リンク

2017年7月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          
無料ブログはココログ

« 頑張った楽天 | トップページ | 世間が日本のゴールで沸く頃… »

奇ッ怪 其ノ弐

世田谷パブリックシアタープロデュース 現代能楽集VI
『奇ッ怪 其ノ弐』
構成・脚本・演出 前川知大

前回評判が良かったのに見なかったので、今回は意気込んで観劇。
非常に面白かった。
休憩なしだが、緊張感が全然途切れない。

とある死んだ村。
恐らく村人の心の拠り所であった神社。
その神社に帰ってきた息子。

神社はきっとこの世のあの世の、丁度境目の空間なのだろう。
死んだ事を認められない人の魂が漂い、時を止めている。
過去でありながら、生き生きとした未来を語る人達。
今は死んでしまった人達。

硫化水素のガスで死に絶えた村とのことだが、これは今の世相を反映した設定なのでしょう。
日本にはこの芝居のような、死んだ村が幾つも存在し、山内さん演じる息子のように、故郷を失った若者もたくさんいるのだ。

何でもない、毎年繰り返される、祭りの準備の幸福な景色。
その後に、一人神社に取り残される息子。
あのラストのの寂寥感は、鳥肌がたちました。

役者さんも皆さん上手いし、奥行きのある、歪んだ舞台装置も素敵。
お勧めの舞台です。

« 頑張った楽天 | トップページ | 世間が日本のゴールで沸く頃… »

芝居・一般」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/193925/41402643

この記事へのトラックバック一覧です: 奇ッ怪 其ノ弐:

« 頑張った楽天 | トップページ | 世間が日本のゴールで沸く頃… »