リンク

2017年9月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
無料ブログはココログ

« こども店長、ガブローシュに | トップページ | 相棒@魚民 »

『ジャンヌ・ダルク』再観劇の感想

舞台『ジャンヌ・ダルク』
赤坂ACTシアターステージサイド席から

舞台に何を求めるかは人それぞれ。
私が今回の『ジャンヌ・ダルク』に、とても好意的なのは、舞台が豪華であること。
不況の影響なのか、最近はチケット代1万円オーバーで、貧乏くさい舞台が多い。
舞台そのものの質が良くても、出演者の人数、セット等考えると、どうも納得いかない。
結果的に舞台そのものの良さまでが、自分の中で下がってしまう。

小さい劇場で密度の濃い芝居を見るのは大好き。
でもせっかく大きな劇場へ行くなら、その劇場ならではの舞台が見たい。
もう少し小さいハコの方が、この芝居面白いのに、と思う事も多い。

『ジャンヌ・ダルク』は、舞台セットは簡素ながら、吊り橋のように上がったり下がったりで、そこに大人数の出演者が現れる訳だから、とにかく迫力があって圧倒される。
凄く豪華な舞台であると思う。

まずは真面目に語ってみたが、女性の視点から見て、男優さん達が個性的で格好良くて、萌えられるというのも大きかったりする(笑)
特に傭兵ケヴィンはお気に入りだ。

ステージサイド席から見て、舞台上見えない部分もあった。
だがその分台詞を一生懸命聞くことが出来た。
堀北ジャンヌ、声と台詞に凄く説得力がある。
ジャンヌが鼓舞すれば、兵に勢いがつくというのに、大変納得。

それと長丁場の舞台、八百屋舞台を走り回り、叫ぶ台詞も多いと、初舞台の堀北さんにとって、かなり過酷な要素が揃ってる。
にも関わらず、声が劣ろえない。

当たり前のことだけど、あの叫ぶ台詞の多さを考えると、本当に頑張っていると思う。
近くで見ると、旗振りも頑張ってる。
しかも旗、結構大きさがあるのに、綺麗にたなびいている。

凛とした佇まいも綺麗。
堀北真希さん、素敵だ!
公式HPの舞台写真も格好良い。

伊藤英明さん、表情の良さに気が付く。
2幕はシャルルに泣かされた。
熱演すぎて、ジャンヌを何故助けなかったと、傭兵ケヴィンを責める場面で、石黒さん派手に吹っ飛んで衣装がズレた。

近くて見るといえば、幻影の少年。美しい子だ…。
衣装が遠目だと判らなかったが、百合の紋章がちゃんと入っているのね。
(『SHIROH』のリオみたいな位置付けだが)

彼の存在の意味とか、シャルルとジャンヌが実は××だったとか、アランソン公が案外あっさりジャンヌ支持に回ったとか、クルパンにもう一工夫とか、突っ込み所も多少はある。
だけどそんなことどうでも良いくらい、舞台に勢いがあるのだ。
私は破綻無く纏まった舞台よりも、荒くても勢いのある舞台が好き。

勢いといえば、オルレアンの戦い。
この場面の為にステージサイド席を選択したと言っても良い。
いやもう凄い凄い。
少し前の場面から、アンサンブルさんがさりげなく階段を何か所かセット。
そして、戦いがはじまったら、走る走る走る。
客席の通路走って舞台へ。舞台から舞台下へ走って、恐らく裏を走って、また客席後ろに登場しているようだ。
そこからまた走る。100mダッシュを何本しているのだ、彼らは。

あのド迫力の戦闘シーンは、彼ら1人1人の頑張りによるものだ。
本当にお疲れ様。怪我しないでと思わずにいられない。

こんな凄まじい演出を考えた、白井さんに大拍手だ。

かずきさんの脚本については、新感線ファンの友人と「ここ最近で一番良かった」と意見が一致。(新感線で書いてくれ)
音楽の素晴らしさも書き忘れてはいけない。サントラ、売切れになるだけある。
ベテランの役者さんも、若い役者さんも、それぞれ良かったし、本当に満足な芝居でした。

再演希望。
ただ再演あるとしても、スケジュール的に同じキャストというには、難しいだろうな…。
2年たてば、役者さんもそれぞれ年を取るし。
やはり舞台はナマモノです。

« こども店長、ガブローシュに | トップページ | 相棒@魚民 »

芝居・一般」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/193925/38155739

この記事へのトラックバック一覧です: 『ジャンヌ・ダルク』再観劇の感想:

« こども店長、ガブローシュに | トップページ | 相棒@魚民 »