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扉座『新浄瑠璃 朝右衛門』

扉座『新浄瑠璃 朝右衛門』

作・演出:横内謙介
原作・小池一夫/作画・小島剛夕『首斬り朝』

観劇から一週間たってしまった…。
やはり記憶が薄くなっている。反省。
非常に面白くて、ワクワクさせられる芝居でした。

首切り役人、朝右衛門と、彼に関わった人間。

原作は未読だが、筋からいって映像化は難しそうだ。
首切りという、残虐な描写がある以上。
なので舞台化には非常に相応しい題材といえる。

何といっても脚本が良い。横内さん、やはり素晴らしい。
「罪を犯す」「罪を許す」心に迫るテーマだ。

おのぶの物語が切ない。
自分を地獄に突き落とした男への復讐が果たせて、それで残ったものは?
そういう筋と判っていても、あのまま朝右衛門の屋敷で下女として、小さな居場所を大切にして欲しかったと思ってしまう。

終盤の祭囃子は、夏祭りを何となく連想。
冒頭の演出は、吉原御免状を少しだけ連想。

短期間の上演がもったいない、良い芝居だった。

野田歌舞伎が有りなら、この『朝右衛門』の物語も、十分歌舞伎役者さんのよって、歌舞伎として上演出来ると思う。
横内さん、『新・水滸伝』では無く、こっちを澤瀉屋で上演して欲しかったです。

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