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BLUE/ORANGE

『BLUE/ORANGE』
2010年5月2日(日)八幡山・ワーサルシアター

演出 千葉哲也
企画 中嶋しゅう
出演 中嶋しゅう、チョウ・ソンハ、千葉哲也

4月中に当日券で観劇しようと思ったら、予定の前日に花屋の帰りに自転車で転げるアクシデント。
電話予約で何とか千秋楽に観劇出来ました。CATチケットBOXさん、ありがとうございます。

小さな劇場で、千秋楽ということもあり、客席は満員。
見たことのある方の顔が、かなり多い。
こういう客層だと、やや居心地の悪さを感じる一般客です。

ストーリー
ロンドンにあるNHS(英国国民健康保険)精神病院での、ある二十四時間。
一人の精神病患者と二人の医師が織り成す会話劇。彼らの眼に見えてくるものとは・・・
人種、狂気とダーウィンの権力闘争の扇動的な物語。

約2時間半、出演者3人による台詞の応酬。
飽きるかと思ったら、全然そんなことは無く、ぐいぐい物語に引き込まれる。

昨年上演された、やはり中嶋しゅうさんが出演していた『兵器のある風景』も、少ない出演者による台詞劇でしたが、劇場の構造の違いもあるのか、どうにも台詞が届いて来なかった。
今回は対面式の客席。ほとんど舞台セットも無いが、会話劇にはこの形態が合っているのかも。

チョウ・ソンハさんが退院を目の前にしている患者。
担当医(千葉さん)は総合失調症の可能性があるので、更なる入院を主張。
しかし上司の医師(中嶋しゅうさん)は、退院を強固に主張。

正常と異常のまさに境界線にいる患者。
医師はその患者のことを、誠心誠意思っているように見せて、だが病院の事情、権力、己の地位に振り回される。

翻訳が良い。患者が繰り返し言う「俺の言っている意味判る?」
でも意味が通っているのか、通っていないのか…。それだけで患者が境のどちら側なのか、不安を煽る。
上司の振りかざす権威に、翻弄される千葉さんの演技がまた圧巻。

非常に見応えのある芝居でした。

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