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ろくでなし啄木

『ろくでなし啄木』
東京芸術劇場中ホール

作・演出 三谷幸喜
藤原竜也 中村勘太郎 吹石一恵

今年は観劇したらすぐ感想を書く!と思っていましたが、またまた間があいてしまった。

石川一(後の啄木)、その愛人トミ、友人テツの3人の奇妙な関係。
温泉宿でのある夜の出来事。三者三様の視点から見ると、話は微妙に食い違い…。

会話や芝居の構成が絶妙。芥川龍之介の『藪の中』を連想。
最近の三谷さんの作品だと、「コンフィダント・絆」が群を抜いて素晴らしいのだが、それにはさすがに及ばず。
でも十分楽しめました。

何といっても、テツを演じた勘太郎くんが圧巻。
テンポよく繰り出される台詞と、豊富な運動量。歌舞伎役者の凄みを存分に見せ付ける。
一に虐げられも、彼の才能を信じ、援助し、金を与える。
テツより優位に立っているように見える一だが、テツへの言いようもない焦燥。

この2人の捻じ曲げられた関係。
もっともっと深く掘り下げて欲しいくらいだ。

初舞台の吹石さん、好演です。
当初ちょっと声が細いかなとも思ったが、舞台が進むにつれて気にならなくなった。
(この日名前を言い間違えたような気が…)

それと吹石さんは和装が実に似合う。
日本髪も似合うし、啄木死後の場面は、高畠華宵の絵のような佇まい。

お父さんの現役時代を、見ている身としては、何となく応援してしまうのだ。
(しかも10.19戦士だし)

充実した芝居でした。
カーテンコールでは、勘太郎くんへの拍手が一番多いように思えた。
久し振りに「新選組!」のDVDが見たくなった。

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