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かげぜん

dashプロデュース『かげぜん』
あうるすぽっと

作・演出:増沢望
音楽:奥田祐
出演:中村亀鶴、喜多道枝、佐藤寛子、
伴美奈子(扉座)、水内清光、藤森麻由、
斉藤佑介、上杉輝、榎木薗郁也、黒川淳、
増沢望、八十田勇一

少し古い時代の日本の話が好き。
早速あうるすぽっとへ。あうるすぽっとは客席のどこに座っても見易い、良い劇場です。

戦時下で生きる若き結婚詐欺師。
次の獲物は、財産家で盲目の老女。
死んだ老女の孫になりすまし、家に入り込むが…。

まず中村亀鶴さんの発生の美しさ、聞き取りやすさに驚いた。
改めて歌舞伎役者の基礎能力の高さを思い知った。

筋がとても良かった。人物描写がしっかりしている。
途中で老女・みつがわざと物を壊して孫を呼ぶのも、薄々孫が偽者と気が付いているのも、自然に見ていて感じられる。
詐欺師の神代が、そんなみつとの生活に、次第に慣れきってしまうのもよく判る。(割烹着で家事しているのには笑った)
そしてその安穏としつつある生活を脅かす、特高警察・宮下の存在。

ただ残念なことに全体的に長い。特に一幕がやや冗長。
二幕は疾走感があって、ラストまであっという間。
ハッピーエンドは大歓迎だけど、ラストシーンもちょっとしつこかった。
これは私の好みだが、あっさり終わる方が好き。

そんなことを言いつつ、二幕はかなり涙ぼろぼろでした。

許婚のみつと、かつて神代が騙した時枝の二役の佐藤寛子さんが非常に良かった。
みつは元気で時枝は儚い。同じ役者が演じているとは思えない程だ。

病み上がり最初の観劇は、非常に楽しかったです。

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