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女信長

『女信長』
青山劇場 一階後方

原作 佐藤賢一 「女信長」(毎日新聞社刊)
構成・演出 岡村 俊一

出演 黒木メイサ、中川晃教、河合龍之介
山崎銀之丞、有森也実、石田純一 他

余り期待しないで行ったら、結構おもしろかったです。もう一回見たいくらい。
とはいえ脚本は酷い。メイサ、アッキー、銀之丞さんが良かったので持っている芝居。
自分は信長辺りの史実には思い入れ無いから良いけど、好きな人は「そりゃないよ」の連続だろうなぁ。幾らなんでもお市の方の描き方とか酷くないですか?
史実がベースなら、「そう解釈したか!」みたいな驚きがあると嬉しいのだが、その手の楽しみは得られません。

メイサさん、良いね。綺麗だし、格好良いし、魅力的。
それだけに脚本の稚拙さが残念。やたら女を武器にしたり(なら男装している意味ないじゃない)、二幕では「女としての幸せ」だのしつこく言い出して、見ててウザい。
その他女性には不快な表現が多い芝居。原作もそのままらしいが、日本の演劇の観客層が圧倒的に女性が多いことを考えると、商業演劇としては(女性客を不愉快にさせるという点で)駄目ではなかろうか。若いイケメン揃えているから、それで満足しとけということか?
メイサさんの役としては、4月の「赤い城、黒い砂」の方が全然良かったです。
「赤い城、黒い砂」比較するには、脚本・芝居のレベルが違いすぎますが。(まぁ、「赤い城、黒い砂」もちょっとモニョる部分はあったけど。でもメチャメチャ面白かったですよ。)

難しいですね。「赤い城、黒い砂」では馬淵英俚可さん演じたカイナが、女の嫌らしさ全開のキャラクターでしたが、全然不快では無かったし。
「××は実は女だった」というと、「新・三国志」を思い出すが、実は女性の劉備の行動は一貫してて、気持ちよかったなぁ。
オスカル様と共通する女性ウケする男装の麗人。
今回は女の自分と男の自分が破綻していく→破滅に向かうという構図はおもしろいが、消化しきれていない印象。

銀之丞さんはさすが。
予想外に良かったのはアッキー。二幕で展開がウザくなったが、アッキーの光秀で救われた。凄く一直線な感情に打たれる。

あ、やはりこの芝居って、ベルバラの逆を行こうとして失敗したのかな?
光秀はアンドレポジションですよね。
あのビジュアルはどういう意図が。トートみたい。

「SAMURAI7」の時もだが、脇の役者陣がいまひとつ。全員叫んでばかりで、見ていて疲れます。

アレ?面白かったと言っていたのに、何故こんな感想?楽しかったのになぁ。
結局岡村演出が、私の好みでは無いのでしょう。
誤解されそうなので改めて書きますが、別に芝居は女性ウケしなくても全然良いのですよ。主義主張を貫いてください。
ただ「商業演劇」という括りで上演するなら、そこは考えないとヒットはしないと思います。

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