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映画『アンダーグラウンド』

映画『アンダーグラウンド』
渋谷 シアターN

珍しく映画の感想。
第二次世界大戦からユーゴ内戦まで、ユーゴスラヴィアの激動の歴史を描いている映画というと、かなり堅苦しいイメージだが、凄くさりげなくて、笑えて、哀しい。

一応旧ユーゴ圏に旅行もしたので、どうしても見たい映画だった。
結構館内は人が多い。さすがロングランになっているだけある。
3時間という長さにビビったが、全然飽きずに最後まで見た。

頭上では戦争がはじまって、終わって、またはじまって。
ひたすら武器を作り続けて、地上に出たら、そこには自分の知らない世界。
冒頭で幸せそうな普通の街だったベオグラードは、度重なる爆撃で粉々になっていく。

平和な日本という国に住んでいると、自分の国への感情が薄れていくが。
登場人物たちは、みな「国」を求めていて。
「国」は無くなり、人も死んでいく。

クロとマルコの皮肉すぎる結末。
長年自分や人々を騙していたマルコ。
再会した時は、自分が誰か知らずに出した、処刑命令が遂行された後。

ラストは海から上がった登場人物がパーティをしていて、それはユートピアのようで。
だけど陸地から切り離されて、不安定な島の上を漂うのだけど、彼らは気が付かず宴は続き…。
国というものの不安定さ、足元の不確かさなのかな。
非常に切なかった。

長い年月の物語なので、各役者さんの老けっぷりが見事。
それとクロ役の俳優さんが、吉田綱太郎さんにちょっと似てた…。

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