演出が凄い。
初めて見た時、ぶっ飛んだ屋台崩し。照明、綺麗。
今回「女では無い」の後、更に台詞があったと記憶してるが、ここは今まで通りシンプルな方が好きかな。

一幕のタケルは、早変わりに物語の進行、立ち廻りとやることが多くて、ホント大変。
熊襲の女→男への引き抜きは、この日はちょっとだけですが、スムーズでは無いように見えた。

逆に今回のヤマトタケルは、アクションより芝居の部分が断然良い。
伊勢で倭姫に身の不遇を嘆く場面、何よりタケルの死の場面は、素晴らしかった。

アクションでも焼津の火の場面は、猿之助さん・右近さん、2人とも動きが綺麗で見応え大有り。
右近さんのタケヒコ、旗振り上手すぎです。
かつての歌六さんのタケヒコ、格好良くて大好きでしたが、最後に演じた時はさすがに旗を振るのが辛そうでした。

富士山を背景にして、背中を向けてせり上がるタケルとタケヒコの登場も、良い演出です。
熊襲もですが、焼津も衣装の色の使い方が効果的で綺麗。
かつて「ヤマトタケル」のパンフレットに寄稿された、劇団☆新感線のいのうえひでのりさんの「(三代目)猿之助さんはビジュアリスト」という名言を思い出した。

今回、最初はタケルとタケヒコにやや距離感があるように感じられたのが、好きな点のひとつ。

ヤイレポの死ぬ間際に呪いのような台詞。もしかして初演当時の復活?
島田正吾さんが帝を演じた時の「ヤマトタケル」は見ているのだけど、さすがに記憶に残っていない。
大昔は走水の場面で、物の怪やヤイレポの霊が海の底から出て来た事は、ぼんやりと覚えているので、もしかしたら当時の台詞を復活させたのかなと推測。

走水、そういえば船の上にはヘタルベが揃い踏み…。

(続く)

昔観劇した記憶を織り交ぜた感想となっています。
なるべく筋書等を参考にしてますが、私の記憶に頼っている部分も多々ありますので、申し訳ありませんが間違った記述もあるかもしれません。
その点をご理解頂けるよう、お願い致します。

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コメント

花梨様
>右近さんのタケヒコ、旗振り上手すぎです。

ほんとほんと!!さすが板についてます!大興奮しました!!
「右近!」って叫びたくなりましたです♪
熊襲の皆さんもお元気そうでなによりです♪
「ヤマトタケル」に、魂を抜き取られてしまい、キョンシー状態で家路につきました。
その後、なんだか夢遊病者の様な毎日を送っています。

かしまし娘さま、こんばんは!

> 「ヤマトタケル」に、魂を抜き取られてしまい

同意です。私も何か魂も体力も舞台に吸い取られて、翌日ぼーっとしてました。

右近さんの旗振りアクション、ほんっっと上手いですよね。
亀ちゃん改め猿之助さんも動きが綺麗で、火の場面は見応え十分です。

早く再観劇したい…。

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