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必死剣 鳥刺し

水曜が休みだったので、映画でも見るかと思い立つ。
当初松さんの『告白』の予定だったが、映画館のHPを見たら、『必死剣 鳥刺し』の公開終了近いのでこちらに変更。
『十三人の刺客』のちらしを貰い、『最後の忠臣蔵』と『桜田門外の変』の予告を見て、本編へ。時代劇な一日。
(『最後の忠臣蔵』は上川&香川のNHK版が凄く好きでした)

映画館で見るべき映画でした。
映像がとにかく美しい。日本の当たり前の日常が、実に綺麗。
それだけに最後の立ち回りの凄惨さが生きる。

そして所作が見惚れるほど美しい。
襖をあける、部屋に入る、刀を受け取る…。
衣擦れの音も印象的だった。

物語前半は淡々と進んでいく。
愛妾殺しの罪で、閉門を命じられる兼見と、その世話をする里尾の日常。
素朴だけど、その日常の風景に惹かれる。
(一方愛妾の打ち掛けは、これでもかというくらい豪華絢爛)

ただ脚本にはやや突っ込み所有り。
愛妾刺殺の直接的な動機が見えないことと、藩主の従弟である隼人正との対立が、何時の間にか抜き差しならぬ状態になっていたのかも見えないこと。
(隼人正の方が、良い藩主になりそうだ)
それでも兼見と里尾の2人の、心の動きや切なさは、とても丁重。

兼見は本来なら死罪となってもおかしいくない程の大罪を犯したのに、死を免れる。
何のための策略と思ったが、待っていたのは残酷な結末。

最後の立ち廻りは、凄惨かつ大迫力で、見応え十分。
満足なレディースディでした。

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コメント

私も必殺剣鳥刺しをみてきました。確かに妾殺しの動機がわからなかった。原作の本を買って読もうかと思っています。

特子さん、こんばんは。
コメントありがとうございます。

愛妾殺しについては、たくさんエピソードは散りばめられているけれど、いずれも火薬を詰めているだけで、肝心の導火線に火をつけるような、決定的な出来事が無く…。
妻を亡くして、生への執着が無くなったのかな、と脳内保管していました。

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