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チェーホフ短編集「賭け」

チェーホフ短編集「賭け」
華のん企画 あうるすぽっと

作 アントン・チェーホフ
翻訳 松下裕
脚本・演出 山崎清介

2010年度紀伊國屋演劇賞団体賞を受賞した作品の再演。
『賭け』という物語を軸に『物騒な客』『忘れた!!』『彼と彼女』『カメレオン』『魔女』の5つの短編小説が編みこまれている、とのこと。
この短編の組み込み方が、実に見事。
ただのオムニバスではなく、奇妙に捻じ曲がり、登場人物たちが『賭け』の物語と重なってくる。
この辺りの構成の上手さに脱帽。
特に『魔女』の部分が、一番自然に中軸と絡んでいて面白かった。

とはいえチェーホフ初心者の私には、なかなかハードルの高い舞台で、かなり集中力が必要でした。

「死刑と終身禁錮刑、どちらが人道的か」という問いをめぐって始まった賭け。銀行家が出した条件は、15年間の幽閉生活に耐えられれば一生遊んで暮らせるだけの大金をやろう、というものだった。それに乗った法律家は一体どうなるのか―。(公式HPより)

舞台上で明確な結論は出ていない。
男は15年という期限の、ほんの少し前に、自らの意思で出て行ってしまったから。

後ろの席に座っていた学生らしき集団が、終演後、物語の繋がりや結末を巡って、ああでもないこうでもないと語り合っていたけれど、自分が感じた結末が全て、それで良いと思う。

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