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サロメ

「サロメ」
新国立劇場 中劇場

原案・原作 オスカー・ワイルド
翻訳 平野啓一郎
演出 宮本亜門
出演 多部未華子・成河・麻実れい・奥田瑛二 他

2階席より観劇。
早々に2階席のチケットだった事を後悔。
今回非常に舞台装置が凝っていて、ヨカナーンが囚われている地下牢がメインステージの下に作られ、その床には一面の水。
舞台の奥はシルエットが映るようになっており、恐らく大広間がある。
更にメインステージの天井には大きな鏡があり、舞台の様子が映し出されている。

立体的で非常に美しい舞台美術なのだが、2階席からだと地下牢がやや見辛い。
成河さんのファンの方は、1階席をお勧めします。

メインステージの床は白。
兵は軍服のような黒っぽい衣装で、冒頭山口馬木也さん(凄く印象的でした)演じる若いシリア人が自ら命をたつと、床には赤い血だまり。
死体を片付けろという命で、彼の体は引き摺られていくのだが、体から流れる血が床に筋を作る。
まるでこれからの不吉な物語を暗示するように。

聖書の物語らに精通していればもっと深く理解が出来たのでしょうが、この時代の複雑さ、ユダヤ人、ナザレ人など入り乱れる人種等は、よく判りました。

兵の1人を谷田歩さんが演じてましたが、やはり身長があるので、舞台映えして非常に格好良かったです。髪型、モヒカンだった。
他にも入り乱れる色々な人種の人々、兵など、多くの出演者が舞台上にいましたが、これがとても物語上効果的。
唐突ですが「演劇的だな」と感じた。

サロメは妖艶ではなく、無垢な存在。
継父の自分に向ける視線を毛嫌いし、青年・ヨカナーンに惹かれていく。
多部未華子さん、舞台では初めて拝見しましたが、頑張ってましたし、惹きつけられました。
ただサメロは難役であり、頑張ってる止まりな部分もあり…。
それは演出・観客が求めているハードルがかなり高いという事で、白い衣装の多部さんの綺麗な姿はとても印象深かったです。

最後に舞台は一面の血の海に…。
サロメの白い衣装も赤く染まっていく。
ゾっとすると共に、同時に美しくもあり…。
舞台の上の鏡で見た光景が、また凄まじくて。

一番の不満はサロメの踊りかな。あれは無いわー。

新国立の舞台はチケット代が良心的なのも有り難い。
しょぼいセットに4、5人の出演者で、チケット代9000円とかだと、どうもお金を払う気がしない。
歌舞伎や新感線が1万超えるのは、それだけの価値があると思いますがね。

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