『レ・ミゼラブル』6月12日ソワレ
『レ・ミゼラブル』
2011年6月12日(土)帝国劇場
いよいよラストと思うとしんみりでした…。
初演も一回だけだけど、一応見てます。
バリケードのセットに驚き、その上ですくっと立つ、内田アンジョルラスが格好良かったのが印象的で。
この演出もこのセットも見納めだなんて、今だに信じられません。
何度も書いてますが、私は一幕の「The Beggars」の場面の導入部分が大好きで…。
バルジャンが小さなコゼットを抱き上げて、闇の中に消えていくシルエットと、地の底から湧き出したような乞食たちと、左右から登場するセット。パリ 十年後…。
マリウスとアンジョルラスが、この後出てくる事を思うと、胸が高まる。
ホントに全編通して凄い演出です。
別所さん、開幕当初はやや不調?と思っていましたが、公演途中からはそんなこともなく、この日は声もよく響いていて大満足!
バルジャンという男の苦労が伝わってくる。
それと爺さん演技が、更に進化していた気が…。マリウスにコゼットを頼む場面では、腰曲がりすぎて倒れるかと…。
2003年にはじめて見て、年齢確認して、「若いのに何故こんなに爺さんが上手いのだ!」とたまげた記憶が。
また別所さんのバルジャンが、見られると良いなぁ…。
久し振りの上原アンジョルラスが、(生意気な言い方ですが)全体的にレベルアップしてて驚いた。
歌はもちろん元々上手いのですが、芝居も体の使い方も、全然良くなっている。
上原さん目当てに、ロミオ&ジュリエット行こうかな…。
カーテンコールでは、別所さんを片手で制した玲奈ちゃんが、聖子ファンテーヌをお姫様抱っこ。
男前っぷりに感心しました。
素敵な時間に大感謝!また『レ・ミゼラブル』に会えることを信じてます。
ジャン・バルジャン 別所哲也
ジャベール 今拓哉
エポニーヌ 笹本玲奈
ファンテーヌ 新妻聖子
コゼット 中山エミリ
マリウス 山崎育三郎
テナルディエ 駒田一
テナルディエの妻 森公美子
アンジョルラス 上原理生
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