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シラノ・ド・ベルジュラック

『シラノ・ド・ベルジュラック』サンシャイン劇場

作 エドモン・ロスタン
演出 栗田芳宏
音楽 宮川彬良
企画・台本 笹部博司

出演 市川右近 安寿ミラ
深沢敦 小林十市 駒田一 栗田芳宏 石橋正次
バイオリン 氏川恵美子、アコーディオン 大田智美

今月一番楽しみにしていた芝居。
りゅーとぴあ能楽堂シェイクスピアシリーズ以来、大好きな栗田さんの演出。
前回みて大絶賛だった、右近さんのシラノ。
やはり期待通り。現時点で今年のベスト1。(まだ2月ですが)

円形の時より判りやすくなってた印象。
右近さんのシラノが、益々深みを増していて良かった。

こういう素晴らしいシラノを見ると、ミュージカル版のシラノがいかに駄目だったのかが、よく判る。
右近さん、もちろん歌舞伎役者ではあるけれど、私的には過去演じられた役の中で、このシラノが一番好きかも。

シラノは複雑な男だ。容貌には確かにコンプレックスを持っているが、自分の腕や知性には嫌味なくらい、絶対的な自信を持っている。
敵対者が多いのも、出世と縁遠いのもよく判る。
そのシラノの複雑さが、再演ということもあり、より伝わってくる。

そして何といってもあの手紙の読み方…!
本当に歌うように、ロクサーヌへの言葉を語ってくれる。
一幕でクリスチャンの変わりに、ロクサーヌへ語りかける場面で、すでに泣いてしまった。
ラストを思い出して。本当に心に染みる。

久し振りに見た栗田さんの演出も、冴えまくり。
二幕のロクサーヌとクリスチャン→シラノとクリスチャン→シラノとロクサーヌの場面は絶品。
もちろんラストも。ヤバいくらい泣いてしまった。
クスリとさせる笑いも楽しい。
もっと栗田さんの演出作品、東京で上演してくれないかなぁ…。

音楽の使い方も好き。
今回の演出で「Song & Dance ハムレット」思い出す場面もあったので、こちらもまた見たくなった。

前回は青山円形劇場。
円形の空間の使い方が大好きだったので、次があるとしたら、出来ればまた円形で見たい。
自分の後ろでアコーディオン弾いてくれたり、横に役者さんが立ってたり、円形劇場は単純に楽しいので。

唯一残念なのはクリスチャン。
ファンの方には申し訳ないけど、前回の桂憲一さんの方が私は好きでした。

初演の公演情報→メジャーリグHP(お稽古動画有)
前回のキャストは下記の通り。

恋と冒険に生きる道化師、シラノ 市川右近
辛辣な舌で男を翻弄する美女、ロクサアヌ 安寿ミラ
嫌味で気障なド・ギッシュ伯爵から浮気女まで、 加納幸和
シラノの親友から侍女まで、 坂部文昭
酔っ払いの詩人から腕白坊主まで、 たかお鷹
二枚目クリスチャンからミーハー娘まで、 桂憲一
寝取られ男から修道女まで、 市川猿弥

演奏
アコーディオン 大田智美
バイオリン 廣川抄子

余談。
栗田さんの演出を初めて見たのは、「マクベス」06ですが、その少し前に偶然「冬物語」のちらしを手にしていて、確か文字だけの素っ気ないちらしだったと記憶しているのですが、「冬物語」を見た事が無いのもあり、何となく魅かれていた。
2005年9月で、丁度公演日が旅行か観劇遠征とまるまる重なっており、観劇をスルーしてしまった。
その後「マクベス」06でドハマリし、過去の上演記録を見て、「ぎゃー!何で観劇スルーしたんだ、過去の自分」となった。
今、思い出しても、目茶目茶口惜しい。

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