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ザ・キャラクター

野田地図公演『ザ・キャラクター』

作・演出・出演 野田秀樹
出演 宮沢りえ 古田新太 田中哲司  チョウソンハ 橋爪功 ほか

この芝居に関しては、翌日見た「ロックンロール」が余りにも酷かったので、相対評価で上がってしまった。

オウム真理教の起こした地下鉄サリン事件がモチーフの舞台。
こんなタブーなテーマを取り上げることが、まず凄い。
私の世代だと、すでに社会人になっていて、リアルすぎる題材でもあるのだけど、もっと下の世代に見せたいという意図が少しでもあるのなら、意義のあるテーマだと思う。

タブーなのか何なのか、宗教問題は今はテレビでも全然取り上げない。
良い悪いは別にして、昔はもっとマスコミが取り上げてたと思うのだけど。

それにしてもこの舞台、よくぞ無事に千秋楽まで上演されたと思う。
古田さんとか、演じている役が役だけに、本気で身の危険とか無かったのだろうか。

今の日本のマスコミは、おかしいからなぁ…。(キム・ヨナへの異常なまでの持ち上げとか)

生々しすぎる題材とも言われていたが、自分は余りそういう感覚では無かった。
絵空事のような世界を見ている気がした。
『ザ・ダイバー』の方が、芝居とは思えない恐怖や、リアルな気持ちの悪さがあった。

あの事件が起こった時は、もう社会人だったので、会社で営業に出た人が巻き込まれていないか大騒ぎだったし、会社の目の前の道路を、ずっと救急車や消防車が走ってた。
一日中サイレンの音が鳴り響くのを聞いていたのを、今でもよく覚えている。本当に異常な日だった。

身近な事件の筈なのに、不思議とリアルさを感じない。
何故かを観劇後にずっと考えていたが、答えは出ないままだった。

仲間殺し別の事件(連合赤軍リンチ事件)を連想した。
むしろ笑い飛ばすマスコミの造詣が、気持ちが悪かった。

マドロミのキャラクターが、いまひとつ明確では無いのが、後半部分の焦点があやふやな原因かも。

文字の使い方などは、さすがだし、舞台美術は昨今NO.1では無いかという素晴らしさ。
色々書きましたが、見所は多いし、色々と考えされられる芝居でした。

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