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広い世界のほとりに

TPT69『広い世界のほとりに』
2008年11月3日(月)14:00
ベニサン・ピット

作 サイモン・スティーヴンズ 演出 千葉哲也
出演 安奈淳 真那胡敬二 山崎雄介 小林夏子 奥山滋樹 小谷真一 植野葉子 岸田研二 大沼百合子 千葉哲也

家族の崩壊と再生の物語

とても良かったです。今週いっぱいなので、迷っている人は見に行った方が絶対良いです。
2006年ローレンス・オリヴィエ賞ベストニュープレイ章を取った作品だそう。
とても納得。とにかく脚本が良い。ここのところストレートプレイを立て続けに見ているが、一番内容にひきつられた作品だった。
海外の戯曲ですが、日本のどこの家庭でも起こりえるストーリー。

 

劇場に入ると、まずは舞台美術に目を惹かれます。
パイプを組み立てた、高さのあるセットが、ベニサンにマッチしている。あの劇場、ならではの空間。
アフタートークで、舞台美術の話になり、脚本には元々何も無い空間でと指定されているそうだが、それではお昼のホームドラマになってしまうとのことでしたが、目まぐるしく変わる場面展開の中、登場人物の人間関係が、本当に丁重に描かれている。

登場する家族は三世代。
祖父・祖母。父・母。息子二人。そこに長男のGFが絡む。
幸せな平凡な家庭。平凡な日常とささやかな事件。少しづづずれていく歯車。
唐突に平安な日が変わってしまう事件。

普通にただ生きることって、実はとても難しいんだよな。
出てくる登場人物は、みなお互いを大事にしようとしているのに。

静かに心に染みていく芝居だった。何度も言うが、本当に本当に良かった。

個人的にはジョンのキャラクターがツボでした。
こういう優しさと卑怯な部分が同居する男に、女はよろめくのよね。

千葉さん、役者としても凄いけど、演出家としても素晴らしいです。

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