つかこうへい氏死去
病状が思わしくないことはニュースにもなっていたが…。
こうも早く訃報を聞くとは。
新聞に「つか以前」「つか以後」という言葉があった。
私はまさに「つか以後」というか、直後の世代です。
演劇に興味を持ちはじめた頃、劇団『つかこうへい事務所』は解散した。
同級生のお姉さんが演劇おたくの大学生で、解散公演も見に行っていたので、色々話を聞いたりした。
当時はまさに伝説。
伝説中の伝説でした。
当時読んだ「蒲田行進曲」の舞台裏のような本が、面白くて面白くて。
舞台というのは、こうやって創るのかと、思ったものです。
残念ながら、もうタイトルすら覚えていない。
舞台版を見たことのある人の話を聞き、ああ何でもう少し早く生まれてなかったのかと。
演劇ファンなはありがちな後悔。
見たかったなぁ、根岸季衣さんの小夏。
ちなみに当時やはり残念だったのは、鹿賀さんと滝田さんがすでに四季を対談していたこと。
見たかったよ…お2人のジーザスやカッコー…。
だが時は流れ、すっかりつかさんの芝居とも疎遠に…。
いつか見られるだろうというのは、演劇ファンにとっては禁物ですね。
つかさんが演出に関わっている舞台を、せめて90年代にちゃんと見れば良かった。
多分その頃に見ると、今と感じ方が全然違う気がする。
演出の岡村さんが無茶苦茶苦手なので、この人が関わっていると見に行かれないのだよ…。
ご冥福をお祈りします。
舞台演劇ファンとしては、観劇をサボっている場合では無いと、改めて思う次第です。
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